同じプロジェクトで働く、インフラエンジニアの3人に、今の仕事のこと、現場のこと、未来についてざっくばらんにお話しいただきました。インタビュアーは私、Nが担当させていただきます。それではどうぞ!
【Chapter1】現在の仕事
Nさん
最初に現在のお仕事について、一人づつ教えてください。まずは、Oさんからいいですか?
Oさん
あ、僕ですね(笑)
現在参画しているプロジェクトでは、一言でいうと、クラウドネットワーク、クラウドサービスへの接続・運用、ネットワーク総合維持管理を行っています。簡単に説明すると、ユーザーからクラウドサービスを使いたいという発注があった際に、ユーザーの要件をヒアリングしながら、ネットワークの道を作るという感じです。
Nさん
次にSNさんお願いします。
SNさん
私は、VM ware社の仮想サーバーのアプリケーションの一つである、NSXっというファイヤーウォールの運用を行っています。ユーザーの通したい通信は何なのか?ヒアリングしたうえで要望を加味し設定、監視、運用を行っています。
Nさん
ありがとうございます。SKさんお願いします。
SKさん
僕はですね。
二つの役割があるんですけど、一つ目が最新の技術を検証する部署でいうとR&D。検証っていう意味なんですが、企業で新しく新技術を取り入れる時に、まだ使ったことない機器を使ってノウハウを学ぶためにまずは検証する。実際に機器を入れて、検証して、動作検証し、結果をしっかりため込んで、ユーザーの要件に答えていくという感じです。一言でいうと検証と構築の部隊です。
二つ目が、このプロジェクト全体的のマネジメントをしています。
【Chapter2】チーム体制
Nさん
次にドリームビジョンとしての現在のプロジェクトのチーム体制やその働き方について教えてください。
SKさん
先ほどそれぞれの仕事内容はお話させてもらったんですが、僕が全体的にマネジメントしていて、SNくんにも今後は僕のやっている管理的な部分の業務もやってもらいたいなと、個人的には思っています。現在もチームを作るうえで、例えば、プロパーなりパートナーなり、いろんなプロジェクトで人が足りない、欲しいってなった時に、ドリームビジョンで事前面談を組んでスキル要件を満たしているか?人柄は大丈夫か?というのを、SNくんと対応しています。
Nさん
チーム作りとしては、今は二人で動いているってことですね。
SNさん
そうですね。
SKさん
なので、今後の体制としては、僕が全体的にもっと上のレイヤーをみて、現在の僕のポジションをSNくんにやってもらいたいなと考えてます。
SNさん
笑
Nさん
それぞれがキャリアアップできる環境なんですね。
SKさん
また、もうちょっとドリームビジョン内部の体制的なところでいうと、自分の配下にいくつかチームがあって、大体4チーム位かな?それぞれのチームにドリームビジョンのプロパーが入ってきたり、パートナーが入ってきたり、今もどんどん大きくなっています。でこのプロジェクトは、自分のいる拠点とは別にも拠点があって、人的な部分で僕が見れないところは営業も一緒に動いてもらって管理してもらったりしています。ただし、営業は現場に入ることはできないので、プロパーの管理体制含めてもう少し体制を築いていこうと思っています。
Nさん
すごいことですよね。最近ドリームビジョンの中で、チーム体制みたいなところが強化されてきていて、いい流れになっているなって私も感じています。
体制ができることによって、教育の面も今よりもっと強化されますし。
SKさん
そうですね。
今後、今の場所でもっといろんな案件が増えくると考えてます。その中にはかなり高いレイヤーの案件もあったりして。
Nさん
企業としてはいい流れですよね。
SKさん
そうですね。ただし、体制含めまだ追いついていないなと感じる部分もあって。
もっと、うまく管理できるんじゃないかって。なので、先ほども言いましたが、SNさんに手伝ってもらいたいなと(笑)
Nさん
だそうですが、どうですか?(笑)
SNさん
全然ウェルカムですよ(笑)
【Chapter3】現場の大変なところ、良かったところ
Nさん
今の現場で大変なところだったり、課題はありますか?良かったところでもOKです。
Oさん
大変なところはあまり浮かばないですね(笑)
SKさん
またまた~(笑)課題はあるでしょ?
Oさん
まあ(笑)
正直ベースで、まず一つ話をすると、要件に沿って、こちら側でサービス提供を行っているんですけど、その要件が固まっていない状態で、手元にくることがあって細かいところの設定や設定変更に必要な資料の作成が遅れたりとか…あとは管理しなければいけない資料が多いので、1箇所修正するだけなのに、2、3個の資料を修正しなければいけなくて、ミスが出ないようにどうやって管理していくかが今後の課題ですね。解決策としては、プログラムを組んでもっとシステマチックにしていくように進めたいなとは思っています。
あと、良かったとことでいうと、僕のチームはネットワークの基礎的な部分を切り出した、仕事なので、新人とかでネットワークの勉強(研修)して、現場に出ますよってなった時に、勉強したことが活かせるので、基礎から体系的に学べるなと。そこから、次のステップとして、SNさんだったりSKさんのところの勉強をして成長していくのが理想ですね。
Nさん
なるほど。ありがとうございます。では、SNさんにも伺っていいですか?
SNさん
大変なところでいうと、先ほどO君からもありましたが、ドキュメントが煩雑に管理されちゃってるっていう現状がどうしてもあって、原因としては案件の動くぺースに波がどうしてもあって、1ヵ月に2、3案件の時もあれば、1ヵ月に10、20案件対応しないといけない時があって、当たり前ですが、ドキュメントの作成よりもシステム構築に注力しなければいけなくて、そこに人員をさけないので、大変な時はありますねTT。
Nさん
Oさんもおっしゃっていましたが、ドキュメントはいったいどういうものになるんですか?
SNさん
例えば、ネットワーク業界でいうIPアドレスの管理と運用があるんですが、そのIPアドレスがどこに紐づいているのか?何に使用しているか?を台帳にして全部管理してるんです。僕のところではあまりないですが、Oくんのところだと、どの機器をどこで使っているかとか、これはSKさんも一緒かな?どの機器はどういう用途で使っているとか、その機器に対する設定はどうなっているとか、それをコンフィグっていうんですけど、お客様に常に最新版の資料を提供できるようにドキュメントを作成しています。
Nさん
それはお客さまもみて常に最新の状態でなければいけないと
SKさん
維持管理資料になっているので、維持をしていく上で我々が最新版をしっかり維持できた状態で管理していますよっていう資料なのでしっかり最新版にしておかなければならないんです。お客様からこれどうなってるのと言われた時に、維持管理資料がないと答えられないんですよね。なので、資料作成ってインフラエンジニアとってはとても大事な仕事の一つなんです。
Nさん
なるほど
SNさん
そこの運用部分に関しては、直接お客様とディスカッションして、どういう風にしていこうかっていうのが、大変な所でもあり、楽しいところでもありますね。こっちからの提案で進めさせてくれる時もあれば、もちろんそうでない時もありますが(笑)
他に良かったところなにかあるかな?(笑)
SKさん
次期マネージャー候補
一同
笑
SNさん
まあ、そうですね(笑)私もある意味、人の管理をしていくことは嫌いじゃないので、SKさんていう頭がいる新体制を作っていくうえで自分もその管理の一躍を担えるのは、やりがいであり、プレッシャーでもあります(笑)
もちろん人によっては、管理は嫌だという人もいると思うので、そこは適材適所。
私は、技術的な所はもちろん好きなんですが、人のマネジメントというところにも興味があったので、そういう体制のもとに就けたのは、幸せなことだと思います。
SKさん
SNくんは中途入社なんですが、前職では10年間同じところで、人の管理やマネジメントとかやっていたので、向いているんですよ。
SNさん
向いてるんですかね?(笑)
SKさん
向いてます!
あと、Oくんのいいところを補足すると(笑)
Nさん
唐突ですね(笑)
SKさん
彼は業界としてはまったく違う業界から転職してきてるんですよ。
Nさん
そうなんですか。ちなみに業界でいうと?
Oさん
僕はアパレル業界。子供服ですね。
Nさん
そうなんですね!
SKさん
全然関係ない業種から、いちからITを学んで、プロジェクトに参画して。半年間は別のプロジェクトにいて、それから僕らのプロジェクトに参画してもらいました。
Oさん
そうですね。去年の12月末まで、別のネットワークの現場にいました。
SKさん
今のプロジェクトでいうと約1年。まだ、世間的にいうと初心者じゃないですか。
O君の凄いところはチームのプロジェクトリーダーさんからしっかり、評価されていること。かなり頑張っていてくれていると感じています。
Nさん
今のプロジェクトは経験に関係なく評価してくれる環境なんですね。
SKさん
そういうのをちゃんと見てくれているのがいいところかも。
Nさん
それではSKさんの大変なところとか、良いところを教えてください。
SKさん
僕の立場でいうと。そもそもの話になってしまうんですけど。SESっていう我々の業界で、僕みたいな立場をやっている人っていないかも。
SNさん
いないですね。
SKさん
こういう営業っぽい感じもやれるエンジニアがほぼほぼいないですね。僕はあまり自分のことをSESって思ってなくて、やりがいを感じてます。SES業界でいうと上位会社がいて、パートナーの立ち位置でいろいろ仕事を請けおってやるんですけど、基本的にはリーダーさんの指示に従って、手となり足となり動くみたいなのが、本来の働き方なんですけど、僕の立ち位置はそういうんじゃなくて、ある程度、プロジェクト全体をマネジメントさせてもらっていて、自分でいうのもあれなんですが、上位会社さんから絶大な信頼をもらっているのが、いいところですね。
大変なところでいうと、それと相反することで、事業部長という立場の人たちと密にコミュニケーションをとり、対等にやり取りをするんです。会社として御用聞きになるんじゃなくて、対応できること、できないことの根拠をだして、しっかり書面にして、冷静に話しあいをします。これを実現させるにはこれが必要ですとか。
かなり難しい仕事ですし、本当に密なコミュニケーションが大事。僕は自分のことをセールスエンジニア的な立ち位置だと思っています。全部やっているので。
Nさん
一番最初はSKさんだけ、今のプロジェクトチームにいたと。
SKさん
そうですね。
Nさん
ここから1年くらいで派生させたのはすごいですね。
【Chapter4:ドリームビジョンのいいところ】
Nさん
ありがとうございます。
では次の質問に移らせていただきます。
ドリームビジョンの良いところ、評価や教育体制について聞かせてください。
Oさん
評価体制でいうと自分が、やりたいこと、将来的にこうなりたいとかそういう気持ちを持つことが大事。というか、それが第一条件。それを、社長なり上司なりに相談して、アドバイスをもらいながら道筋を決めていく。自分として何を目標に成長していけばいいのかっていうのを考えることもできるような環境だなと思っています。それに紐づいて、じゃあ何ができたらこれくらい評価になりますとかを明確化することもできます。
一方で、結構自由な会社なところがあると思っていて、他のSESの方とかだと、出勤時間や労働時間が決まってしまっているところが多いんですけど、ドリームビジョンは現場ベースで考えてくれるのはいいところだと思います。あと、僕はよく参加するんですけど、他の現場や部署の人と交流する時に懇親会費を出してくれるので、いろんな人と話す機会も増えるし、視野も広がるので助かっています。
教育体制については、僕の入社した時と変わってきてはいるんですけど、トレーナーがついて、自分で学習スケジュールを決めて、週1報告をするという形でした。
自分が未経験で研修生時代を経験しているので、もっと教育体制は整えていきたいなと思っています。具体的には週報ではなく、日報にしようかとか、帰社してなるべくコミュニケーションをとるようにするとか、困った時にすぐに対応できるような環境を整えてあげたり、日々SKさんとSNさんたちと一緒に研修生がより成長できるように研修内容を考えたりしています。
Nさん
そうなんですね。今、本当にいい流れになってきていると思うので、ますます良くなりそうですね。
Oさん
そうですね。
Nさん
自分の将来についての話などは、SKさんや社長と話す機会はあるんですか?
Oさん
自分から打診するかどうかだと思ってます。
SKさんに関してはちょうど同じ現場で席も近かったので、話すハードルは低かったです。
今だから感じることなんですが、言われたことだけやってOKでは、それ以上に成長はできないので、言葉としてアウトプットしていくことはとても大事なことだと感じます。
ただ、いきなりマネージャーや社長に相談しづらいとは思うので、きっかけづくりはしてあげたいですね。相談や提案に答えてくれる会社ではあるので。
Nさん
ありがとうございます。それでは、SKさんとSNさんお願いします。
SNさん
O君にほとんど言われてしまったんですが(笑)
社員に自由な発言や行動を許してもらえる会社かなと。
自分は中途入社で、研修は受けていないんですけど、トレーナーになった時に、研修生にヒアリングして、ここは変えたほうがいいなと思った点は、SKさんと相談しながら、社長なりに提案し、実際に研修内容を自分たちでより良いものへ変えることができました。
以前は、大きめの企業にいたので、正直自分の提案が通ることはあまりなかったので。
まとめると、社員に自発性を持たせて、それに対して友好的に対応してくれるのでそこがいいかなと思います。
SKさん
僕はもう一言なんですけど、僕がこのポジションを築いたのって、入社して3、4年なんですけど。ドリームビジョンは年功序列ではなくて、基本的にはどの人にもチャンスがあって、僕はその成功事例を作ってきて、会社から評価してもらってキャリアアップしてきています。これからも成功事例を作っていきながら、もちろん共有もしていきたい。
そして、自分自身の今のポジションにも満足していないです。どんどん先に、上に上にあがっていかなきゃなと。あとは自分だけではなく、教育まわりや、下の子たちを上げていきたいっていう気持ちが強いんです。
僕はよく言うんですけど、受動的ではなく能動的に動ける人間っていうのは成功しやすいのかなって思います。それをある程度正当な評価でしっかり見てくれるので、少しうちの会社のいいところかなって。
SNさん
少しって(笑)
SKさん
僕がなるべく上の立場に立つようにすることによって、だんだん能動的に動いてくれる人たちが増えてきたかなって感じているので、これからもいい方向に進むようにと思っています。
Nさん
ありがとうございます。教育周りはどうですか?
SKさん
僕の入社した当時は未経験の採用自体少なくて、メインは中途入社の人たちだったんですよ。これから、未経験の採用を増やしていくタイミングで、研修内容の見直しをしました。
今はO君やSN君たちのおかげでもっとブラシュアップされています。
例えば、入社してから2ヵ月間でC-centの取得を目指すんですけど、資格取得というゴールに向けて、トレーナーと一緒にスケジュールを組み立てて、わからないところは聞けると。
新人の人からしたらそんなに不安にならずに研修できるかと。
【Chapter5:どんな人と働きたい】
Nさん
では、最後になるんですが、どんな人と働きたいですか?
Oさん
僕のいるプロジェクトの方たちは、エンジニアとしていろいろ物事を考えられる一方で、資料の更新とか進捗みたいなところを細かくできる人が少ないので、物事に細かくてまめなひとがいるといいですね。
Nさん
慣れっているよりも性格的なものなんですかね。
Oさん
そうですね。
几帳面な性格の人がほしいかな。
今、みんな大雑把なんで(笑)
一同
笑
Oさん
ちゃんとスケジュールを立ててはいるんですけど。あ、これやんなきゃ!っていうことが多くて。自分のタスクに注視してしまって、他の人の動きとか、現状の進捗が疎かになってしまうので、そこら辺も気になって仕方ないという、性格のほうが重宝されると思います(笑)あとは、不満、不満で終わらせない人がいいなって。運用維持管理業務は慣れてしまうと、定型化されてしまう部分があるんですけど、そういった中で、やっぱり退屈だから、飽きてきたから、つまんないとか不満を持ってしまう人がいますが、その中で自分にできる管理の仕方や効率化やスケジュール管理など新しく自分ができることを増やしたり、見つけていける人がいいと思っています。
SNさん
ほとんど言われてしまったんですが(笑)
私が単純に望む一緒に働きたいなって思う人っていうのはいろんなことに気づける人ですかね。
やっぱり問題点もそうですし、いいところもそうですし、ただ言われてやってるだけだと、気づかないことが多くて、私のやり方に対するこうしたほうがいいんじゃないですかっていう指摘も当然喜んで受けますし、そうゆうことろに気付ける人がいることで、お互い成長できるかなと。やっぱり未経験者ではなかなか厳しい部分は当然あると思うんですけど、やっぱりその中でも、気づきに対してすぐにアウトプットしてくれる人。で、それをお互いどうしたら良くなるかなとか、これどうやったらもっと伸ばせるかなっていう議論ができる人と一緒に働きたいですね。
SKさん
僕としては、未経験とか新人さんと呼ばれる人と、経験者っていう2つの観点から話しますね。まず未経験者の方は、いろいろ学びたいという意欲が強い人がいいですね。
何事にも最初から壁を作るんじゃなくて、いろいろチャレンジしようというガッツがある人。新人さんはやっぱりスキルも知見もないので、そういう意味でいうと真っ白じゃないですか、真っ白だからとにかくなんでも吸収する気持ちで、意欲的な学ぶというところの姿勢がある人だといいですね。
逆に経験者の人でいうとまさにうちの社名にふさわしいんですけど、ドリームとビジョンってあるじゃないですか。
一同
笑
SKさん
これ本当に大事なことで、笑うけど、夢を夢のままで終わらせちゃうと結局何も実現しないんです。それをちゃんとビジョンていって、明確化していくってことなんですね、だから僕からするとキャリアプランを持っている人が来てくれるとすごく嬉しいです。
目標を定める。例えば3年後こうなりたい、それは夢じゃないですか、なりたいっていう夢じゃないですか。もうなるって決めちゃって、そうなるまでのプロセスをどう3年間の間で、どうやって行動していくか、それがビジョンなんです、ちゃんと計画に落とし込める人間ていうのがやっぱり一緒に働きたい人ですかね。
Nさん
皆さんありがとうございました。