D2C dot
D2C dotは、企業や、商品の、多種多様な特徴である「伝えたいコト」を、その時代に合う最適な手法で生活者に「伝わるカタチ」にします。
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D2C dot 人事の井口です。
今回は弊社の掲げる経営理念に込めた思いやビジョンについて、
以前代表がブログに掲載していたものをお伝えさせていただこうと思います。
D2C dot代表取締役の四栗です。
今回は弊社の経営理念である「伝えたいコトを伝わるカタチに」の話をしたいと思います。
「経営理念」とはその企業の使命や存在意義を示すものですね。
そしてそこに所属するメンバー全員がひとつの意識のもとに統一するための看板みたいなものでもあります。
自分たちはなにものなのか?なにをする人たちなのか?どうなるべきなのか?
そこが明示されていれば「やるべきこと/やらなくていいこと」もはっきりしますし、その文化・方向性に「合う/合わない人」も明確になります。
僕らの仕事(クライアントの課題解決)のように、業務領域が幅広くて時代とともに変化しつづける必要がある事業にとっては、得てして目の前の業務に追われて自分を見失いがちだし、個人商店にもなりやすいので、なにかしらの全員が「コレ!」といえる看板が必要です。
経営をしていく僕個人にとっても最終的に寄り掛かれる「なにか」が必要だと思いました。
さぁ!考えよう!・・・と数年前に思った時はまだ僕は「経営者」ではなく「事業部長」の立場でしたが、事業部門の責任者であっても「事業を経営する」ということでは同じことなので、(レベルの差こそはあれ)いまと意識はさほど変わっていなかったと思います。
※もともとこういうのは好きな方ですので。
まずはいろいろと他社がどのような経営理念を掲げているのかを調べました。
ちなみに「経営理念」「ビジョン」「ミッション」「クレド」などいろいろ呼び方があり、それぞれに定義も異なると思いますが、ここでは「経営理念」としてまとめちゃいます。
次から次へと参考になるものがでてきましたが、やっぱり…
…が重要だと思いました。
次に自分たちの仕事の内容を改めて書き出してみる。
「クライアントの課題をヒアリングして企画を考える/プロデュースする」「WEBサイトのデザイン/制作をする」「分析/解析をする」「SNS等の運用更新業務をする」……などなど。
僕が運営しているソリューション事業部には「プロデューサー」「ディレクター」「プランナー」「エンジニア」「アナリスト」など様々な職種のメンバーがいました。その彼らが「自分たちの業務にはあてはまらない/関係ない/意味がわからない」と思うようなものでは意味がない。
でも、なかなか全部を統合してうまく言えるような言葉が見つからない…。
あれこれ悩んでいるときに、もっとシンプルに順序立てて考えようと思いました。
「自分たちがやっていることってクライアントの課題を解決することだよな」
「企業や商品はなにかしらの意図や意味をもって世の中にでてきたはずだな」
「情報も溢れているし、競合商品も多いし、生活者は正しい判断ができなくなっているな」
「企業や商品が伝えたいことをきちんと生活者に伝わるようにするのが自分たちの仕事だな」
「メンバーひとりひとりがもっているスキルはそれを実現するためのものだな」
…と。
そういった考え方で「伝えたいコトを伝わるカタチに」という経営理念はできました。
「プロデューサー/ディレクター/プランナーは企業/商品が伝えたいコトをベストなプランで実行レベルに具現化して伝えるカタチにする役割」
「デザイナーは企業/商品が伝えたいコトを表現にして伝えるカタチにする役割」
「エンジニアは企業/商品が伝えたいコトをテクノロジーの力で伝えるカタチにする役割」
「アナリストは企業/商品が伝えたいコトを分析して伝えるカタチにする役割」
……と、すべての職種がこの経営理念のなかに収まりました。
クライアントや商材の多種多様なセールスポイントが「伝えたいコト」であり、生活者にその時代に合う手法を使った解決方法で「伝わるカタチに」できればいい。僕らは「伝えたいコト」と「伝わるカタチ」の間にある課題や障壁をうまく乗り越えられるアウトプットを行う集団である、と。
また、この短いフレーズの経営理念のなかには「根幹はBtoB事業であること(解釈によってBtoCにも活用できる)」「生活者と双方向性の高いデジタルが主戦場であること」「僕らは企画プロデュース~制作/運用までワンストップでやっていくこと」が裏側に隠れています。
自分のなかで腹落ちすることができたのでまずは個人的な活動理念としていたのですが、僕がD2Cソリューションズの社長になった際に、改めてこの理念は社内・社外を問わずに宣言できる考えであろうと思い、こちらを会社の経営理念に昇華させました。
まだまだメンバーに浸透しているとは思いませんが(苦笑)、僕個人はこの看板ができたことで心理的にラクになりました。
…ということで、今後もこの経営理念のもとで事業を進めていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします!
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