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第二創業期を迎え、不動産業界を動かし続ける旗印に

大阪で創業45年の不動産会社第一グループの代表取締役社長 松尾に創業ストーリーについてインタビューを行いました。以下、代表からのメッセージをお読みください。


初めまして。第一グループの代表取締役 松尾です。
弊社は創業から今年で45年目になりますが、私が先代社長から引き継ぎ、代表になってからは5年が経ちました。
不動産のプロフェッショナルを目指すべく、第二創業期から現在までの第一グループの取り組みや移り変わり、今後の会社の在り方等をご紹介致します。

社長就任後にまず考えた『組織体制』の在り方

先代社長はカリスマ的な存在でした。強いリーダーシップがあり、社員全員を一方向に引っ張っていく力が非常に強い人でした。
故に、社員が自ら考えを主張し、社長に提案するという場が少なかった様に感じていました。
私が社長に就任した直後、まずやらなければいけないと思った事は『組織体制』の在り方でした。
会社は社長だけのものではなく、社員全員のもの。
社員一人一人が与えられたポジションで自分の仕事を磨き上げ、不動産のプロフェッショナルを目指していくには自らの考えを自由に発案し、実現できる環境が必要だと・・・
私は社長就任1年目に『組織体制元年』というスローガンを掲げ、会社の組織というものを徹底的に変えていこうと決意しました。
社員全員で創り上げ、社員全員で会社を成長させる。
これが本来の会社の在り方だと強く想ったのです。


就任直後は考える事が沢山ありました

一筋縄では行かない長年の根付いた環境

組織体制を変えていく過程で、『一生涯のパートナー』という経営理念と5つの行動指針を決定しました。
顧客満足度向上や不動産のプロフェッショナルを目指すという内容の他、社員の幸福の実現も取り入れました。
これらを全社員に発表し、組織体制を変えていきたいという私の想いも伝えましたが、やはり先代社長時代の根付いた環境があり、社員の考えや行動がすぐに変わるものではありませんでした。
強いリーダーシップの元働いていた社員が多かったので、最初は意見や提案を積極的に出す社員も少なく
本当に変えていけるのかと不安に思う事もありましたが、ここは一度決意した事。何が何でもやり通さねばという気持ちで取り組み続けました。

徐々に変化が出てきた社員の手ごたえ

新たな組織体制になってから1、2年は自らの意見や提案を出す社員もあまりいなく、まだまだ成長が感じられる部分も少ないと思っていました。
経営とは何か?という事を考える機会もなかったので、『全社全員経営』というテーマでグループに分かれてプレゼンテーションをする機会も設けました。
社員がどんな発表をするのか楽しみに当日を迎えましたが、私の想像を超える発表が続き、正直驚きました。皆、経営について真剣に考え、意見をまとめているのだと・・・
この時、少しの手ごたえを感じました。私の考えは間違っていなかったのだとも思えました。
ここ最近は会社の考えが徐々に浸透し理解出来、自分の判断で動き成長している社員が増えてきたと感じられます。
その甲斐あって、この5年間で更なる会社としての売り上げや財務が安定し、攻めていく為の今後のエンジンをより強化し、準備はある程度整ったと実感しています。

しかし、私はこの現状にまだまだ満足していません。
不動産のプロフェッショナル性が不足している部分も大いにあります。
会社全体の環境も含め、一生涯のパートナーの経営理念の下、更なる高みを目指し今後もこの取り組みを続けていきます。

不動産業界に対して考える事

社長就任から私は常々、不動産業界は他のサービス業界に比べて遅れていると感じていました。
携帯やコンビニエンスストア、ファッションやコスメはお気に入りがあり、ブランドで選ばれるのに、不動産会社はほとんどが『たまたま』で選ばれているからです。


たまたま通りかかった店舗で見つけたから・・・
たまたまインターネットで検索したマンションが良かったから・・・


それはサービス面での差別化ができていないからだと思っていました。
故にリピート率も他の業界に比べて低水準と言われています。
ここで差別化を図らなければ、不動産会社として生き残っていくのは難しいと考え、業界初のサービスを展開し、社員の接客マナーの向上を目指すなど、新しい試みをどんどん打ち出してきました。
しかし、ここ10年でエンドユーザーに対してのサービスの種類や在り方にも変化が見られ、そこに価値を見出していけない傾向にある事も感じています。
賃貸仲介業や管理業は今までの様に利益が上がる業界ではなくなってきました。
その時、どういうサービスをお客様に提供して勝ち抜いていくかは今後の大きな課題だと思っています。


今後の課題も山積みですが、それは新たなチャンスだと思っています

常に新たな事業にチャレンジする理由

今年は日本に来る留学生を対象としたサービスを展開する為、外国人スタッフを採用し、国際事業部を発足しました。
今、一番日本に来る人数が多い留学生はベトナム人ですので、ベトナムとはどんな国かを理解する為、研修旅行の行先もベトナムにしました。
また、私自身は拠点を東京に置き、新たな事業展開も狙っています。


なぜ、新事業にチャレンジし続けるのか・・・?


それは最初の話に戻りますが、会社は社員のものという考えがあるからです。
誰の発案でも良い、社員が自ら考えた事を実現できるフィールドをいくつも創っておきたい。
そこに自分も挑戦できるチャンスがあると言う事にやりがいを感じる人に沢山集まってもらいたい。
そうやって会社も社員もお互いに成長し合い、共に存在を大きくしていきたい。
そんなステップアップが出きる環境を創るため、常に新たな事業展開を考えているのです。

新たなる野望

次の新事業、常に私はその事を考えています。
投資や管理の部分で、今も内に秘めた野望があります。
こうして業界に変化を促していける存在をこれからも目指していきます。

挑戦できるのは安定基盤あるが故

社員にどんどんチャレンジして欲しい、この業界をこれからも変え続けていきたい。そんな想いだけで会社経営が成り立つ訳ではありません。
土俵際での経営はあちらこちらにひずみが出、やがては崩れ落ちてしまうものです。
真ん中でどっしりと構え、心に余裕を持ちながら経営する為には、やはり安定した基盤が必要です。
第一グループには『家賃収入』という安定基盤があります。これはとても重要な財産です。
社員は会社に人生を預けて頑張っていますので、会社の存続は絶対です。
その為にはいかなる面に置いても安定性は重要になってきます。

誰にでも社長になるチャンスがある

社員には、第一グループの方向性や考えを共有しながら新しい提案や企画をどんどん出して欲しいというのが私の一番の想いです。
そのチャンスは誰にでも、勿論、今後入社して頂く新しい人や、今、この記事を読んで下さっている貴方にもあります。
個人の成長と会社の成長をリンクさせ、お互いに良い関係を築き、会社の売り上げに貢献できる人と多く出会いたいと思っています。
その中から私の後を継ぐ、次期社長が現れる可能性もありますね。
遠慮は要りません。我々と共に不動産業界を動かし、新たな風を吹かせましょう。


会社は自分の成長でいくらでも変えられる所です

いかがでしたでしょうか。少しでも第一グループに興味を持って頂いた方がおられましたら是非、エントリーをお待ちしています。

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