VTuber企業の違い
VTuber業界の外部の人から見ると、VTuberの運営企業はどこも同じ様なビジネスを展開している様に感じられると思いますが、実は大きく2つのタイプの企業が存在します。VTuberを企業主体で運営するコンテンツ企業、VTuberとして活動したい個人を支援するインターネット企業です。
コンテンツ企業とインターネット企業ではビジネスモデルも大きく異なり、コンテンツ企業が企業主体で動画を制作し、動画広告をメインの収益源にしているのに対して、インターネット企業は個人が主体でライブ配信を行い、投げ銭をメインの収益源にしています。
当社のビジネス
僕たちは、インターネット企業として、才能ある個人の方のVTuber活動を支援する事業を展開しています。まだVTuber市場が立ち上がっていなかった当初は、自社でVTuber「ときのそら」を運営するところから取り組み始めましたが、現在はVTuberとして活動したい個人を支援する事業が中心になっています。
具体的にどの様な支援を行っているかと言うと、ライブ配信用のアプリケーション提供の他に、配信内容の相談、グッズやデジタルコンテンツの販売、広告案件の提供等です。つまり、単にシステムを提供するだけでなく、VTuber活動を継続的に行っていけるようにビジネス系の社員が企画や収益化の支援も行っています。
ビジネス系職種の役割
タレントマネージャーは、所属VTuberと日々コミュニケーションを行う上で大事な存在です。デザイン担当、システム担当、配信担当、グッズ担当、営業担当、マーケティング担当とVTuberの間に立って、様々な調整を行います。高いコミュニケーション能力が求められるため、営業系や人材系の職種の経験者が向いていると思います。
グッズ担当は、自社で商品を企画販売したり、他社にライセンスを行う仕事を行います。リアルな商品だけでなく、ボイスやLINEスタンプ等のデジタルコンテンツ、コラボカフェのメニュー等、取り扱う商材が多岐に渡ります。
営業担当は、新作ゲームのライブ配信を行う広告に加えて、スマホゲームのコラボガチャ、Twitterのフォロワー数を活用したキャンペーン等のオンライン広告の販売を行う他、イベントへの出演等、VTuberをタレントとして売り込む仕事も行います。
マーケティング担当は、プレスリリースやコミケのようなイベントへの出展、テレビや雑誌などへの露出、各種キャンペーンを展開することで、所属VTuberの認知度を拡大する仕事を行います。
当社の強み
なお、当社の強みは、VRコンテンツを開発していた経験を活かし、スマートフォンやVRデバイス等、様々なデバイスを活用してVTuberとして配信できるアプリケーションを自社開発している点です。当社のアプリケーションはiPhone Xを使ってキャラクターの表情を動かせる簡易的なバージョンの他に、キャラクターの全身を動かすことができ、背景セットやカメラワーク等も変更することができるスタジオ用のバージョンもあり、テレビ番組の様な配信も可能になっています。
ビジネス系職種の担当者は、自社で様々な配信ができるという強みを活かして、グッズ販売と連動したVTuberとのおしゃべりイベントを行ったり、イベント会場の大画面モニターに出演したり、テレビ番組に出演したり、今までにない取り組みを行っていきます。
ビジネス系職種を採用強化中
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