なにをやっているのか
大真は、海外ビジネスに特化した化学品専門商社です。
・ミッションとビジョンについて
私たちのミッションは「日本と世界の相互理解を深め、感覚的な距離を縮めること」です。このミッションを実現するために具体的に目指しているビジョンとしては「日本と世界の間で、情報・サービス・製品・人の往来を増やすこと」です。日本と世界の距離を縮めて、戦争のない豊かでフェアな世界の実現に一歩でも近づくことに貢献したいと考えています。特に重要度の高い「日本と世界の間に人の往来を増やす」ために、海外に留学する真面目な若者を奨学金で応援するとともに、社内でも世界相手のビジネスで通用するグローバル人材の育成に力を入れています。
・ビジネスの内容と戦略について
実際のビジネスとしては、工業薬品、機能性原料、添加剤、レアメタルなどをお客様目線と独自のノウハウで差別化を図り輸出しています。現在は専門の開発チームを先頭に、お客様に新しい価値を提供する新しいプロジェクトに取り組んでいます。具体的には、専門商社ならではのノウハウをベースに、データサイエンス、ビッグデータ分析、AI、機械学習などのキーワードで代表される最新技術を駆使したシステムを自社開発中です。分かりやすくいうと、アマゾンやUberがB2Cの世界でやったのと同じことをニッチ系B2B海外ビジネス全般でやろうとしています。このように業界に新しい風を吹き込むことが、当社の飛躍につながると考えています。
・新プロジェクトの詳細について
現在の弊社は、20数年前のアマゾンがそうであったように、化学業界において人力でお客様に製品とサービスをお届けしています。専門知識等が必要な分野であるため、業界としてのデジタル化・システム化が遅れています。そこで、専門商社である弊社の専門知識やノウハウをベースにマーケティング、営業、国際物流などをデジタル化したシステムを構築し、ユーザー様とメーカー様に利用していただきたいと考えています。今までデジタル化が進んでいなかった業界に「利便性」「透明性」「低コスト」という新しい価値を提供することを目指しています。2019年に新しいシステムを開発するための子会社を設立し、システムエンジニアが新しいシステムの開発を行っています。
・新システムの「利便性」「透明性」「低コスト」について
特殊性や専門性が高い化学品業界は参入障壁が高く、かつ、化学業界の特殊なビジネス慣習はIT化との相性がよくない部分が多く、自動車業界や電機業界などに比べると、現在までデジタル化が進んでいません。しかし、業界内の慣習や力学を知り尽くしている弊社であれば、化学業界に合ったシステム化を進めることができると考えています。ニッチ系B2Bビジネスである化学業界に合ったデジタルサービスを開発することで、今まで人力で行っていたマーケティング、営業、国際物流等をはじめとする業務の「効率化」や「データ活用」が進み、今まで提供できなかった「新しい付加価値の提供」も可能となるため、メーカー様とユーザー様の両方に利便性を感じて頂けると考えています。例えていうと、サザエさんの三河屋さんの人力による御用聞きから、アマゾンなどのデジタルサービスに一足飛びに移行するイメージです。デジタル化に伴い、「状態の見える化」「可視化」が進むため、透明性の向上に直結し、「効率化」「スピード向上」「ロス低減」などにより、大きなコストの低減にもつながります。
なぜやるのか
学生時代に海外留学を経験し、日本と異なる世界があることを知ったことから、外国と関われる商社の道を選びました。
また、若いころから、紛争や貧困といった社会矛盾をテレビで観たり、本などで読んだりするたびに、少しでもそれらの状況を改善出来ないかと考えていました。
そういった経験や思いを基に大真が生まれました。
私たちのミッションは、「日本と世界の相互理解を深め、感覚的な距離を縮めること」です。
徳川家康が大阪城に攻め寄せ、多くの人が戦いの犠牲になったのはたった400年前です。その後、平和な時代が続き、21世紀の現代では東京と大阪が戦争をすることなど想像も出来ない豊かな世の中になっています。
私たちは、その間に「東京と大阪を含む日本全体で相互理解が進み、感覚的な距離が縮まった」のではないかと考えています。私たちのミッションは、日本と世界の感覚的な距離を現在の東京と大阪の距離に縮めて、戦争の可能性の無い豊かな世界に一歩でも近づけることです。
つまり、各国が草の根レベルから互いの理解を深め、積極的に協調することで、世界はさらに透明になり、紛争や貧困を極小化することを目指しています。
そのために、世界の人々の友達になって親しく話の出来るグローバル人材を、社内外で一人でも多く育成しようとしています。
どうやっているのか
世界中のお客様に革新的なサービスをお届けしてミッションを達成するためには、時代遅れの慣習を廃止して、効率的なシステムに置き換えていく努力が欠かせません。以前の主流であった感覚的(感情的)・属人的(職人的)なアプローチを、論理的・システム的な思考やアクションに置き換えて、これから成長する組織作りのベースにする計画です。つまり、科学的な価値観を当社の社風として息づかせ、グローバルで通用する人材を一人でも多く育成していく大きな流れを作っていきます。「真面目にやった結果の失敗は責めない」というポリシーなど、真面目にミッション達成を目指すチームメンバーが最もやりやすい状態を追求して環境作りをしています。また、「若いうちから仕事上の大きな権限が与えられる」のも弊社の特色です。そして、各々の成長を応援するための施策も積極的に行なっています。ビジネス書購入無料、通信講座受講支援、資格取得支援、各種セミナーへの参加無料、英語の学習の成果に対する奨励金などです。