1.サイボウズの営業は楽しい
「将来、“営業”はやりたくないです。」
都内の大学に通う、文系学部4年の加藤です。
冒頭の言葉は、就活を意識し始めた大学3年生の秋ごろ、サイボウズのインターン面接時に私が実際に話したことです。
面接官には、営業のインターンに応募しているのにコイツは何を言っているのかと思われたかもしれません。
なぜそう話したかというと、営業職に対して「ノルマがあり、ひたすら売る。過酷。」という消極的なイメージを持っていたからです。そのイメージから、営業職を「就活の選択肢」から外していました。
そんな言葉で始まった約10か月間のサイボウズ営業インターンの結果、
「サイボウズの営業って楽しいじゃん!めちゃくちゃ楽しいじゃん!!!」
楽しいと感じるばかりか、「将来はサイボウズの様な営業をやりたい!」と考えるようになりました。
私が経験した、「ありのまま」のサイボウズの営業を、学生視点でお伝えします。
2. 多くの学生の中で営業のイメージは良くない
私を含め、周りの学生の中では一般的な営業職に対するイメージが非常に悪かったように感じます。
「数字が命。ブラック。売りたくない製品を売らなきゃいけない。」
ネガティブなイメージが強いため、実際の業務内容をよく知らないまま、「就活の選択肢」として営業職を敬遠する学生も多かったです。
しかし、文系大学生が一般企業に就職を考える上で、募集枠の多い営業職は選択肢として排除しにくく、それは私も例外ではありませんでした。
そこでなぜ営業に悪いイメージを持っているのか考えたところ、あまり営業職について知らないことに気づきました。
「知らないのはもったいない。それならば一度経験してみよう。」
と考え、サイボウズで営業の長期のインターンを始めました。
3. 将来は営業をやりたい!
約10か月間のインターンを経て、抱いていた印象が大きく変わり、営業って楽しい!と思うようになりました。
私の予想がいい意味で裏切られた理由は後ほど述べるとして、まず大きくイメージが変わるきっかけとなった経験を述べさせてください。
それは、お客様に対する提案活動です。
サイボウズ製品、特にkintoneは、幅広い業務課題に対応できる製品です。
業種や職種を問わず適用できるサービスだからこそ、多種多様なお客様の役に立つことができます。
そんな製品を扱うサイボウズの営業は、「多様な価値観・考え方を持ったお客様と、一番近い距離で、会話できる」という特権があります。
特に印象に残っているのは、積極的にシステムへの投資を考えている社長さんのお話を伺ったときのことです。
「データを転記したり、二重チェックしたりするだけの単純作業は、精神的にも社員が疲れてしまう。」
「そういった作業に人件費をかけるのではく、もっと別の部分にマンパワーを注ぎたい。」
とおっしゃっていました。
この方のように、社員を想ってシステム投資を検討している方からの相談を受け、サイボウズとして業務改善につながる製品を提案できることはとても素敵だなあ、と感じていました。
上記以外でも、業種や部署、会社によって、システムに対する考え方や求めるものが異なり、毎日新鮮な気持ちで学ぶことができました。
「知らないから」や「なんとなく」の理由で、営業職を就活の選択肢のひとつから外していましたが、実際に知ることによって「将来は営業をやりたい」と考えるようになりました。
4. サイボウズの営業の魅力
私が考えるサイボウズの営業の魅力を3つ紹介します。
①導入意欲の高いお客様
冒頭でも述べた通り、営業は数字に追われ、売りたくないモノを売るイメージを持っていました。お客様が必要としていないのに売らなければいけないのは嫌だったのです。
しかし、サイボウズの製品は導入意欲の高いお客様に対して提案することが多いように感じました。真剣に「現状をよくしたい」と思っているお客様の役に立てることにやりがいを感じながら、製品の提案ができます。
②入社年数に関わらず、進んで行動できる
よくある新卒採用の言葉のようですが、本当のほんとです!!!
入社して日が浅いうちは、お客様や上司の言葉通りに動くことが基本だと思っていました。
しかし、サイボウズでは、自ら行動を起こすことが求められると知りました。
初めはどう行動を起こしたらいいかわかりませんでしたが、日報に営業活動の中でどう感じたか、何に違和感を持ったかを発信し、それに対して部署内外の方々からアドバイスをもらいました。
アドバイスをいただいたおかげで、自分が感じた違和感をどう行動に繋げたら良いのかイメージすることができました。
日報に主観を書き、多方面からアドバイスをもらえる環境があることから、入社して日が浅くても自ら進んで行動を起こしやすくなることが、サイボウズの社内環境の魅力だと感じました。
サイボウズの営業部では、日々の活動内容や所感を発信しています。お互いの成長をサポートすることが目的です。
③「サイボウズの営業」=「お客様の悩みを聞き、最高のチームワークを提案する人」
私はこの点が、サイボウズの営業の1番の魅力だと思っています。
サイボウズの営業は、ただ一方的に製品を「売る」のではなく、お客様に寄り添って話を聞き、お客様にとっての理想のチームワークとは何か考えるところから始まります。
理想に近づくために異なる解決方法が適していると思われる場合には、無理に売ることはしません。
サイボウズの製品で、お客様が目指すチームワークの実現に貢献できる時に、製品と運用方法を提案します。
なので学生がイメージする、いわゆる“営業”と、サイボウズの営業は大きく異なります。
サイボウズの営業は「お客様に営業をする人」ではなく「お客様の悩みを聞き、最高のチームワークを提案する人」なのです。
以上の3点が、学生の私から見たサイボウズの営業の魅力です。
お伝えしたいのは「サイボウズの営業は、いわゆる“営業”ではない」ということです。
5. サイボウズは“優しい会社”なの?
近年、サイボウズは一人ひとりが自由に働き方を宣言するという点で注目され、いわゆる“優しい会社”であると認識されることが多くなってきました。
実際に、入社前の私も同じような認識を持っていました。
いざ入社してみると、確かに多様性が広く認められ、様々な働き方、そしてそれを支える制度がありました。その点では“優しい会社”だと言えるかもしれません。
しかし実際は、「自分はどうしたいか」を持ち、それを説明することが常に求められる環境です。
明確に意思がある人にとっては願ってもない環境ですが、自ら意思をもって行動しようと努力しない人にとっては“厳しい会社”となる可能性があります。
各個人がそれぞれの価値観のもと、自ら行動を起こし、互いを尊重しあいながら業務に取り組める環境がサイボウズです。
多様性に触れながら意思を持って働きたいと考えている方には、非常に働きやすい環境だと思います。
6. 最後に
営業に対してネガティブなイメージを持っていましたが、インターンの経験を通して導入意欲の高いお客様の悩みを聞き、主体的に解決のための行動を起こしていく中で、営業の面白さを感じました。
今回の記事で皆さんにもサイボウズやサイボウズの営業が、「何だか楽しそう」「ちょっと興味あるかも」と、感じていただけたら幸いです。
また、今後就活を控えている学生の方には「なんとなくの理由で、選択肢を減らしてしまうこと」を極力避けて欲しいと思っています。
私自身、「なんとなく」悪いイメージを持ち営業職を「就活の選択肢」から外していましたが、実際に知った結果、「新卒で営業をやりたい」と考えるほど、重要な選択肢になりました。
かつての私がそうであったように「なんとなく」をそのままにせず、少しでも時間をかけて考えていただけたらと思います。
最後となりますが、就職活動をする上で、サイボウズや営業職が皆さんの選択肢の1つになったら嬉しいです。
ここまで目を通していただきありがとうございました。
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