「Forbes JAPAN SMALL GIANTS AWARD 2024-2025」グランプリを受賞！

2024年11月25日（月）に開催された「Forbes JAPAN SMALL GIANTS AWARD 2024-2025」において、当社が全国150社以上の候補企業の中からファイナリスト7社に選出され、グランプリとグローバル賞を受賞いたしました！

■「Forbes JAPAN SMALL GIANTS AWARD 2024-2025」とは：
Forbes JAPANが主催する、規模は小さくても偉大な価値をもつ「小さな大企業」の発掘プロジェクトです。今回が8回目の開催で、地域における事業および自治体の取り組みとイノベーションの創出を支援する目的で、今年9月より札幌市と連携協定を締結しています。

2024年11月25日（月）に羽田空港第3ターミナル TIAT SKY HALL（東京都大田区）にて行われたアワードでは、当社の代表取締役・伊藤がプレゼンテーションを行ない、その後の審査により部門賞であるグローバル賞と、栄えあるグランプリを受賞いたしました。

審査員の皆さまからは、「長年北海道で人をつくることをやっていて経営思想が一貫されている。初音ミクが注目されているが、今回は伊藤社長の経営思想を評価し、若い世代にそのような経営者が続いて欲しいという願いでグランプリに選出した。」とコメントをいただきました。

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社代表取締役　伊藤博之　受賞コメント
このような栄えある賞を頂きまして誠にありがとうございます。私は、クリエイティビティは国力だと思っています。音楽やイラストだけではなく、美味しい野菜や魚をつくること、素敵な街づくりをすることも全てクリエイティビティです。そのように考えるようになったのは自身が地方出身であることが大きな理由と思います。地方は首都圏に比べて様々な機会が少なかった中で、初めてインターネットに出会ったとき、インターネットは世界を変えると感じてクリプトンを起業しました。クリエイティビティは特定の天才だけではなく全ての人類が持っているもので、それがインターネットを通して日本だけではなく世界と繋がっていくことを、例えば初音ミクの創作文化の拡がりの現象から学びました。そこから学んだことを北海道や日本に還元していきたいと思っていますし、その１つとしてNoMapsのようなイベントを北海道で実施しています。これからも北海道からクリエイターを増やしていくことを続けていきます。

当社はインターネット黎明期に、サウンド素材を輸入販売する「音の商社」として起業し、これまでデジタルコンテンツに関わる事業を展開してまいりました。得意の「音の商社」事業は、自社開発の配信サイト『SONICWIRE』を通じて世界に向けてダウンロード販売しており、同サイトのデータ量は、数千万件を超えており世界でも最大規模です。また『SONICWIRE』では、楽器の音色をシミュレーションするソフト音源も多数取り扱っております。そして、歌声を奏でるためのソフト音源として、2007年に歌声合成ソフトウェア「初音ミク」を企画開発いたしました。「初音ミク」は、音楽・イラスト・動画など様々な分野でクリエイターを惹きつけ、多くの作品がネットから生まれました。これらクリエイター作品を多くの方に届けるのも当社の役割と自負し、コンテンツ投稿サイト『piapro』や、音楽配信プラットフォーム『ROUTER.FM』など自社サービスの開発・運営を行なっております。そして、より良い地域・街づくりをすること、北海道を応援することもまたクリエイトと捉え、『NoMaps』などのローカルプロジェクトを展開しております。

当社はこれから先も変わることなく、クリエイターの皆さまのクリエイティビティに貢献できるような製品やサービスの企画・開発に努めてまいります。今後とも弊社製品・サービスへのご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

クリプトン・フューチャー・メディアは今後も札幌の民間企業として、グローバルな展開を続けてまいります。当社の事業にご興味のある方は、ぜひお気軽にエントリーください！