Web3黎明期の2018年から国内最大級のブロックチェーンゲーム『CryptoSpells』を自社開発・運営しているCryptoGames株式会社。そしてその子会社で2022年に設立した「AstarGames株式会社」。
そんなAstarGamesが今年9月にリブランディングを発表。会社名を「株式会社MOCHIRON」に改名。他方の領域に特化したメンバーを新たに採用し、Web3以外にも領域を拡大を目指します。
今回は、株式会社MOCHIRONのCOO 半沢元希さんにインタビュー。
実際のWeb3業界で働く人達の肌感や株式会社MOCHIRONの内側に迫ります。
【profile】
半沢元希
2024年9月に入社
取締役副社長 兼 COO
ゴルフが好き
CEOと一緒に会社を大きくしてみたい
──まず簡単に自己紹介と経歴をお願いします。
この度、株式会社MOCHIRONのCOOに就任いたしました、半沢元希と申します。
2017年に日本アイ・ビー・エム・システムズ・エンジニアリング株式会社に入社。
その後、株式会社野村総合研究、株式会社SHIFTにてPMやコンサルティング業務に携わり、2024年9月より株式会社MOCHIRONに参画いたしました。
──Web2からWeb3業界に足を踏み入れた経緯とは?
経緯はいろいろありますが結論、MOCHIRONのCEO、小澤健太の熱意に負けました(笑)
元々2017年に前職でブロックチェーン技術に触れる機会があったのですが、当時はまだ具体的なユースケースも無く、実用的な印象は持っていませんでした。
ただ、その後も気にはなっていて、最近Web3・ブロックチェーンが世間の注目を集めていることを知り、より成長した技術になっているのでは、と勉強したい気持ちが高まっていたところ、以前から知り合いだった小澤健太から株式会社MOCHIRONのCOOの話を受けました。
当時、MOCHIRON(当時AstarGames)はWeb3事業のみ手がけていましたが、これからはWeb2周りの事業やSES事業等を立ち上げていきたいという話をされました。
そして、Web2業界に長くいたからこそできることを僕にやってほしいと言われ、ビジネス的に事業の立ち上げにはどのような課題があって、どれだけ難しいのだろうということに興味があったので、挑戦してみようと決めましたね。
あとは、メンバーに愛される小澤健太と一緒に会社を大きくしてみたいなと。
──実際にWeb3業界で働いて、どうですか?
ブロックチェーンを活用したユースケースがたくさんあるのだとひしひしと感じてますね!
マーケットプレイス、NFT、DEX、分散型SNSやストレージ、調べる度に新しい言葉を知って、まだまだ新しいユースケースが出てくるのだろうと、夢があるなと感じています。
Web2だと既存のアーキテクチャを使って組み立てていくイメージですが、Web3だとそもそもブロックチェーンを活用して何ができるのか、から考える必要があると思うので、その点がすごくいいところだと思いますね。
──大手企業からベンチャー企業に来て感じたこと
イメージ通り、自由度が高く、挑戦しやすい会社でした。
むしろイメージと違った点は、メンバーの仕事に対する姿勢ですね。思っていたよりもずっと仕事に対して積極的でした。
いろんなことにチャレンジングで、これやってみよう、あれやってみようみたいに前向きな行動姿勢に驚きました。
いい意味でイメージと違いましたね!
逆に、社内プロセスルールや標準資料の整備等、社内のことが優先度が低くなりがちな現状なので、そこは今後僕が埋めていけたらと思います。
──Web3の難しいところ
実際にWeb3業界に足を踏み入れた今でも、正直、Web3やブロックチェーン技術がどんな技術なのかピンときていないです。
調べても簡単に説明してくれるサイトも少ないですし、キャッチアップはWeb2に比べて難しいかなと思います。
──今後COOとして
Web3の経験は浅いですが、Web3以外の受託開発であったり、SES事業、PMやコンサル業務といった今まで自分が経験してきたことはとても活かせると思います。
自分の経験に合わせてWeb3のプロジェクトもこう進めるべき、と考えるの楽しいですし、
Web3以外でもMOCHIRONに頼めば、品質のいいシステムを作ってくれるよね、と思ってもらえるように名を広めていきたいです。
CEOの小澤健太にはWeb3を、僕はWeb3意外を注力して、MOCHIRONのメンバーと一緒にMOCHIRON社を盛り上げていきたいですね!
Interviewee:半沢元希
Interviewer:森心美