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後発でも「世界で数人」になれる。簡単に理解できないからWeb3はおもしろい【社員インタビューNo.5】

Web3黎明期の2018年から国内最大級のブロックチェーンゲーム『CryptoSpells』を自社開発・運営。その知見を活かしてNFT・ブロックチェーンゲーム領域で自社開発・開発支援・コンサルティングを行い、急成長を続けるCryptoGames株式会社

今回は、ブロックチェーンTCG『CryptoSpells』リードエンジニア 鶴岡聖さんにインタビュー。

実際のWeb3業界で働く人達の肌感やCryptoGamesの内側に迫ります。

No.5 鶴岡聖
   2022年2月に入社
   『Cryptospells』リードエンジニア
   『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム 』にハマり中。
   VRを購入したが使い方が分からず放置中。

──簡単に自己紹介と経歴をお願いします。

エンジニアの鶴岡と申します。エネルギー関連の会社で4年間機械系のエンジニアとして勤務し、2年間カナダへ留学。

帰国後にソフトウェアのエンジニアとして1社で勤務し、2社目でCryptoGamesに至ります。

──Web3に興味を持ったきっかけはなんですか?

オンライン講座で講義を聞いたことがきっかけですね。

ソフトウェアエンジニアの勉強に利用していた学習支援サービスで、ブロックチェーンかAIかIoTか講義を選べるタイミングがあったんです。

その時になんとなくブロックチェーンを選びました。選ぶ人が少なそうだなって(笑)。

そこで、面白そう!と思いました。

──Web3の好きなところはどんなところですか?

難しいところです。

Web3というより、技術的に難しいですね。ぱっと理解できないところがいいです。

簡単に全部理解できてしまうと面白くない。

勉強しがいがあって、理解できた時の達成感、数学で難しい問題を解いた時のような気持ちよさがあります。

逆に、技術面以外でのWeb3の概念や目指してるものに対しての共感は、実はありません。ただ単に技術が面白いからブロックチェーンを選んでます。

──業界で成し遂げたいことはなんですか?

ブロックチェーンの範囲はすごく広いので、その中で詳しい分野を作ることです。

全部をカバーするのは不可能なので、その一部だけでも詳しく理解できたらそれでいいと思っています。

広く知る必要はありますけど、詳しい必要はない。

新しい業界で何かに特化してる人がすごく少ないので、細かい部分の話になると世界に数人知っている人がいるかいないかの次元になるんです。

なので、何かに詳しいことはかなり強みになります。

後発組のソフトウェアエンジニアでも、詳しくなれば上の方に行けます!

──CryptoGamesの雰囲気はどうですか?

とにかく若い。

今34歳なんですけど、前職だとまだまだ若造扱いなんですね。

CryptoGamesだと、もう見守る側です。社内の皆さんが楽しく騒いでいる姿を見ることが楽しい。見ている方がいい。

歳をとるってこういうことなんだと実感しました。

CryptoGamesの平均年齢は28歳です。

──これからWeb3業界に来る方にメッセージをお願いします。

Web3に来ても、Web2の基礎が大事です。

実際にWeb3で働いても、業務の98%はWeb2の業務をするので基礎が本当に大事です。

あとは、Web3は偉いものでもなんでもない単なる技術なので、深く考えなくてもいいと思います。

面白ければいい。

僕がブロックチェーンを選んだ理由も、ただ面白いから。それでいいと思います。

マイクを持つ鶴岡さん
【取材後記 by森】
落ち着いた雰囲気をまとっている方ですが、素直で茶目っ気のある方でした。
他人や周りに左右されない自分の世界を持っている方で、鶴岡さんの世界『鶴岡ワールド』を垣間見た気がします。面白い方でした!



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