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「自分を信じて進んだ道なら、たとえ失敗しても無駄にはならない」ベンチャー新卒一期生の決意

ダズルの新卒第一期生として入社した小川さん。現在は採用・広報職として、少しずつ仕事を任せてもらえるようになりました。「末っ子キャラ」として既に社内メンバーからも愛されるチャーミングな性格を活かして、ダズルの情報発信も手がけています。そんな彼女がダズルを選んだ決め手とは、そして新卒第一期生として、今後目指すものとは。

■プロフィール

共立女子大学国際学部を卒業後、2017年にダズルへ第一期新卒社員として入社。高校時代にカナダ・バンクーバーへ留学したことで、「世界から見た日本のことをもっと知りたい」と考えるようになり、国際学部へ進学する。日本を中心にアジア地域全般について研究していくうち、日本の良さについて徐々に気付くようになり、日本での就職を決意。接客系のアルバイトを通して「人とのふれあいを仕事にしたい」と考え、人事職を志望する。現在はダズルの採用・広報職として、人事的観点だけでなく、広報的観点からも業務に携わる。

■自分にとっての当たり前は「当たり前」ではないと感じた人生の転機

小学校高学年の頃から、海外ドラマの影響もあって漠然と「海外に行きたい!」と考えていました。ただ旅行で行くのではなく、海外ドラマのような生活に憧れを抱いていたんですよね。中学生になり英語を勉強するのもとても楽しくて、高校生になると留学したいと強く思うようになりました。

念願叶ってカナダのバンクーバーへ留学が決まりましたが、しかし、行ってみるとやはり現実はドラマとは違っていて(笑)、大変なことのほうが多かったと覚えています。特に、自分は日本人というアイデンティティがあるにも関わらず、日本のことを全く知らないという点が大きな気付きでした。

日本の便利さや、ホスピタリティの素晴らしさなど、今まで当たり前だと思っていたことが当たり前ではないことに衝撃を受けましたが、今思うと高校生のうちにこの体験をしたことで、自分の興味の幅が広がったとも感じています。

この経験から、大学は国際学部に進学。「世界から見た日本をもっと知りたい」と考えたことがきっかけです。2年生までは主に国際関係論を勉強していましたが、3年生以降はコース分けがあり、アジア地域を専攻しました。

日本を中心にアジア地域を研究していくうちに、改めて「日本の良さ」を実感するように。高校時代は「海外行きたい」としか言っていなかった私ですが、この頃になると「日本にどっぷり浸かってみたい」と考えるようになりました。

■全く軸が定まらなかった就活、私が本当に大切にしたいものとは

就職活動を意識し始める時期になり、将来どういった仕事に就きたいか考えていたときも、英語を使う仕事や外資系企業は選択肢の一つでしかありませんでした。自分が「働きたい」と思った会社や仕事がそういったものであればそれで良いし、そうでなければ英語を使う機会を自分でつくれば良い。そんな考えをもつようになりました。

とはいえ、就職活動自体のイメージがあまり湧かず、軸もまったく決まっていなかったため、就職活動のスタートは周りと比べると遅めでした。振り返ってみると、社会人として働いた経験がないからこそ、当時はアルバイト先を決めるような感覚がどこかにあったのだと思います。

漠然と「大手企業に行きたい」と考えていましたが、説明会を聞いてみてもなかなか興味をもてませんでした。その後、幅を広げてベンチャーや中小企業も見るように。大手企業と比較すると福利厚生などはまだ未完成な部分がありつつも、実際にお会いした社員の方や社風が素敵だと感じた企業がたくさんありました。

そこで、就活スタートから2ヶ月後にはベンチャーや中小企業を中心に見るよう方向転換。その際、軸を「会社の雰囲気」と「人」に定めることにしました。中でも、接客のアルバイト経験から人とふれあうことが楽しかったという点に気付き、採用や人事の仕事に興味をもつように。

「自分にとっての当たり前は、相手にとっての当たり前ではない」と気付けた自分だからこそできる何かがあるのではないかと思い、志望職種も人事を中心にバックオフィスで探すようになりました。 そんな中で、ダズルに出会ったんです。

■自分を信じて進んだ道なら、たとえ失敗しても無駄にはならない

ダズルに入社する決め手になったのは、就活の軸であった「会社の雰囲気」と「人」がマッチしていたから。選考過程で会った代表の山田や、COOの出口、その他現場の皆さんが心から良い人、関係性だと感じられた点が大きいです。

ベンチャーに就職する、と言うと「大手とくらべて不安定なのでは」「いわゆるブラック企業ではないの?」とよく聞かれましたが、私自身はベンチャーに対して不安やネガティブなことは一切感じていませんでした。それは内定後のインターンで、実際に社内で働く経験ができたことも大きいですね。

フレックス制は本当に皆さん当たり前に活用していますし、福利厚生も思っていた以上に整っている。とにかく自由で、みんながイキイキしていると自分の目で確認することができました。

もちろん一企業として事業が続けられなくなる可能性だってゼロではありませんが、それは可能性だけでいえばどの企業も同じ。 それに、自分を信じて進んだ道であれば、たとえ失敗したとしても、そこでしっかりやっていた経験は無駄にはならないと思っています。

■新卒第一期生として、採用・広報職として、まずは実直に

今はまだ入社したばかりということもあり、自分ひとりでは何も出来ません。それでも、入社前からインターンとしてジョインし、新卒研修をその頃からやれたことでスムーズにOJTへ進むことができました。まだ入社して1ヶ月も経っていませんが、実際に採用・広報の仕事を少しずつ任せてもらえているので、やりがいや責任感を覚えています。

新卒第一期生ということもあり、「放ったらかしになるのでは」と若干不安もありましたが、入社してみるとそんなことは一切なく、丁寧に教えてくれるので成長できる環境だとも思います。

将来的には、元々人事職に興味があったので、採用側に強みをもてる人間になりたいと思っています。そこにたどり着くために、まずは自分でひとつ仕事を完結させられるようになりたいです。 今はまだ、すべての仕事のすべての行程を先輩に確認していただいていますが、一人で担当できる仕事が少しずつ増えるように、まずは目の前の任された仕事に対して、実直に取り組んでいきます。

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