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どれだけ難しくても理想のプロダクトを作りきりたい

おはようございます!
三井滉平です。

今日は下北沢に来てます。やっぱり下北の空気はいいな。

さて。

今日はプロダクトの話です。色々と改善していると理想と現実の間で揺れることは多々あります。今日はその辺りで思ったこと(感情)を日記みたいに書いてみます。

なんか悔しいな

自分たちでサービスをやっている事もあり、既に流行っているサービスはもちろん、最近流行り出しているサービスも一通り触るようにしています。特にC向けでプラットフォーム系をやっているサービスは何か参考になればと思い、積極的に使っています。

やっぱり勉強になる部分が多く、細かいUXや文字の表記の仕方、オンボーディング施策や広告の出し方まで、メモ取りながらいろんなサービスを見てます。勉強になる、ありがたい。

ただ、なんか悔しいなあと思う瞬間もあります。

それは自分たちのサービスより広がってるサービスを見ての悔しさもありますが、これは本当にユーザーのためや社会のためのプロダクトなんだろうか、、と思う時に感じます。

具体的には、ユーザーが押しやすい位置(誤タップしそうな位置)にいきなり広告出てきたり、愚痴や批判の吐口になっていたりと、確かにネガティブ系コンテンツが集まると、ネットユーザーは溜まるかもしれないし、アクティブ率も高いかもしれない。結果、マネタイズもできると思う。

けど、”大義”はなんだろうと思うんです。

これあくまで僕個人の価値観で、そこまでのサービスを作っていない人間が言うことではないし、別に批判や否定をしたい訳ではありません。あらゆるツールは使い用なので、それで救われる人もいれば、辛い思いをする人だっています。

ただ僕は、こういったサービスが流行るのがなんか悔しいなあと思うわけです。

日本はやっぱり匿名や批判の文化ある気がするので、日本のコミュニティーやSNS系のサービスはどうしてもそっちに寄ってしまいます。(海外に特別詳しいわけではありませんが)海外サービスはYouTube然り、TikTok然り、UIに無駄な情報がごちゃごちゃ載ってないし、「スターになろうぜ!ワクワクしようぜ!」みたいな前向きなメッセージをサービスから感じることが多い気がします。

日本にローカライズしてそうなってると言えばそれまでだけど、なんか考えるものがあります。

理想のプロダクト

僕も一起業家として、起業家とは何なのか、自分たちの会社が存在する理由は何なのか、どんなサービスを作りたいか、めちゃくちゃ考えます。

その中で僕はやっぱり「人々の人生のインフラになるほどのサービスを作って、社会をもっと前に進めたい(ハッピーにしたい)」と思います。

webサービスだって、誰かの人生を変えることは出来るし、その人の人生を豊かにすることだって出来る。変えの効かないインフラになることだってある。ペイン解決(マイナスから0にする)も大事だけど、僕はマイナスからプラスにまで持っていきたい。

このサービスを使って人生ハッピーになりました!と言う人が増えるようなことがしたいし、それが出来ないならどんだけお金が稼げてもやりたくないと思う。

でもこれは、現実との戦いだなと思う。現実というのは、会社経営上のお金の問題やユーザーに刺さるかどうか問題です。今の時代、ネガティブニュースの方がバズるように、やっぱり人はそういう情報に惹かれてしまう。だから、そっちに行かずに巨大なプラットフォームが作れるかどうかは人の本能に逆らう行為かもしれないです。

けどなー、自分たちが作ったサービスで誰かが不幸になったり悲しい想いをして欲しく無いよな、、。社会に価値を生み出すのが起業家の仕事なのに、マイナスを生んでしまったら起業家として意味がない。

そんな事を考えつつ、やっぱりどれだけ難しくても理想のプロダクトを作りきりたいと思います。

今のプロダクトたち

この辺の価値観、あんまりブログで書いてこなかったかもしれませんが、僕自身の根本的な価値観の一つな気がしてます。

僕はまず「規模(必ずグローバル展開する)」を大事にしてますが、「社会貢献できて、人々を豊かにする」も同じくらい大事な軸です。規模が追求できても、人々の生活を豊かにもしてないし、地球上の社会課題の解決に寄与してないなら、別にやりたいと思いません。

そんな背景があり、今のdemmpa社では「knower」と「tegami」というプロダクトを作ってますが、どちらも信念に沿ってる挑戦だなと思います。

どちらも今のせかせかしたインターネット社会やトラフィックやアテンション社会へのアンチテーゼ的なプロダクトな気がしています。(少し前に「遅いインターネット」という本を教えてもらい読んでみましたが、その文脈にも近いかもしれません。)

tegamiはその名の通り、手紙ですからね。SNS全盛期にあえて手紙って、、。knowerもあえて表現の幅を狭めて(リンク+コメント)いるので、knower上での自己表現というより、普段の日常で感じたことや体験したことがknowerに保存されていくイメージなんですよね。そして、knower上にはいいねとかそういうアテンション生む要素はなく、あくまで自分用の記録として保存していって、実はそれが誰か友達の参考にもなっている、、って世界観作りたいんです。

なんか書いてたら猛烈にやる気が出てきました。この世界観を実現するべく、現実に負けないように理想を実現するべく、今日も頑張ります!

頑張りましょー!

***

今日はそんな感じです。

おわり。

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