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『初音ミク』が「日本ネーミング大賞 2023」最優秀賞を受賞!

このたび、当社が展開するキャラクター『初音ミク』が「日本ネーミング大賞2023」(主催:一般社団法人 日本ネーミング協会)で最優秀賞を受賞いたしました。

2007年に歌声合成ソフトウェアとして企画・開発された『初音ミク』のネーミングが、なぜ今このタイミングで評価していただけたのか、疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの記事では、受賞の背景や授賞式当日の様子をご紹介いたします!


16年の時を経て『初音ミク』のネーミングが注目された理由とは?

「日本ネーミング大賞」とは、ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化をゆたかにし、産業の発展に寄与することを目的に賞賛すべき優れたネーミングを選出・表彰する2020年から開催されているアワードです。応募期間中に販売・展開中かつ商標登録が完了しているネーミングであれば、その発売・発表時期が1年以上前であってもエントリー可能となっております。

『初音ミク』は一般部門の部門5〈その他〉にエントリーし、同部門の優秀賞を受賞。さらに、全7部門をあわせた総エントリー数509点の中から選出される"2023年に最も賞賛されるべきネーミング"として、最優秀賞にも輝きました。受賞理由は下記の通りです。

▼日本ネーミング協会 講評(受賞理由)
『初音ミク』におかれましては、最終審査会において「日本発の世界で活躍しているバーチャル・シンガー」「音楽業界にも多大な影響を与えジャンルを創出した」「ネーミング自体にテクノ感・デジタル感を感じる」「未来からきた初めての音というコンセプトがグッド」「テクノロジーだけでなくキャラクター性を持たせたことが成功要因。ネーミングが世界観を拡げた好例」「海外アーティスト含め数々のコラボレーションを生みだし、商品価値が非常に高い」「海外でも同じ名前で展開しているところも素晴らしい」など沢山の好評コメントがありました。また本年、設定年齢と同じ16歳を迎えられたことも、支持・評価された理由となりました。日本ネーミング協会は、「ネーミングは、マーケティングの成功に寄与するだけでなく、商品やサービスに命を吹き込む、そして、時には未来への羅針盤になる」と考えます。その意味においても『初音ミク』は改めて「ネーミングの重要性」を広く社会に発信できるものとして2023年に賞賛すべきネーミングと評されました。

講評でも触れていただいている通り、設定年齢16歳の歌声合成ソフトウェアとして生まれた『初音ミク』にとって、2023年は“16周年”という特別な節目です。この記念すべきタイミングに『初音ミク』というネーミングを評価していただけたことを、とても嬉しく、光栄に思っております!

初音ミクの16年を振り返って~初音ミクの生みの親たちへインタビュー~ | 社員インタビュー
当社キャラクターの初音ミクは2007年8月31日に歌声合成ソフトウェアとして誕生して以来、多くのクリエイターの手により、音楽・イラスト・動画・CGなど様々なジャンルの作品として創作されてきました...
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授賞式では『初音ミク』も受賞コメント動画でご挨拶!

2023年12月4日(月)に都内で行われた授賞式には、当社代表取締役の伊藤が出席。授賞式の前半で、まずは一般部門 部門5〈その他〉の優秀賞として盾を受け取りました。

その後、審査委員長を務める太田光さん(爆笑問題 ・ お笑い芸⼈)によって最優秀賞が発表に!
場内の明かりが消え、初音ミクの紹介動画(「初音ミク Happy 16th Birthday -Dear Creators- Anniversary movie」の一部)とコメント動画が流れました。



再び場内が明るくなり、伊藤が登壇。太田光さんと特別顧問を務める太田光代さん(株式会社タイタン 代表取締役)より「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」受賞の証であるトロフィーを頂戴し、受賞スピーチの機会をいただきました。

▼受賞コメント(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役:伊藤博之)
『初音ミク』は、2007年8月31日に発売となった、歌声合成ソフトウェアであり、同ソフトウェアのキャラクターです。発売と同時に数多くの音楽・イラスト・動画作品が市井のクリエイターにより創作され、ネットで公開・拡散されて、その歌声と姿が世界中に広まりました。同時に、その名称の『初音ミク(HATSUNE MIKU/初音未来/初音未來)』が多くの人々の知るところとなりました。今年、『初音ミク』は設定年齢と同じ16周年を迎えましたが、さらには、日本ネーミング大賞という栄えある賞を頂けたことで、16歳のアニバーサリーイヤーに大きな花を添えられました。本当にありがとうございます。世界中にいらっしゃる『初音ミク』のクリエイター、ファンの皆様にサンキュー(39)の気持ちをお伝えするとともに、今後も永く『初音ミク』が続いてゆくよう会社をあげて精進して参ります。今後とも『初音ミク』を何卒よろしくお願いいたします。


『初音ミク』はたくさんのクリエイターに支えられた存在です。いち音楽ソフトウェアとしての存在に留まることなく、国内外の多くの方に愛される存在となれたのは、たくさんのクリエイターが音楽、イラスト、映像、ダンスなど、多種多様な形で『初音ミク』と共創してくださったからに他なりません。多くの方々による創作活動があったからこそ生まれた景色がたくさんあり、今回の受賞もまたその景色の一つです。


当社では今後もクリエイターの創作活動を応援し、活躍の場を広げる取り組みを行ってまいります。当社の一員として一緒に新しい景色を見たいと思ってくださる方が門を叩いてくださることをお待ちしております。

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