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サイバーエージェント新卒社長に聞いたーバイブル本3選!

CyberOwl(サイバーアウル)で働く社員のおすすめ本をご紹介するこの企画。

第1回目は社長の田中啓太です。ビジネスで参考にした本から、社長の信念の原点とも言えるマンガまで、「本の紹介だったらいくらでも話せる」といつにも増して熱く語っていただきました!紹介したい本はまだまだあるそうなので、第2回、3回もご期待ください。

『超訳 孫子の兵法』
守屋洋/著


知的生きかた文庫 孫子の兵法
人間に対する深い洞察によって裏打ちされた『孫子』は、現代の人間関係や経営戦略にこそ応用可能な「深み」がある。ビジネス社会に生きる人々の実践の書!
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0477389
世界中の指導者・経営者が愛読している、世界最古の兵法書『孫子の兵法』を、わかりやすい事例と共に、あますところなく解説。2500 年前の昔から変わらぬ「勝者の論理」を学べるビジネスマン必読の書! 本書は2011年3月に小社より刊行された同名の単行本を改訂・再編集したものです。(引用元)
目次
計篇……勝算のある勝負だけをせよ
作戦篇…仕事は早く終わらせろ
謀攻篇…戦わずして勝つのが最善
形篇……勝利した後戦え
勢篇……システムで勝負せよ
虚実篇…敵の虚を打て
軍争篇…先に要地を抑えろ
九変篇…戦場の変化に対応せよ
行軍篇…常に有利な態勢を維持せよ
地形篇…戦場を知れ
九地篇…場所による心理の変化
火攻篇…古代唯一の大量破壊兵器
用間篇…情報には金を惜しむな

子会社の社長になったとき、サイバーエージェントの専務執行役員・山内(隆裕)さんにこの本を教えてもらいました。経営についての基礎が戦争になぞらえて書かれています。どのように目標設計をして社員を動かしていけばよいかなど、この本で書かれていることを参考にしました。

例えば「戦わずして勝つのが最善」という章があります。ここでは、戦わなくても勝てるマーケットであればその方がよい、攻め入るのであれば、競合がたくさんいる場所よりもまずは1人倒せばいい場所からなどと書かれているのですが、その考え方からマーケットを見極めて起こした事業がアウルの今の中心事業に育っています。

ちなみにこの本を読んでから、マンガ『キングダム』(原泰久/著)を読むとさらに深みが増します!

『ONE PIECE』
尾田栄一郎/著

『ONE PIECE』コミックス一覧|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
『ONE PIECE』|時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
https://www.shonenjump.com/j/rensai/list/onepiece.html


〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!(引用元)

マンガと言えば、これがずっと一番ですよ。小学生ぐらいからずっと憧れていて、今も「ルフィみたいな社長であろう」って思ってます。

社員にはいつも「まずは好きにやってみていいよ」と言うようにしているんですが、ルフィがまさにそうなんです。ルフィって普段はおちゃらけてて、楽しそうなことがあればそっちに行くし、仲間にも「それぞれのやり方で、それぞれ好きにやってくれ」って感じで生きてるんですけど、何がカッコイイって、ここぞの戦いだけは絶対自分で責任取るんですよ。周りに対する自由さがある中で“肝どころは外さずやりきる”、それがかっこいいですよね。

一番好きなのは23巻!この表紙を見た瞬間に僕、泣きましたから。「わ、ビビ笑った」(ビビ=23巻の表紙の中心にいるキャラクター)みたいな。 この表紙、ビビが満面の笑みなのに後ろの6人は一切笑ってないんですよ。自分たちが死んでもいいからビビに笑顔になってほしいみたいな表情が…表紙で泣かせることができるのは尾田栄一郎先生しかいないと思います!

『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』
井川意高/著

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版
大王製紙社長の長男として、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、東大法学部に現役合格。27歳で赤字子会社を立て直し、42歳で本社社長就任。順調な経営、華麗なる交遊......すべてを手にしていたはずの男はなぜ〝カネの沼〟にハマり込んだのか? 創業家三代目転落の記。そして、刑期を終えたいま、何を思うのか――。出所後の独白を加え文庫化!
https://www.gentosha.co.jp/book/b10641.html
大王製紙社長の長男として、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、東大法学部に現役合格。27歳で赤字子会社を立て直し、42歳で本社社長就任。順調な経営、華麗なる交遊……すべてを手にしていたはずの男はなぜ“カネの沼”にハマり込んだのか? 創業家三代目転落の記。そして、刑期を終えたいま、何を思うのか――。出所後の独白を加え文庫化!(引用元)
目次
序章……灼熱
第1章…極限
第2章…追憶
第3章…邁進
第4章…君臨
第5章…疼き
第6章…放熱
第7章…熔解
第8章…灰燼
終章……下獄
文庫特別書き下ろし 出所

前の2冊とは趣向が違いますが、とても面白かったので紹介します。中身はあらすじのとおりで、自身がなぜカジノにハマっていったのか、またカジノの実態などについて書かれています。

単純に「こんな世界があるんだ…」という非現実的な面白さもありますが、何より井川氏の話が面白いんですよね。もちろん本になっているので編集者が間に入ってるのですが、本から井川氏の頭の回転の早さみたいなものを感じました。学びがあるとかそういうのとは違うのですが、面白いので読んでみてください!


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