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「VR=未知」だったからこそ感じた可能性、AccessiVR開発に挑むエンジニア

今回は、VRプロダクト向け分析サービス「AccessiVR(アクセシブル)」の開発を手がけるエンジニアに話を聞きました。これまで業務系システムの受託開発を主にやっていた彼にとって、VRは「未知の領域だった」とのこと。そんな彼が今AccessiVRの開発に携わる理由、VRに見出した可能性とは。

■プロフィール

新卒から今に至るまでエンジニア一筋。ダズルに入社する前はSEとしてキャリアを積む。主に業務システムを受託で開発した後、製品開発に携わるように。クライアント企業での常駐が増え、徐々に自社への帰属意識が薄れていった。そうした中で、しっかり腰を据えて開発をやっていきたいという思いが芽生え始め、ダズルに入社。現在はAccessiVR(アクセシブル)の開発チームにて、データ集計処理を主に担当している。

■クライアントやユーザーのことを追求した結果、一通りすべて出来るように

エンジニアになったきっかけは、「手に職をつけたい」と学生時代に考えたことでした。当時は就職氷河期で、私自身も就職活動には不安を感じていました。そんなとき、エンジニアの仕事を知ることに。学生時代は経営情報コースだったため、SQLの勉強をする機会もあり「楽しい」と感じていました。そこで、エンジニアとしてキャリアをスタートすることを決意したんです。

入社してからは、基本的なことから実務で必要なスキルまで現場で覚えていきました。分からないことは自分でも勉強して、空いた時間があれば触るようにしています。これは未だに続けていますね。

業務系システムの受託開発を主にやっている企業で、まずはデータベースまわりを担当していましたが、徐々にサーバー処理やフロントエンドもやるように。

「クライアントやユーザーが使いやすいように」を追求していった結果、一通り経験するようになりました。

製品開発にも徐々に携わるようになりましたが、仕事の特性上、クライアント先の企業で常駐することが多く、自社に対する帰属意識が徐々に薄れている自分がいました。「自社で腰を据えて、しっかりサービスを作りたい」そういった思いが芽生え始めたときに、ダズルで既に働いているメンバーから話を聞き、ダズルのことを知りました。

■「VR=未知」だったからこそ、AccessiVRに感じた可能性

ゲーム開発を事業とする企業に転職するのはダズルが初めてですが、不安は一切ありませんでした。その理由は、事前にダズルのメンバーから開発しているサービスの話や、社風など、詳しく話を聞けていたからだと思います。

中でも、いま携わっているAccessiVR(アクセシブル)の話を事前に聞けていたことは大きいと感じています。

当時、私にとって「VR」は未知の領域でした。「VR」と聞くとまだゲームなどエンターテイメントの印象が強いですが、私自身ゲームにすごく詳しいというわけでもありません。しかし、話を聞いているうちに「ゲーム以外にも応用分野がこんなに広いのに、もったいない」と思うように。そういった思いもあり、AccessiVRにも興味をもちました。

現在は、AccessiVRにおけるデータの集計処理を担当しています。AccessiVRでは、ユーザーがVR上でどこを見たかという視点データや、アクティブユーザー数、プレイ時間など、VRコンテンツに関する様々なデータを取得することが可能です。そういったデータを定期的に集計し、計算結果を蓄積するためのプログラムを組んでいます。

これまで業務系システムで集計処理を担当することも多かったので、仕組み的に考え方は同じですが、扱うデータ量はAccessiVRのほうが圧倒的に多くなります。そうした膨大なデータ量を扱ったサービス開発を行うにあたり、Google BigQueryを導入したり、ビルドの自動化やプルリクエストによるコードレビューなど、ダズルのエンジニア文化にも共感する部分が多くあります。

サーバサイドでScalaやGoを導入するなど、とがった技術を導入しやすいのもダズルのエンジニア文化ならではだと思います。「まずはやってみよう」というスタンスなので、言語や仕組みの経験を積めるのはやりがいの一つにもなりますね。

■良いサービスを開発するために、全体を把握できるエンジニアに

これまで、データベースまわりだけでなく、サーバー処理やフロントエンドなど一通りを経験してきたからこそ、「自分の担当範囲だけでなく、全体を把握できるようになりたい」と常々考えています。今のAccessiVRでも、できるかぎり全体を把握しておこうと心掛けています。

「自分の仕事はここまでだから、他はどうでもいい」と考えてしまうことは簡単ですが、それでは結果的に良いサービスは生まれない。「自社で腰を据えて、しっかりサービスを作りたい」と思うからには、自社サービスを最高のサービスとして提供できるようにしたいと考えています。そのためにも、できるかぎり全体を把握した上で、自分の担当範囲の設計をしていきたいですね。

今後は、新たな技術に触れていきたいと考えています。ダズルで初めて触れた技術も多くあるので、そういった技術を利用したサービスが創れたら嬉しいです。そして、ゆくゆくは幅広く、且つ高い技術スキルをもったエンジニアとして、サービス開発に携わっていきたいですね。

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