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クオレガでは、プロダクト・デザイン・マーケティング組織で、飲食採用DXプラットフォーム「FoodsLabo」、ホテル人材採用DXプラットフォーム「HotelsLabo」のプロダクト開発、グロースを行っています。今回は、新規事業「HotelsLabo」のBizdevリーダーとして活躍するK.Aさんにインタビューしました。
プロフィール
K.A HotelsLabo BizDevリーダー
2021年クオレガに新卒入社後、フィールドセールスに配属。飲食企業担当として採用課題解決、コンサルティングに従事。新卒2年目の秋にマーケティングGに異動しデータ基盤の構築やデジタルマーケティング施策を行う。新卒3年目、FoodsLaboのBizDevG立ち上げでリーダーに就任し、飲食企業のダイレクトリクルーティングを推進。現在は新規事業「HotelsLabo」の立ち上げメンバーに抜擢され、HotelsLaboのBizDevGリーダーに就任。
— 新卒入社後はどんな仕事をされてきましたか?
新卒3年目ですが、企業担当からマーケティング、新規事業立ち上げ、BizDev(事業開発)の立ち上げまで、多くの職種を経験し、現在は新規事業「HotelsLabo」の事業開発を担当しています。
- ①FS(フィールドセールス):企業担当。採用課題ヒアリング、求職者様のご紹介、採用コンサルティング
- ②シェアリング事業:新規事業。ハイクラス人材(総料理長、有名シェフなど)をスポットでアサイン
- ③マーケティング:Saleforceによるデータ基盤構築。アフィリエイト広告、LPの離脱防止施策
- ④BIzDev(FoodsLabo):新規部署立ち上げ。飲食企業のダイレクトリクルーティング推進
- ⑤BizDev(HotelsLabo):2024年1月末リリースの新規事業のHotelsLaboのBizDevリーダーに就任
新卒で最初に配属されたのは、フィールドセールスでした。
自分は、営業職として新卒入社していたので、当時はインサイドセールス(キャリアアドバイザー)とフィールドセールスのどちらかに配属になるのですが、フィールドセールスとなり、採用課題ヒアリング、求職者様のご紹介、採用コンサルティングを行わせていただきました。
キャリアの1番最初に数多くの飲食企業の担当をさせていただき、人事担当の方の生の採用課題の声を聞いたこと、そしてその解決に取り組めたことは、ダイレクトリクルーティングを進めるBizDevでもかなり役立っています。
その後、新規事業としてシェアリング事業にもチャレンジ。
有名シェフなどのハイクラス人材に面談をさせていただき、スポットでマッチングする企業で、コラボメニューをリリースする、など一定の結果は出せました。
新卒2年目の秋にマーケティンググループに異動。ちょうど異動したタイミングから、会社として「Salesforce」を導入し、営業DX、データ分析基盤の構築を強化していくタイミングでした。
ここでSalesforceからスプレッドシートにデータを吐き出し、関数で自動集計、すぐ結果がわかるモニタリング体制を構築、といった業務を数多く経験したことで、データ分析や環境構築が自分は好きなんだ、とも思えました。
また、アフィリエイト広告のグロース、離脱防止からのCV増、企業向けLPのfacebook広告などのデジタルマーケティングの施策にもチャレンジしましたね。
— BizDevグループの新部署立ち上げ、そしてリーダー就任。
2023年の上期に飲食企業のダイレクトリクルーティングを推進する新部署「BizDev(事業開発グループ」を立ち上げることになり、そのリーダーとなりました。
BizDevは、企業の採用課題をダイレクトリクルーティング(求人掲載→スカウト)で解決していくことをミッションに新設した部署なので、フィールドセールス、データ分析の経験も活かせそうと思い、自分にとって、大きなチャンスでした。
※これからの時代は「ダイレクトリクルーティング」で採用せよ!「FoodsLabo(フーズラボ)」のクオレガ・佐藤康成氏が提唱する、攻めの採用活動
BizDevとして結果を出すには、飲食企業の人事担当者の信頼関係を勝ち取ることはもちろんですが、プロダクト理解を踏まえた最適な提案力が求められます。
求人が少ない企業様には、求人をもっと増やしていただく、求人は一定あるが応募が少ない場合は、他社事の成功事例も踏まえて求人をより魅力的にする提案をします。
また、スカウトについては、どうやったらたくさん送ってもらえるか?スカウトからの応募を上げるにはどうすれば良いか?を企業様ごとに考え、スカウトの文面やスカウトを送るターゲット、スカウト文面に合わせて求人のブラッシュアップもご提案します。
またBizDevリーダーなので、キャンペーンを実施して、プロダクトにログインした人事担当者が必ず目にする場所で訴求し、よりスカウトを送っていただく、そういった施策も数多くチャレンジしてきました。
— FoodsLaboのBizdev立ち上げでチャレンジ、大変だったことは何ですか?
一番は「飲食企業へのダイレクトリクルーティングの浸透」ではないでしょうか。
IT業界などでは、ダイレクトリクルーティングはすでに浸透し、カジュアル面談でとにかくまず候補者と会うという文化はすでにありますが、飲食業界はまだこれから、といったフェーズです。
また、業界的にスカウトは月額で費用が発生するケースが多く、スカウトをたくさん送っている企業は少ない状況でした。
FoodsLaboは、業界で唯一スカウト無料、報酬かつ運用型(求人も基本的に企業側に作っていただく)です。
業界的には新しいプロダクトでしたが、飲食企業の人事担当者にダイレクトリクルーティングで飲食人材を採用していく文化を少しずつではありますが、浸透させていけたのは一定手応えを感じています。
今では、毎日スカウトを送っていただいている企業がたくさんありますし、スカウトからターゲット人材を採用できた!と喜びの声をいただくことも多く、非常に嬉しいです。
※創業13年で売上高50億円、うしごろ」サングの右肩上がりの急成長を支える採用プラットフォーム「FoodsLabo」、その使いこなし術とは?
— そして今回、新規事業「HotelsLabo」の立ち上げメンバーに抜擢。
どうやったら飲食企業がダイレクトリクルーティングで飲食人材を採用できるか?について考え抜いて、数多く試行錯誤し、半年間くらいで効果の出る施策も特定でき、BizDevグループがある程度グロースフェーズになりました。
※飲食店のダイレクトリクルーティングを推進するBizDevリーダー。FoodsLaboを飲食業界の転職のスタンダードに
その段階で、HotelsLaboの話をいただいたいので、また0→1にチャレンジできるということで非常に楽しみです。
このHotelsLaboの立ち上げをどれだけ最短でいけるか?によって会社の成長スピードが大きく変わると思うので、自分が会社の成長を握っているという心意気で取り組みます。
異動、抜擢は今までのキャリア、経験を活かし、自分らしくどうやって強みを活かすか?が大事だとこれまでの異動の経験から学んでいるので、自分らしく勝負しようと思っています。
今回の新規事業立ち上げでこれまでの経験を活かしたいポイントは、自分なりに整理できています。
- フィールドセールス:飲食、ホテル企業の採用課題解決の成功事例、コンサルティング経験、生の声
- マーケティング:データ基盤の構築、ファクトベースでの戦略、打ち手の立案体制
- BizDev(FoodsLabo):ダイレクトリクルーティングの浸透。求人を出して待つのではなく自らスカウトして採用
FoodsLaboのダイレクトリクルーティングの立ち上げの経験からで、ダイレクトリクルーティングを文化として根付かせるためのセンターピンは押さえている自信はありますし、「データ分析×戦略立案」は自分の強みだと思っているので、誰にも負けたくない、それくらいの思いでやっています。
新規事業ということで、何が当たるかわからず、たくさんの課題にぶつかるとは思いますが、とにかく数値化、ファクトベースで考えて自分で試すのが好きなので、今が一番面白いですね。
また、ホテル企業のホテル内レストランのダイレクトリクルーティングのサポートはすでに何社か行わせていただいているのですが、インバウンド復活により、フロントスタッフなどの全くホテル人材が足りておらず、かなり深刻な声を伺っているので、HotelsLaboで必ず解決したいと思っています。
— Bizdevはエンジニア、デザイナーと協働することが多いかと思います。ぶっちゃけやりやすいですか?
デザイナー、エンジニアのサポート体制は正直半端ないと思っています(笑)
リードデザイナーは同期ですし、エンジニアも一緒にプロダクトを伸ばしていくという思いが強いので、デザイナー、エンジニア、BizDevが一体となってプロダクトをグロースしている、という感覚が強く非常に楽しいですね!
デザイナー、エンジニアがそれぞれ弊社のデザイナー採用、エンジニア採用をまさにダイレクトリクルーティングをしているので、UI・UXを考える時に、もっとこうした方がいいんじゃないか?これは、実際スカウトを打つ方からするとつらい。などユーザー理解もあるので、かなり質の高い議論ができていると思います。
あと課題解決のスピードが相当早いので、改善リリースをすぐに行うことができ、企業様からどんどん使いやすくなる、スカウトが圧倒的に送りやすいなど、褒めていただくことも多く、これもしっかりBizDevとデザイナー、エンジニアが連携できている証拠かなと思っています。
新規事業のプロダクトなので、何回も仕様変更や時間をかけて作った機能を大幅に変える、などもあります。
そういうときにエンジニアと信頼関係がないと言いにくかったり、人事担当からしたらこっちの方が使いやすいけどなあ・・みたいなことが絶対にないように、普段からの信頼関係とコミュニケーションはかなり意識しています。
— 最後に、今後のビジョンを教えてください。
新卒3年目で新規事業の立ち上げメンバーに抜擢いただいたということで、まずはHotelsLaboの立ち上げを最速で実現できるよう全力で取り組みます。
これまではリーダーとしてメンバーも持ち、マネジメントも行っていましたが、新規事業立ち上げというタイミングで、上長とも話して一旦プレイヤーに専念し、とにかく最速で事業を立ち上げることに集中しよう、ということになりました。
このHotelsLaboの事業成長とともに、組織を作り自分のキャリアも切り開いていきたい、と強く思っています。
新卒入社以来、数多く職種を経験しているので、飲食・ホテル企業の採用ニーズを定性的にも理解した上で、「データ分析×戦略立案」を強みに事業成長に貢献しようと思っています。
定性的な声と定量的なファクトをもとに絶対にこれだ!という戦略を考え抜いて、「組織を動かし結果を出せるリーダーになりたい、仕組み化されたところで結果を出すのではなく、自分で結果の出る仕組みを作りたい」。これが今目指す自分のリーダー像です。