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ないなら描こう!! AIで素材レベルのイラストをつくる挑戦の記録

電脳マーケットの石倉です。


素材といえば写真!と思われるかもしれません。スマホでなんとなく撮るのも良いですが、本格的に・・・となると、一眼レフとLightroomなどを使って・・・ということになり、意外と手間です。

そこで、フリー素材サイト等で写真を購入することもあれば、トンマナ(作りたいものの雰囲気)によっては、イラストがいい場合があります。

急な私事になりますが、私は大学生頃から趣味として写真を撮っており、自宅に暗室まで作っていた時期もあります。また、業務でも5年ほど自治体広報誌のトータルデザインの一貫で撮影していたほか、今の電脳マーケットでも時々、素材や商品を撮影しています。なので、デザイン等について確定したイメージがあれば、逆算して撮影と画像処理をすることができます。


これは、大学時代にカメラ(α7無印+smc takumar 50mm f1.4)で撮影した思い出の写真です。たまたまスマホで撮ってた人がいたので、狙いました。


しかしながら、イラストについては、全く書くことができず、またビミョ〜にかゆいところに手が届かないことがあります。素材サイトでバッチリハマればもちろん良いのですが、そうではないときもあるため、どうしても「自分で描けたら楽なのにな〜」と思ってしまいます。というのは、写真では素材サイトを探して、権利関係がクリーンで画質がバッチリでトンマナにも合っているものを探すぐらいなら、自分で撮ったほうが早いことが多いからです。その思考が、ついついイラストや絵にも向いてしまいました。

そこで、私が挑戦しはじめたのがAIイラスト生成です。元々イラストが好きなのと、イノベーションなことが好きなので、挑戦し始めました。最初は夜寝る前や電車のなかで、プロンプト(AIに描いて欲しいイラストの注文)を考えては、出力!を繰り返していった結果。なんとなく、使い方が分かってきたので、一部仕事にも使いつつあります。

・・・で作ったイラストがこんな感じです。趣味だけでなんとなく作っているイラストから、仕事に転換できるイラストの生成に挑戦している「過程」になります。

まずは一般的に使えそうな素材の練習につくったものです。


とりあえず、都会の生活感のある部屋で中心にノートパソコンという感じのイラストです。


現在進行中の企画に使うイラストです。だいぶんトンマナ指定できるようになってきたなーと自負しています。


ここからは趣味で作っていた分です。AIに何ができるか、どんなことができるか、何を伝えたらどうなるかの試行錯誤をひたすら繰り返し、生まれたもので、まだまだ発展途上・・・!時系列は趣味で鍛えて、仕事向けに挑戦と調整!という感じです。また、生成したイラストで80%ぐらい満足いけば、Photoshopでレイヤーにわけて、編集したりすることもあります。長らく触っておらず「選択とマスク」で切り抜きしかしていなかったPhotoshopでしたが、こうした動機があったからこそ、「色域選択」や「レイヤーマスク」をようやく扱えるようになりました。動機がないと1日かかっても覚えられないのに、動機があればすぐに覚えられるのは人間の不思議なところですね。


指が長いですね。このシリーズは今は調整中です。

このプロンプトは一個の完成形ですが、それが故にポーズを変えると大きく崩れます。

超初期です。いろいろとテイストを変えて、遊んでいた頃です。


また、イラスト以外にも写真の生成もできます。こちらも機会が少ないのですが挑戦は続けています。


趣味で遊んでいたことも、仕事に活かせそうなら使う主義なのですが、趣味と仕事の切り分けが難しくなるところがあります。そこに本物の「プロ」と「アマチュア」の違いがあります。しかしながら、プロになるべく、写真もイラストも求められるものが作ることができるように、思考や思想、発想を変えていかなければならないと感じているところです。

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