こんにちは。株式会社CyberBull代表取締役の中田です。
CyberBullが考える未来の動画マーケティングについて、今回は
「クリエイティブで動画マーケットルールを創造する(ブランドマーケティング編)」
を書いていきたいと思います。
減少傾向にあると言われているマスマーケティング市場ですが、マス広告市場は現在年間6兆円の市場です。インターネット広告産業が年間約1兆円ですから、約6倍のマーケットサイズですので、やはりマス広告は凄いな、と会社設立当初、マーケット調査を改めてしている時に感じた事を、今でも鮮明に覚えています。
TVを主体としたマスマーケティングに対する依存からデジタルシフトしていくという話は、私が社会人になった時よりずっと前から言われていることですが、デジタルマーケティング業界の人間からすると、なかなか想定よりもシフトが進まないな、と感じた事がある方も多いのではないのでしょうか。
なぜ、シフトが進まないのか、その理由は一言で尽きるほど簡単ではないのですが、一つは大前提、日本国内におけるTVのチカラ(リーチ可能母数とブランド)はまだまだ絶大なものなのです。私、個人としてもTVに関しては、まだまだメディア選定段階にファーストチョイスすべきメディアだと思っていますし、マーケティングする上で不可欠な一要素の一つだと考えています。
ただし、デジタルメディアで実現可能な事とマスメディアで実現可能な事や特色は真逆と言っていいほど異なるので、マスマーケティングのやり方や頭でそのままデジタルメディアを活用するのではく、デジタルではデジタルの特色を生かした活用方法でもっとマーケティング活動が進んでもいいのでは?と感じています。
CyberBullとしては、CR運用力、という分野において強みを出して行く方向性ですが、CRに領域においてデジタルの特色を活かした近未来の動画マーケティングについて、2つのポイントに絞ってご説明出来ればと思います。
①コンテンツカスタマイズについて
TVを主体としたマーケティング活動を実施している広告主がデジタルの動画広告を実施する際、まだほとんどの広告主がTV用に製作したクリエイティブをそのままWEBに流用しています。
ただ、雑誌広告を実施する際は雑誌用に、新聞広告の時は新聞用にカスタマイズするように、デジタルで実施する際はデジタル用にカスタマイズしたクリエイティブを製作し活用すべきだと感じています。そういった事が当たり前の世界観を創出していきたい、と考えています。
実際、弊社にてWEB用にカスタマイズをした動画とCMで広告効果の比較を検証した事がありますが、圧倒的にWEB用にカスタマイズした動画の方が広告効果が高い結果となりました。
②運用シフト
デジタルマーケティングの特色として、ターゲティングが出来たり、運用/検証が出来る、という点があります。
ここに関しては、ダイレクトマーケティングで実施されているように、動画を短期間で数10本、効果に応じて変えていくといった運用、つまりは、15秒というTVCMのフォーマットに囚われず、単一クリエイティブの配信に終わるのではなく、狙いを持って複数の動画クリエイティブを製作し広告効果に応じて都度運用していく、といったやり方が必ず主流になってくる、と考えています。
例えば複数のターゲット設定をしている商材の場合、CMでは全ターゲット層に幅広く受け入れられるようなコミュニケーション設計でCRを企画し、ターゲティングが出来るWebにおいてはターゲットに応じてCRをカスタマイズし最適化していく、といったイメージです。この最適化の話はデジタルマーケティングでは当たり前な手法ですが、まだまだマス広告出稿主の間においては浸透していないのが現状です。
CyberBullでは上記のデジタルビデオマーケティングの世界を早期実現したいと考え複数のサービス/商品展開を予定しております。
露出を出す、事ではなく、マーケティングKPIから逆算された明確なデジタル上におけるKPIの達成を通し、広告主の売上貢献に努めて参ります。
現在、CyberBullでは一緒に動画マーケットルールを創ってくれる仲間を大募集しています。ブランドマーケティング領域に共に挑戦してくださる、熱いご応募もお待ちしております。
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