ゼロからイチをつくる力で、映像会社を立ち上げた。
(聞き手:広報室・根鈴)
デジタルハリウッドでスクール運営を経験されたあと映像会社asura株式会社(http://www.asura.cc/)を立ち上げた佐藤さん、今日はありがとうございます。まずは、入社のきっかけから教えてください。
(話し手:asura・佐藤氏)
もともとは、デジハリの受講生だったんです。デジタルハリウッド横浜校の「Mac総Proコース」を受けていました。その前は、インテリアデザインの方面に進みたくて、建築の勉強をしていました。アナログで図面を書くスキルはあったのですが、デジタル分野のスキルはなかったので、それを習得するために、1998年に入学しました。卒業に近づいた頃、 ちょうどデジハリ横浜校でスタッフの募集があって、当時のアシスタントスタッフの方からの推薦もあり、スタッフとして働くことになりました。
(桂) 受講生からスタッフになったパターンですね。デジハリで働いてみようと思ったきっかけは何だったのでしょう?
(佐藤) 私の通っていたときのデジタルハリウッドは、とにかく活気があって、ものづくりに対して熱のある学校でした。とくに先生方は熱量のインパクトはすごかったです。そういう、ものづくりに熱のある先生や学生さんのいる環境が好きだったので働くことを決めました。
(桂) もともとクリエイティブな分野で学んで来られたので、スムーズに職場環境としてもイメージできたんでしょうね。スタッフとしてはどのような経験をつまれたのでしょうか?
(佐藤) えーと…。かなりいろいろな経験をさせてもらいました(笑)初めは受講していた横浜校でスクール運営の業務を、そしてそのあとはエクステンションスクールの立ち上げを。
(桂) エクステンションスクール、夜の時間を活用した受講生向けの講座ですね。確かヨガのコースありましたね?
(佐藤) そうヨガの(笑)そしてそのあと専門スクール秋葉原校の立ち上げサポート、池袋校の立ち上げ、そしてスクール東京本校でも運営経験をしました。
(桂) 立ち上げまくりですね。そして色々な場所をまわりましたね。
(佐藤) はい…まわりました。新規立ち上げについては、本当にいろいろ経験させてもらいました。 苦労もありましたが、ゼロからイチをつくることは昔から好きだったので、やりがいがありました。今の仕事にも、この時のことが本当に役立っています!
(桂) 今のお仕事、佐藤さん今はasura株式会社の取締役をされていますね。そして立ち上げメンバーと伺っていますが、どういう想いで会社を設立されたのでしょうか?
▲佐藤さんが勤務する映像会社asura社内の様子です。
(佐藤) フリーランスとして映像の仕事を受け始めたら、ありがたいことに仕事を提供いただく機会が増えてきて。私はどこかの会社に所属して働くよりも、自分がメインだって面白いものを世の中に出していくことに想いがあると気がつきました。それで今の社長といっしょにアシュラを創業したんです。
(桂) 素敵ですね。佐藤さんはやはりゼロからイチをつくるのが好きなのですね。
(佐藤) うん、たぶんデジタルハリウッドで初めに働くことを決めたのも、ゼロからイチを生み出す人、生み出している人がいる環境だったからもしれないです。そしてスタッフとして働いてみても、色々な立ち上げごとをやらせてもらったし。
(桂) うんうん、デジタルハリウッド大学は経済産業省発表の大学発ベンチャー創出数でも私大ランクでは全国2位だったりするので、たしかにゼロからイチを作る人が景色として存在する職場なのかもしれませんね。佐藤さんは今の仕事でもゼロからイチを生み出すことをされているのでしょうか?
(佐藤)はい。うちの会社では「映像というジャンルで面白いものだったら何でも発信していこう」というスタンスで、様々な仕事に取り組んでいます。 映像というものづくりの分野で、まだない世の中を驚かせるような作品をつくっていきたいですね。
▲世の中を驚かせる映像作品、作っています!
(桂) 動画分野は盛り上がっていますものね。これからが楽しみです。最後に佐藤さんの今後の目標を教えてください。
(佐藤) 私自身、また新しいチャレンジができるように、アシュラの組織自体が育っていくための仕組みづくりをしています。 また「面白いものを世の中に発信していく集団」としてあり続けられるように、社員のみんながクリエイティブに専念できる状態を作りたいと思っています。
(桂) すばらしい。