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デパートの新VALUE「anytime 5D」とは?Dramatic(感動的)編

デパートが新しく定めたVALUE「anytime 5D」には5つのキーワードがあり、これまでの記事では「Departure(進化)」と「Delight(喜び)」の2つのキーワードについてご紹介してきました。

今回は、「anytime 5D」の3つ目のキーワードである「Dramatic(感動的)」について、デパートのメンバーにアンケートを行い、その回答に対する経営陣(代表取締役社長:見條、取締役副社長:田中、取締役:今井の3名)の考えを聞きましたので、ご紹介します。


左から、取締役副社長:田中健太   代表取締役社長:見條陽亮    取締役:今井和也


ーー新VALUE「anytime 5D」のDramatic(感動的)とは

Dramaticとは、「感動的」のことです。



デパートは、全てのプロセス・アウトプットにおいて、心を揺さぶる感覚を持ち続けます。

お客様からいただいた課題に対して行う企画や分析、デザイン、情報設計など全てのプロセスやアウトプットにおいて、心を揺さぶる感覚を持ち続けたいとデパートは考えています。


私が考える「Dramatic(感動的)」|ディレクターKさんの場合

去年、ルーキーのYさんが、同期で一番乗りに、しかも1週間で営業受注してきた時は、今までの研修の成果が出ていると感じて感動的でした。

田中コメント:他の同期に負けないよう、実際に成果を出したという話は非常に素敵だと思います。

「anytime Dramatic」に掲げていることというのは、マニュアル化した業務だけを行うのではなく、「いかに心揺さぶる感覚を持ち続け、自分らしさを出していくのか」ということです。一番良いと思うのは、お酒を飲みながら自慢話ができるような話が増えることだと思うので、今回の話のような、「これをやって良かったよね」という話ができる経験をたくさんしてもらいたいと思います。それがデパートにおいてのDramaticだと思っています。

私が考える「Dramatic(感動的)」|ディレクターSさんの場合

自分が用意した構成案や、指示書がやや複雑で説明文が多くなってしまった際に、そこからしっかりと意図を汲み取って、デザイナーさんやコーダーさんに正確にご対応いただいた時に、感動と感謝を感じました。

今井コメント:感謝が先に来ますが、こういう感動はよくありますよね。素晴らしいと思います。こちらが依頼をしていなくても、配慮で予想を超えたレベルのものをあげてくれると、感動することがあると思います。このようなことがナチュラルに行動できる人たちが多いと、作るプロセスも含めて出来上がった時に「良かったな」と思えるのではないでしょうか。

私が考える「Dramatic(感動的)」|デザイナーKさんの場合

自分のことではないのですが、メンバーが影で頑張って努力しているところを見ていると、上から目線ではないのですが、「どんどん成長しているなぁ」と思います。そういう人が報われた時に、勝手に感動しています。

見條コメント:良い話ですね。プロセスもアウトプットも近くで見てきての話だと思いますので、それはすごく良いと思います。何か良いものを作るために一生懸命取り組み、120%、150%という成果を出そうとしていることは素晴らしいと思います。「なぜそこまで頑張って捻り出そうとしているのか」というところが、まさに「anytime 5D」で言うところのDramaticにつながる部分になると思うので、良いアクションだと思います。

コロナ前であれば、横にいて頑張っている姿や頭を抱えている姿を見られたかもしれませんが、リモートになった今、それをどのように共有し刺激を与え合えるか、ということが課題になってきていると思います。このようなDramaticなエピソードを、今いるメンバーみんなでひとつ以上持っていると、強い組織になるのだと思います。


私が考える「Dramatic(感動的)」|ディレクターKさんの場合

僕はまだ実現できていないのですが、自分たちが考えたものをアウトプットし、それによって相手の言動が変わると感動につながるのではないかと思います。以前、今井さんと一緒に営業に行った際、今井さんの言葉によってお客様の言動や表情が変化し、「すごい、これは理想的だ」と感動しました。いつかそうなりたいと憧れています。

田中コメント:憧れにより、自分が変わるきっかけになったのであれば、すごくDramaticな話だと思いますので、憧れでも全然良いと思います。

現時点で、まだ自分では実現できていない、実感できていないということなので、今後は自分がしっかりと心を揺さぶれるようなアクションができるようになると、より良いと思います。

私が考える「Dramatic(感動的)」|ディレクターMさんの場合

クライアントさんと制作側が同じ方向を向いて、同じ目標を持って動いたものについては、例えそのプロジェクトが失敗したとしても、やり遂げた時点で感動的だと感じます。

今井コメント:理想的だと思います。そのような感情が湧き上がる瞬間が感動的だからこそ、仕事をしているのではないでしょうか。

Dramaticというのは、「成果だけではなく、プロセスに対しても感動的なところを作っていきましょう」ということで定めたものです。したがって、「できて良かったね」ということだけではなく、成果以外の部分、目に見えないところにもDramaticを見つけて欲しいと思います。


ーー最後に

今回の記事では、デパートが新しく定めたVALUE「anytime 5D」のキーワードのひとつである、「Dramatic」について、デパートのメンバーの考えと、それに対する経営陣のコメントをご紹介しました。

次回の記事では、「anytime 5D」の4つ目のキーワードである「Dynamic」について、デパートのメンバーの考えと経営陣のコメントをご紹介します。

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