11月10、11日に高松で開催された「第12回日本禁煙学会学術総会」。この度、貴重な機会をいただきまして、ランチョンセミナーを共催させていただきました。
地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センターの中村正和先生に座長をしていただき、「入院患者における禁煙治療について」をテーマに、公徳会トータルへルスクリニック 院長の川合厚子先生と弊社代表の佐竹の講演と、パネルディスカッションを行いました。
年間の禁煙外来の患者数と、入院のために禁煙をする患者さんの数はほぼ同じと、入院は禁煙を始めるためにとても良いきっかけとなり得ます。
しかし、入院時に置ける禁煙支援は、そのインパクトが大きい割に、対策がこれまでしっかり議論されてこなかったという現状があります。
退院後の再喫煙の多さ、精神病院に置ける敷地内禁煙率の低さが課題となっており、その対策としてICTを活用した禁煙支援や、精神病院の敷地内禁煙の推進などが、今回ソリューションとして議論されました。
聴講された方々からの注目度も高く、時間内ではお答えしきれない程の多数のご質問をいただき、とても有意義なセミナーとなりました。