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クライアントに喜んでもらうため、今出来ることを全力で/デジタルコンテンツ事業部

こんにちは!dsc採用担当です。

dsc(大学スポーツチャンネル)のデジタルコンテンツ事業部で、Bリーグ班でディレクション兼クリエイターを担う加藤直樹さん。新卒で入社し、現在に至るまでどのようにして成長を重ねたのか、お話を伺いました。

目次

1. クリエイターとしての始まり
2. 任せて育てる、チームで考える視点の芽生え
3. 理想の組織
4. 今やることに全力で向き合う

クリエイターとしての始まり

ーdscでの仕事内容を教えてください
 デジタルコンテンツ事業部のクリエイターとして、主にバスケ案件(Bリーグ、JBA、日本代表)を担当しています。 BリーグはSNSを担当させてもらっていて、チームをまとめる役も行っています。クリエイターと言いつつもディレクターやクリエイティブな部分以外も業務範囲になってきます。
ー業務範囲が広いのはdscの特色でもありますよね
 そうですね。その中で色んなことが経験できつつ、得意なことを磨けたりします。任される範囲が広いですし、案件が沢山あるので いろんなものを日頃からインプットする必要もあって、成長意欲が無いと難しいかもしれませんね...。
ー加藤さんはインターンからdscにジョインしてますよね。どのようにスキルを身につけていったのですか
 インターンを始めたときの業務は、SNSの投稿を1から考えてました。アイデア出しをして、自分で作ってみたり、 レポートを作成して分析した結果を基にフィードバックをしてもらって、と…PDCAを回す経験をさせてもらいました。 最初は関われているだけで充実感を味わえていたのですが、自分の作ったものに対していろんな人に見てもらえる仕事にやりがいを感じ始めました。良くも悪くも評価されるので、その意見を受け止めてブラッシュアップしていく仕事には楽しさと責任があって、さらに自分の手で動画や画像を作ること自体の楽しさが合わさってきて。「なんだこれは!」「こんな仕事あるんだ!」という発見、出会いが気づいたら充実感と楽しさに繋がってました。
 動画編集、画像編集は全く未経験だったんですけど、小さいころからモノ作りや工作は好きだったので、小さいころからの性格、好きなものがうまくフィットしたと感じてます。
ーインターンは良いことばかりだったのですね。大変なこともありましたか
 インターンの内容とかではなくて、出社が大変でした...。千葉の田舎から代々木のオフィス(当時のdscオフィス場所)まで、1時間半、2時間くらいかかるのを週2,3で通ってました。夕方からいって終電で帰るのを続けてたので、体力面の辛さがありましたね。ただ出来ることが増えていく成長実感が勝ってました。それはもう、ひたすらに作ってました。 小さいころから短期的な集中力はある方で、やりはじめたらががっとやれるところがあって。
 でも振り返るとやっぱり仕事が好きだった、やってる作業が好きだった。クリエイターとして、バスケに関われることがとにかくモチベーションでしたね。 自分の好きなことに関われて、もっといいものを作りたい使命感、責任感のバランスも良くて、いい感じに野放しにしてもらえていたのが合っていたのかもしれません。

任せて育てる、チームで考える視点の芽生え

ーその後、新卒で入社してからはどのような仕事をしていたのですか
 入社してからは、割と何でも屋さんで、そのときにあった案件のクリエイターとして色んなものを任されていました。 Jリーグの案件やランニング系のSNS等、動けるプレイヤーとして働いてました。徐々にBリーグの担当範囲が広くなって、インターン生をまとめる仕事も任せてもらいました。
 インターンの時は自分の仕事が明確で、それをこなすイメージが多かったのですが、社員になると自分で何かを作りながら、インターン生の作ったものに対してもフィードバックを与えないといけない。それだけじゃなくて自分だけじゃ操れない、自分の感覚だけではできないものも増えたので、そこの難しさが最初の壁として現れました。 フィードバック一つとっても、自己中心的な言い方をしてしまうと「なんで自分はできるのに、皆はできないんだろう」って部分がありました。それは当たり前なんですけど、極論を言うと「自分でやった方が早いな」って考えに陥ってしまいました。
 でもそうではなくて、自分が手をあけられるようになるには、インターン生に活躍してもらわないといけないからこそ、「いつかは自分に返ってくる」といった考えの下、インターン生のスキルやクリエイティブがより良くなるようにサポートする立場をとれるようになりました。 あとは自分がインターンの時にやってもらって嬉しかったことは続けて、嫌だったことは改善して指導する立場に反映することで乗り越えていきました。
ーなかなか「自分でやった方が早い」から抜け出すことは難しいと思うのですが、
 どのように考えを変えられたのですか
 きっかけというよりは、「徐々にそうした方がいいのではないかと感じた」というのが答えです。役員との面談が定期的にあったので、気づいたことを面談で確認してました。仕事が沢山あったので、仕組みを考えないとやりたいことが出来ない状況の中で、自分の考えを伝えたときに「その考えでいいと思うよ」と背中を押してもらえて実行に移せました。違う観点から見てもクライアントの目標達成、喜んでもらうことを目指しているので、その道筋をたどった時にまずはこの点を解決しなきゃいけない、それが必要なことだと思えたので迷いなく進められて今に至ります。

理想の組織

ーその点を意識してきて今のチームはどうですか
 今は、さらにチーム感が出ていると感じてます。もちろん組織的に拡大したのもあります。これまでは自分とインターン生といったチームだったのが、自分以外にも社員がいて、その下にインターン生がいる状況になってます。新しい組織になって慣れてきただけでなく、チーム全体で仕事をする意識は作れているので、ゆくゆくは下のメンバーがインターン生をしっかり見てもらえるようになれたらいいなと思っています。
ーもっと先の理想のチームってありますか
 社内のクリエイターチームはすごくフラットな関係なので、そういったチームが理想です。 あとは前川さん(コンテンツ責任者)の考えで「ハンターハンターの幻影旅団みたいなチームを目指す」っていうのがあります。笑  あの組織の関係性は仕事をするにおいて、上下関係がほぼなくて、誰が偉いとかも無くて 各々が自分勝手に仕事しても良い。ただ組織として一つ信念があって、いざというときにチームとして行動する。 自由さがありつつ、いざとなったとき協力が出来て、上下関係のない組織が居心地が良いと思うので、それを目指してます。 Bリーグのチームが目指す組織もdscのクリエイターチームと同じところを目指していきたいですね。
 あとはここ2年間、リモートワークになってから、社員同士のコミュニケーションは取れていますが、インターン生は出社からリモートに変わってしまって。リモート環境での関わりが足りなかったと反省しています。 もっとインターン生とコミュニケーションを取れたのではないか、モチベーションを上げられたのではないか、と思っていて。なかなか気づいてあげられなかった点が今になって出てきたので、これからどうやってインターン生との関係値を深められるかを考えて行動に移していきたいです。改めてではありますが、チームとしてやっていく中でインターン生は欠かせない存在だと再確認しました。チーム力を高めていくことはこれからもやっていきます。
ー確かに、リモートだとインターン生自身がモチベーションを保つのは難しいですね。これからの取組みでさらに良いチームになることを期待しています。

今やることに全力で向き合う

―加藤さん個人として、クリエイターとしてどうなりたい/将来像ってありますか
 実はあんまり考えないようにしています。 もちろん目標立てるとか、計画的に進めるのはすごいことだと思いますが、どうしても外的要因で左右されてしまうと思っていて。 社会の状況や、自分の気持ち、交友関係とかに自分は左右されてしまうので、それがわからないうちに将来のことを考えたくないって思ってます。その分、今やることに向き合って、全力を出したい。これ楽しい、これやりたいでころころ変わっていいと思っています。 変わらないものとしては、バスケが好きなことはずっと変わらないことだし、それを仕事にできているということ自体がモチベーションになっています。だから自分の中ではどうなりたいではなく、これからも自分の中で変わらないものを大切にしていしていきたいです。
ーあまり先のことを考えないのは昔からですか?
 わりと小さいころからそういった部分はあって、計画性がないわけではなくて、目先の計画は立てれるのですが...たぶん気分屋です。笑 気持ちがのっているときは仕事が進みますが、乗っていないときは全然進まないことも考えると1日ですら予測できないので…。
ー大変共感します...。そして加藤さんらしさが見えるインタビューになったと思います!  
 最後に加藤さんからdscはどんな組織か教えてください
 dsc全体で見てもスポーツが好きな人が集まっている中で、仕事として自由にもくもくと自分の得意なスキルを発揮している人が沢山いるなって思います。とにかく人が良い。雰囲気が良く、のびのび自由にできる環境を作れている、そういうチームが自然と作れているのがdscの特徴で、強みだと思いますね。

チームの視点や自分の仕事における考え方が醸成され、成長できるのは、彼自身が仕事をしながら考え続けたからである。彼の作る理想の組織がどんな成果を残すか、これからも見ていきたい。

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