DearOneでは約200名(2024年6月時点)の従業員がさまざまなワークスタイルで働き、一人ひとりのキャリアにストーリーがあります。
今回は、コンサルタントとして働く小尾のストーリーをご紹介します。
クライアントに近い位置で仕事がしたい
―――DearOneに入社される前のご経歴を教えてください。
大学卒業後、営業職として医療機器やアパレルといった異業種を複数経験したのち、前職にあたるWeb広告を扱う企業に入社しました。
前職では、取引先に対してDSP(※)やネットワーク広告を始めとする広告媒体の提案や、営業推進、広告商品の企画など、多岐にわたる業務に携わっておりました。
※DSP:Demand Side Platformの略。広告主の広告効果最適化を目指すプラットフォーム。
―――なるほど。Web広告業界に移る前は、有形商材を取り扱う業界でお仕事をされていたのですね。有形商材からWeb広告へと業界を変えたのは、どのような背景からでしょうか。
医療機器やアパレルなどの有形商材を扱う業界では、商品の特徴や利点を的確に伝える力が重要です。
一方、Web広告のような無形商材を扱う業界では、顧客がまだ気づいていないニーズや課題を引き出し、それに対する解決策を提案する能力が求められます。無形商材を扱うことで、自身の提案力をさらに高めたいと考え、Web広告を扱う前職への転職を決めました。
前職では、マーケティングファネルでいうトップファネル(新規顧客を獲得する領域)に携わり、サービスの認知から顧客獲得に至るまでのそれぞれの領域で、取引先の要望に沿った広告媒体の提案や推進を行っていました。
―――DearOneを志望した理由を教えてください。
前職では、日頃やり取りする相手が代理店だったため、どうしてもクライアントやユーザーから離れた位置での仕事になってしまい、「なぜこの仕事をやるのか、どうしてやるのか」といった意図が見えにくいと感じていました。そのため、もっとクライアントに近い位置で深く関わり、クライアントの事業成長を支援したいと思いました。
また、これまでトップファネルに携わっていた経験が、ボトムファネル(既存顧客のライフタイムバリューを向上させる領域)でも活かせるのではないかと思っていたところ、DearOneの求人を発見し、志望しました。
―――現在担当している仕事と、仕事をするうえで大切にしていることを教えてください
マーケティングオートメーションツール(MAツール)のコンサルタントとして、クライアントのグロース支援を行っています。クライアントや海外ベンダーとの打ち合わせ、クライアントとの勉強会の計画および実施、担当案件の社内調整、同じチームのコンサルタントとツールの検証方法をディスカッションするなど、多岐にわたる業務を担当しています。
現在、私が取り扱っているツールは、カスタマーエンゲージメントツールの「MoEngage(※)」が中心です。
海外ベンダーとのやり取りはすべて英語で行われるため、翻訳ツールや生成AIを活用したり、英語が堪能なメンバーの助けを借りたりして、コミュニケーションの精度を高めています。
長年営業を担当していたこともあり、コンサルタントとしても「顧客との関係性」は重視しています。そのため、可能な限り素早く回答するように心掛けています。
※MoEngageとは:Eコマースや小売、金融、メディア、エンターテインメントなど、さまざまな業種で1,200以上のグローバル企業(APACエリアNo.1)で利用されているカスタマーエンゲージメントプラットフォーム。
顧客一人ひとりに適したタイミングで、適切なメッセージをメールやプッシュ通知、アプリ内/WEBサイト内でのポップアップを通じてシナリオ配信でき、1to1マーケティングを実現。
AIを活用したカスタマージャーニーや配信時間の最適化、パーソナライズ機能、チャネルやタッチポイントに応じた分析機能により、ブランド企業がエンゲージメントを最適化できるよう豊富な機能を兼ね揃えている。
クライアントと一緒にサービスをグロースできる喜び
―――DearOneに入社する前と入社した後でギャップはありましたか?
大きなギャップはありませんでした。入社前は「落ち着いている人が多そうだな」というイメージを抱いていました。
入社後、実際に一緒に働くメンバーもやはり穏やかな方が多く、入社前に抱いたイメージとDearOneの実際は大きく変わらないと思っています。
DearOneに入ってさまざまな商材を知り、最初に思ったことは「世の中にはこんなに便利で簡単に利用できるツールがあるのか!」でした。また、そのツールが日本ではあまり知られておらず、国内シェアはまだまだこれからであることにも驚きました。
―――現在の仕事でどのようなときにやりがいを感じますか。
クライアントと一緒にサービスをグロースさせる取り組みができることですね。
顧客がKPIを達成するために、毎週もしくは隔週で打ち合わせを行っています。イベントやキャンペーンなどの施策を一緒に考えることもでき、時にはまるで顧客企業の一員のように、かなり深く入り込むこともあります。
また、自分が提案した施策が採用されたときにもやりがいを感じます。
クライアントはもちろん、社内のメンバーを含めた全員が納得できる提案をするためには、自分の考えを言語化し、ストーリー性・一貫性を持たせることが重要です。
難しい面もありますが、提案した施策が採用されたときはとても嬉しいですね。
業務以外の取り組みにも積極的に参加できる環境
―――グロースマーケティング部では、チームの枠を越えて協力しあうプロジェクトがあると伺いました。
「横断プロジェクト」のことですね。
グロースマーケティング部内の事例を集め、新規案件獲得において精度高く効率的に受注することを目的としたプロジェクトや、一つのツールをピックアップして、そのツールが売れる環境を作るためにはどうしたら良いかを考えるプロジェクト、まだ取り扱っていない新しいツールを検証するプロジェクトなどがあります。
―――小尾さんはどんなプロジェクトに参画されていますか。また、そのプロジェクトに参画した理由を教えてください。
私は「事業運営プロジェクト」に参画しています。
圧倒的な売上が見込める戦略を立て、部内のメンバーや役員、経営企画などから合意を得ることを目標としています。プロジェクト内での具体的な役割はまだ決まっていませんが、プロジェクトメンバーとは日々ディスカッションを行っています。
このプロジェクトに参画したいと思った理由は、これまで経営戦略に携わる経験がなかったので、チャレンジしてみたいなと考えたためです。このような新しい経験は、今後の自分にとって非常にプラスになると思っています。
―――今、目標にしていることは何ですか。
DearOneはマーケティングオートメーションツール以外にもさまざまなツールを扱っているため、自分がメインで扱っている「MoEngage」以外の各ツールへの理解もさらに深めていきたいです。ツールの理解度を高めることで、クライアントへの支援をさらに強化できるのではないかと考えています。
―――最後に、入社を検討されている方へメッセージをお願いします。
DearOneはとても自由度が高い会社だと思います。
自分からやりたいことを発信すればチャンスを与えてくれるので、やりがいも生まれやすいと感じます。やりたいことを発信するだけでなく、タスクや工数が厳しいときや困っているときに「助けてください」と伝えると、周囲のメンバーがすぐに助けてくれます。
安心してチャレンジができる環境だと思うので、周りと一緒に成長したいと思う方とぜひ一緒に仕事がしたいです!