今現在テレワークを継続している企業は25.7%と言われています。
テレワーク後進国と言われる日本ですが、サイボウズ社のCM「経営者の皆様へ。社員に通勤をがんばらせることは、本当に必要なのでしょうか?がんばるな、ニッポン」のメッセージが話題になっていますね。
テレワークからオフィス出勤に戻っている企業では、もしかしたらまだ「テレワーク=業績が落ちる」「仕事はオフィスで一丸となって行うもの」という概念が残っているかもしれません。
そういう企業では過去テレワークを実施して失敗した経験や適切な導入方法がわからずに足踏みをしている現状があるかと思います。
ただ、向こう数年はビフォーコロナ時代に戻ることはない、と言われており、ニューノーマル時代としてテレワークはきっと当たり前の働き方となり、在宅でもオフィスでも同じ効果を保てる個人のマインドセット、そして企業側の環境づくりが必要となります。
今回は「テレワークでも効率よく働く為」のコツを理解するために、まずは集中力の正体を紐解いていきましょう。
マイクロソフトの2013年の調べによると、人間の集中力は13秒が平気でした。
ところが、2015年にはついに8秒まで下がっているという結果となりました。
金魚の集中力が8秒ですので、人間の集中力は金魚以下、という驚くべき事実ですよね。
これはIT技術が進化して働く環境がどんどん変化してきたことが関係しているのですが、
新しいコミュニケーションの手段が増えるにつれ、人は色々なことに集中できなくなったと言われています。
情報の豊かさは注意の貧困を作るとまで言われており、情報が豊かすぎると全く集中できなくなってしまうです。
テレワークを実施していると電話やチャット、LINEをはじめテレビや洗濯、料理等さまざまなタスクに囲まれていると思います。
複数のプロジェクトを担当している場合には尚更タスクに追われながら働いている方も多いはずです。
皆さんはこれらの多くのタスクを一度に平行して進めていますか?もしくは、一つひとつの作業にチェックマークをいれながら進めていますか?
どちらの方が効率が良いのかは続きの動画でご説明しています。
https://www.youtube.com/watch?v=Hzf2hHfwKbI