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Digeonの創業ストーリー

はじめに

 DigeonはAI開発と業務Webシステムの提供を中心に、神戸で受託開発事業を行っております。Digeonが創業まで至った経緯を紹介させて頂こうと思います。


エンジニアへの道

 Digeonは代表の山﨑がエンジニアになるところから始まります。プログラミングとは大学進学後に書籍を読んだり、授業で軽く触れることで出会います。大学4回生で所属した研究室で、C++やPythonを学び、Deep Learningの研究を始めたところから一気にプログラミングにのめり込みました。日本は慢性的にエンジニア不足で、エンジニア職はそれなりの給与を望めます。プログラミングは楽しく、かつ、高給を得られる魅力的な職業であると感じ、山﨑はエンジニアの道へ進みました。

AI開発とシステム開発

 山﨑は修士課程へ進学します。研究室で学んだDeep Learningの技術を活かし、M1のときに、大阪のAI開発会社で長期インターンに、その他夏休みや春休みに別のIT会社でもインターンに参加します。インターンにおいて、AI開発だけでなく、要件定義からユーザーが使うためのシステム開発の技術を学び、この経験を通じ、ユーザーに付加価値を提供するためには、機械学習のサービスを提供するだけでは足らず、ユーザーが使いやすいシステムについても考える必要があると知りました。最先端のAI技術を使用した開発から、ユーザーが使いやすい形を提供するまで、一貫して行える人材になりたいと考えます。



フリーランスのエンジニアとして独立

 山﨑がM2のときインターン先である大阪のAI開発会社の社長から「自分でビジネスすることに興味はないか?」と問われます。今までの経験から、AI開発とシステムの提供まで一貫して行える能力が、既に自分には備わっていると山﨑は考えていました。問いかけをしてくれたAI開発会社の社長からの協力も望めるため、「これはチャンスだ」と思い飛びつきました。その日のうちに、現Digeon取締役の松尾と、現Digeonエンジニアの平田に協力を求めます。松尾とは小中学校の幼馴染であり、大学時代にアルバイト以外の方法で生計を立てていたところにビジネス的な強みを感じていました。平田とは大学の同級生であり、既に別のネット広告会社でエンジニアとして就職していたため、確かな技術力を有していました。

 翌週には松尾とともに、神戸市の六甲道に事務所を借り、受託開発事業を開業しました。


株式会社Digeonの設立

 元々山﨑は、個人事業主として事業を継続するつもりはなく、大きな挑戦を行えるように法人化を目指しておりました。山﨑がM2の途中で大学院を辞めたこと、受託開発事業の売上が好調となったこと等のタイミングが重なり、2020年10月28日に株式会社Digeonとして法人化します。Digeonは「digital」とネット以前の情報通信手段である伝書鳩から「pigeon」を掛け合わせ、松尾が命名しました。



神戸という創業地

 神戸を創業の場所に選んだきっかけは、山﨑が創業時点で神戸大学に在学をしていたことです。山﨑は神戸大学で元々プログラミングサークルを主催しており、学生の育成からアルバイトへの採用までが行いやすいという地の利もありました。IT人材の育成と雇用機会の創出という社会貢献から、ビジネスでの付加価値提供までの絵を描けたことが、神戸という地を選んだひとつの理由です。

 著名なAI開発会社は関東に多く、関西には少ないという状況です。特に神戸となるとAI開発会社はほとんどありません。競合が少ないこのタイミングはチャンスです。神戸で一定のポジションを築き、必要なネットワークを確保し、再現性の高いアプローチを学んだ上で次の勝負に出るべきだと考えております。



今のDigeon

 創業地の六甲道を離れ、現在は神戸の中心地である三宮にオフィスを構えております。従業員採用について、ベンチャー企業特有のリファラル採用の期間が長く続いておりましたが、2023年において、リファラル以外での登用第1号社員が誕生しました。これからも技術、組織を強化し事業拡大を続け、まずは神戸No.1のAI開発会社を目指します。


ソフトウェアエンジニア
最先端のAI技術を提供するWebアプリケーションエンジニアを募集! 
株式会社Digeonは基幹システム(Webアプリケーション)のスクラッチ開発、AIアルゴリズムの開発により顧客の付加価値に貢献する、神戸のベンチャー企業です。 Digeon(ディジョン)が目指すのは、単に最先端技術を用いたAI開発だけでなく、ユーザー利用を浸透させることで課題解決を行うことです。 その結果、公共の利益とその対価としての事業利益の獲得を両立することで、顧客と自社だけではなく、人工知能が実装されて煩雑な課題が解決された「よりよい世界」を実現することをMISSIONにしています。 MISSIONについて詳しくはこちら https://digeon.notion.site/Digeon-3a25bdc37a274d5caeb800ec9937c606 【AIソリューション事業】 顧客の課題解決のため、最適なアルゴリズムを実装し提供しています。 AIを活用した事業価値の向上を、企画から実装・運用までサポート致します。 社内研究開発チームで最先端AI技術のキャッチアップとAIモジュール構築に注力し、蓄積したアルゴリズムを組み合わせることで最先端のアルゴリズムによる付加価値を迅速に提供します。最近では、ChatGPT活用支援を絡めた自然言語処理案件が急増しています。 (実績抜粋) ・消費財グローバルメーカーのビッグデータ分析 ・観光業における来場者数予測アルゴリズム開発 ・皮膚疾患の診断補助のための画像認識AI 【DXソリューション事業】 基幹システムや業務システム(Webアプリケーション)の開発・提供をしています。弊社の技術特徴は、モダンな技術を活用しつつも流行に惑わされることなく顧客が長期間使う基幹システムとして寿命の長い技術を選定していることです。顧客にとって真に価値のあるシステムを提供しています。 (実績抜粋) ・大手船舶企業の運行管理会社の与実管理システム ・製造業向け類似図面検索システム 開発実績についてはこちら https://digeon.co/works 【エンジニアリングの取り組み】 ・社内Wiki ⾮同期コミュニケーション及び知的資産の蓄積のため、ドキュメンテーションに注⼒しており、開発チームのあらゆる情報を社内wikiに記載されております。 ・コード資産のテンプレート化 テンプレートには、基本的なプロジェクト構成、コーディング規約、ドキュメントなどが含まれ、開発プロセスの効率化および品質向上、コードの一貫性確保とメンテナンス性の向上、社内知識の共有を実現します。 ・デザインシステム Figmaを用いて、業務システムに求められるUI/UXを社内で標準化しています。業界水準として求められる機能やこれまでの実績で得たノウハウを元に作成しています。 プロジェクトをまたいだUIコンポーネントの共有、プロトタイピング、フィードバック収集が容易になり、システム開発サイクルの速度と品質を向上させます。 【事業の展望】 数年後、日本国内で多数の実績と信頼を持つAI企業の代表格として名前が挙がるようになることを目指しています。 また同時に、海外へ向けてAIソリューションを提供する動きを本格化しています。国内に限らず、世界に向けて最先端技術を通した付加価値を提供するために事業を拡大しています。
株式会社Digeon



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