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新卒入社したエンジニアの働き方〜仕事と遊び場をつくる

小路一平(しょうじいっぺい)
大学在学時にキュービックにアルバイトとして入社。
1年半のWeb広告運用を経て、当時新設されていたエンジニア部門に異動、社内の業務アプリケーションの開発・保守運用を経験。その後、2018年10月に新卒エンジニアとして入社。
現在テックリードとして社内基幹システムの設計・開発・保守運用、DWHの設計・構築などを担う。事業部にも兼務として参画し、新規領域Webサービスのバックエンド・インフラの設計開発も行う。

先々週の弊社テックリード尾﨑の投稿に続き、今回は同じくテックリードの小路が入社経緯やいまやっていることをつらつらと書いていきます!

入社のきっかけ

きっかけは、インターンとして在籍した当時の上司に声をかけてもらったことでした。
過去投稿でも少し触れましたが、最も大きな入社決断の理由は以下の2点です。

① 自分次第でいくらでもスキルアップ・経験獲得と成果を両立させる仕事を作り出せること

② 自身が①を進める際に、当時の上司や代表の世一をはじめ同僚と足を引っ張り合うことなく、相互に応援できる・してもらえると確信できたこと(インターン経験が大きい)

正直なところ、当時は研修など誰かに教えてもらう環境が整っていないことは承知していました。しかし、「仕事もプライベートも心身健やかに、目指す場所へ向かえること」が私にとって何より重要でした。

テックリードとしての仕事

現在の仕事のひとつは、社内業務基幹システム全体の再構築です。
このシステムの中心は、主事業である Web メディアの売上や費用を収集・集計するWebアプリケーションです。開発して以降、大きな事業変化や業務内のニーズ変化を受けてきました。

私が開発に携わり始めた当初から、このような変動に素早く対応するためマイクロサービス構成を志向していました。しかしその後、運用するには私個人も組織も未熟で、いわゆる技術的負債の増大に返済が追いついていませんでした。

私はかねてよりアプリケーションアーキテクチャなどの設計論に興味がありました。いまの仕事はこれらも駆使して解決策を考え、実践できる場です。会社の成長を見据えた別の課題であるDWH構築にも連動しており、VPoE後藤・CTO加藤と対応を協議しながらこれら一体を主導しています。

(社内業務基幹システム全体の再構築を整理した図)

もうひとつは、兼務する事業部でのサービス開発です。
ここではメディア事業のノウハウを生かしながら、新たな業界でのサービス提供を目指しています。ユーザーやクライアントに提供したい価値を実現するため、メディアディレクターと事業を推進しつつ社内で導入実績のない技術領域へも挑戦しています。

  • サービスのコアとなるデータを収集するクローリング・スクレイピング基盤構築
  • 全文検索システムのフィジビリティ検証、選定
  • アクセスが乱高下する領域でのスケーラブルなAWSインフラアーキテクチャ設計・構築

(サービス初期の構成ドラフト)

ここでも自身の経験値を高めるため、未経験領域に自由度高く手を出しています。事業のミッションと計画に一貫して沿う全容を描き、同時に自らのスキルアップを図る仕事を生み出す。これが実践できる環境には非常にありがたさを感じます。

単語だけ並べるとイイ感じですが、私個人としてもエンジニア組織としてもまだまだ未熟さを痛感する毎日です。一方で関心ある新領域に挑戦する仕事を生み、“遊び場”のように日々手探りで社内外から学ぶ過程を通じて「主体的に目指す方へ進んでいる感」をなんとなく感じています。

他にも様々な取り組みがあるので、より詳しく知りたい・他にも聞いてみたいと思った方、まずはカジュアルにお話ししましょう!


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