https://officenomikata.jp/news/11057/
コロナウイルス感染拡大を受け社員研修もストップ
株式会社カルチャリアは、社内コミュニケーションやハラスメント、経営理念の浸透など各分野の社員研修を企業向けに提供しているが、テレワークの推奨やイベントの中止を政府が発表するなど、対面で講座を行うことが難しい状況の中、社員研修の実施を中止した。
コロナウイルスの感染拡大を受け、ビジネスの業績や気持ちの面で打撃を受ける人が多いのではないだろうか。
社員教育は対面で行うだけでなく、「Ed Tech(eラーニング)」の形で行う企業も増えている。その市場は拡大を続けており、2023年には 3,000億円を突破すると予想されている。
「Ed Tech」のサービスには、受験や補習向けのアプリケーションやオンライン英会話など、民間事業者によって提供されている「学校外教育」関連が多いのが現状だ。しかし、今後は企業のテレワークの浸透と並行し、オンラインの研修ニーズは増えるものの、企業向けのコンテンツはまだまだ多くはない。
テレワーク中でも学べるYOUTUBEチャンネルを開設
「企業研修やセミナーのエッセンスを身近で学べるような環境が欲しい」という声を多く受けていた。そこで、 企業研修2000社以上、セミナー年間2万人以上実施してきた株式会社カルチャリアは、オンライン企業研修の受講を短時間かつ無料で学べるYoutubeチャンネルを開設した。
VUCAという予測不可能な時代に突入した今、会社に依存する時代は終わり、個人の学び直しやマインドのアップデートが今後の時代を生き抜く最強のツールとなるだろう。仕事に対する個人のモチベーションや多様な個性を活かしていく組織力について一人ひとりが考える場が必要だ。
具体的には、「日曜の夜に憂鬱になる。仕事=苦で仕事が楽しくない」「テレワークを試しているがマイクロマネジメントに疲弊している」という日本人が多く抱える仕事の悩みを解決することが重要と同社は考える。
企業の社員教育は少子高齢化の影響を受けますます注目れるだろう。学ぶ手段として、「Ed Tech」を選択肢に入れてみてはどうだろうか。