プロジェクトマネージャーになってみて

こんにちは！クランチタイマー株式会社の田川ゆうすけです！

こちらは「成長、失敗、そしてまた成長」の記事の続きです！ まだ読んでいない方はご一読していただくと嬉しいです！

僕は広島大学工学部に所属している4年で、2021年4月から１年間エンジニアとして経験をつけるために休学をしています。

現在、1年8ヶ月ほどクランチタイマー株式会社でエンジニアインターン・アルバイトをさせてもっていまして、プロジェクトマネージャー（PjM）、プロジェクトリーダーを任せてもらう機会があったので今回はPjM、プロジェクトリーダーになってみて、学んだことや気づいたこと、そして失敗したことなどを書いてみました！

きっかけ

僕がPjM、プロジェクトリーターを任せてもらったきっかけは、もともとエンジニアだけでなくマネジメントの方も興味があったというのと、佐々木さんの方もプロジェクトを任せる人を探していたというタイミングなどが重なり、提案してみると快諾してくださり、PjM兼プロジェクトリーダーをさせてもらうことになりました。

学んだこと

幅広い視野

普段エンジニアとして働いていると、納期や技術に注目してしまってクライアントさんの予算やサービス自体のユーザー体験の向上などにはあまり目が行かなかったりしがちです。

しかし、PjMになってみて気づいたことはクライアントさんの予算やサービス自体のユーザー体験の方が重要であり、使用している技術や開発手法などはそれらの条件を実現するための手段に過ぎないとこを学びました。そもそも、プログラミング自体、ビジネスを成功させるための一つの手段に過ぎないと言うことにも改めて気づくことができました。

これらは僕の中では発見で、エンジニアとしての視野を広げることにも繋がりました。

チームのマネジメント

これはPjMと言うよりかはプロジェクトリーダーの話なのですが、納期に間に合わせるためにチームメイトと話し合ったり、必要によってはペアプロをしながらチーム内の認識を合わせたりしたりするような、現場のチーム開発をマネジメントする経験もさせてもらうことができました。

難しかったこととしては、それぞれ出勤日数の違うチームメイトからチーム全体の開発スピードを計算し、納期を見積る業務でした。

使ったことがないサードパーティ製のツールやパッケージなどはとことん調査をして見積もりの精度をあげるなどをし、直近のプロジェクトではなんとか納期に間に合わせることができたのでチームメイトの皆さんには感謝しています。

人に任せると言う難しさ

これは僕がPjM、プロジェクトリーダーになって一番学んだことかもしれません。一番失敗したなと思うことでもあります。

エンジニアは自分のスキルを持っているため、すべて自分でやってしまったほうが手取り早いと思うこともあると思います。

普段のチーム開発ではすでに役割が決まっていたので自分のことは自分でやるといった感じでしたが、いざ自分が役割を決める立場になると、どこまでを任せたらいいのかがわからず、しまいにはチームのリーダーである僕が一番やることが増えてしまって、開発以外のリーダーとしての仕事が疎かになってしまいました。

自分で何でもやってしまうのではなく、チーム全体にタスクを振ってチーム全体としての生産性を高めることが大事なんだと学びました。

しかしそれが次なる失敗を招いてしまいました。

当時インフラを触ったことがなかった僕は、実務では触ったことはないが少しだけできるスタッフさんにインフラ構築のタスクをまるごと任せたことがありました。

内容は、「チームで決めた期日までにインフラ環境を構築すること」でした。スタッフさん自身も勉強してもらいながらの構築だったので多めの1ヶ月ほどを取ってやってもらってました。

どういう結果になったのかと言うと、期日までにインフラ環境構築が終わらなかったのです。

ちゃんと進捗報告も聞いていて共有は取れていたはずなのになぜそのようなことが起こったのでしょうか。

いろいろ考えた結果、タスクを任せた僕自身がタスクの内容であるインフラを当時知らなかったからだということに気づきました。

確かにタスクの内容もわかってないのに現在の進捗を聞いても具体的にどれだけ完了しているのかがわかるはずがありません。

これらを通して

タスクは自分で抱え込まずにチーム全体に振る、そして振るタスクの内容は大まかでもリーダーは理解しておくべきだ。

ということを学びました。 チーム開発のリーダーとしての仕事を身を持って知ることができ、とても良い経験になったと思います。

逆に言うと、常にモダンな技術を使った開発をスタッフに任せている佐々木さんはやっぱりプロフェッショナルだなと思い改めて尊敬しました。

これらはエンジニアとして開発をするといった場面でもこれらの経験から培った広い視野を持って開発していきたいです！

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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