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人に寄り添い応援する仕事に自分も励まされてここまできました

こんにちは、デジタルハリウッドの小島です。

デジタルハリウッド株式会社に10年勤めてきたことを振り返ることで、この会社の魅力を少しでも伝えられればと始めたこのコラム。

前回は入社前の話しか書けなかったので、今回は日々の仕事ってどんなことをしているの?といういのを書いていきたいと思います。

どうやったら魅力が伝えられるかな?に向き合う仕事

私の仕事は一言で言うと広報戦略を考えて実行する仕事です。

広報戦略というと固く聞こえますが、どうやったらこの学校のことを知ってもらえるか、どうやったら通いたいと思ってくれるか、どうやったら素敵な人たちが集まってくる学校になるか…を考えるお仕事です。

ゆえによく、職種を尋ねられるととても困ってしまうくらい、Webまわりからイベント運営、来校された方への学校説明まで幅広い仕事内容です。

デジタルハリウッドはいろいろな学校を展開しており、かついろんなコースがあるため、その学校やコースによって、届ける相手や届け方も変わってきます。

デジタルハリウッドではさまざまな学校を運営しています

私自身も大学事業部で高校生を対象に仕事をしたこともあれば、今は社会人向けに学校を知ってもらう仕事をしています。いろんなことを企画し、実施し、どの仕事にも思い出があるのですが、今日は中でも印象に残っている仕事を1つ、紹介します。

変わりゆく女性のライフステージと向き合う

私も30代に入り、周りの友達はどんどん結婚し、子供が生まれ、専業主婦として頑張っている人もいれば、仕事復帰し子育てと両立をしている人もいます。正直、自分の立ったことのないライフステージは未知ですし、尊敬の念を抱くとともに、正直、自分はどうなるんだろうという不安があるのも事実です。

でも、そんな不安を抱えているのは私だけではなく、実際にその局面に立たされている人たちは不安だと言っている暇もなく、仕事をしなくてはいけないという人もいるわけです。

それでも保育園が見つからない、一度辞めてしまったら次の仕事が見つからない、長く仕事から離れていたのでどう復帰していいものか悩める・・・そんな女性の悩みに向き合う仕事がありました。

Webデザインを学ぶ専科Webデザイナー専攻というコース。Webを学ぶことで、転職や、フリーランスといった働き方も実現しやすい、いわゆる“手に職”を付けることが出来るのが魅力です。

お子さんができると今までのような朝から夜遅くまでの働き方はできないな、なんて人も、旦那さんの転勤についていった先で自分の仕事を見つけるのが大変だ、という人も、手に職があることで就職がしやすかったり、PC一つで在宅ワークを実現したりとその人に合った働き方ができるのです。このコースを、先ほど挙げたような不安を抱えている女性に届けること、それが私のミッションの1つでした。

一歩を踏み出した人たちの本音を届けられたなら

Webのコースは実際に女性の入学者が多いのですが、デジタルハリウッドSTUDIOと呼ばれる新しい形態の学校では、いつ行っても先生がいる、家でも映像で勉強ができるといった特徴があるため、お子さんが生まれたばかりのお母さんも通っていたりします。

授業の合間にはベビーシッターさんもいます

皆さん、入学までは同じように不安を述べているのですが、卒業後、PCを触ることすらあまりしていなかったという人が仕事をし、イキイキしている。その姿を目の前で見ていて、あぁこの人たちのありのままを届けるだけで、勇気をもらえる人もいるのではないか、そう思い1つのサイトを制作しました。

「このままじゃ終わらない」というコピーのもと、4人のロールモデルを取材したこのサイト。たくさんの受講生、卒業生に集まってもらっては意見をもらい、1人1人にインタビューをし、コピーライターさんにまとめてもらい、女性の中の強さを黒とさわやかなブルーで表したかっこいいデザインに仕上げてもらいました。

デジタルハリウッド特設サイト

作りあげて行く中で、悩んでいたところから一歩を踏み出した皆さんの意見を聞くことで、あぁ私もいつか環境が変わるようなことがおきても、自分が変わることを恐れないでいたいな、そう思えていました。

気づけば、人を応援するはずが、自分が励まされ、未来の自分を応援していた気がします。

私の仕事は広報戦略だと言いました。

でもそれって、いろんな夢を持ち、様々なライフステージに向き合う人たちが集まるこのデジタルハリウッドという場所で、どこか鏡に映った自分を応援するような気持で、人々に寄り添ってみんなの夢を応援する、そんな仕事です。

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