こんにちは。 以前、社内のホワイトボードマーカーの消しやすさ検証についてご紹介をさせていただきましたが、更に改善を重ねているので、そのご紹介をしたいと思います。
(ライティング担当:人事部ワークプレイスグループ 梶尾)
クックパッドは社内の至る所でホワイトボードを活用していて、前回の検証時から更に数が増えています。すると、いつの頃からか「ホワイトボードなのに消えない」という声が聞こえてくるようになりました。 原因は、ホワイトボードの素材が増えていたこと。増えてから気づいたのですが、素材毎にマーカーの相性が全然違うのです。 それぞれに合わせて2種類のマーカーを置いていましたが、入れ違うこともあり、 間違うと「消えない」という最悪の事態となり、昼休みを削って消えない文字を消すという苦行を強いられていました。
もう我慢出来ない、、
というわけで、ホワイトボードマーカー選手権2017の開催です!
ホワイトボードの種類はこんなにある
まずは、改めてクックパッドにあるホワイトボードの種類を見てみましょう。
①塗装タイプ
こちらは移転時に色んな場所に塗れたので、各所に塗っています。寸法を気にせず色んな所に使えるのでいいのですが、結構文字は消えづらい素材です。
②ホーロータイプ
クックパッドでは脚付きと立て掛けの2つの使い方をしています。高価です。でも消えやすい。
③スチールタイプⅠ
脚付きのホワイトボードで、脚が平坦なのがレイアウト的に重宝します。ホーローに比べると安価。
④スチールタイプⅡ
クックパッドでは立て掛けて使う事が多いボード。ホーローとの見分けがつきづらいですが、10円玉で削れたらスチールです。ホーローに比べると安価。
⑤シートタイプ
壁面に据え付けているタイプ。サイズをシート幅に合わせる必要があるのですが、消えやすいです。
細かく言うともう少しありますが、こんなに種類があるんです。 そもそもこんなに種類があるのが問題ですが、買い換えるのも大変なので、 みんなが素材に左右されずにいつでもどこでも消しやすいマーカーを今回は決めたいと思います。
比較条件もろもろ
エントリーされたマーカーは以下の6マーカーです。
・サクラ白板マーカー (前回王者)
・アスクルホワイトボードマーカー (前回3位)
・Idea paint マーカー (塗装タイプの純正品)
・PILOTホワイトボードマーカー (前回2位)
・Pentel knockle
・PILOTボードマスター
条件としては、
1.黒、青、赤の3色を使用
2.書いてから1日放置する
3.消す際は「ひと拭き」
指標は「視認性」「消えやすさ」の2つで、◯、△、☓の三段階で評価しました。 ※「視認性」は、消えやすいけどそもそもマーカー自体が薄く文字が見えづらいのはダメということで入れました
◯=1点、△=0点、☓=-1点
「消えやすさ」はどれでも消えないとダメなので、5点満点のみ採用です。
※時々テンション上がって◎ありますが、それは◯で。
いざ、実践
クルクルした部分を消していきます。
塗装タイプ
アスクル厳しいですね。あれ?前回王者のサクラも△や…。
ホーロータイプ
万能ですね。全部ホーローにしたい。
スチールタイプⅠ
サクラはここが1番輝けますね。アスクルはまたもダメ。
スチールタイプⅡ
どうしたサクラ!?消える気ゼロ!その他はどれもいけますね。 ※PILOTボードマスターは記入漏れですが消えやすさ◯です。
シートタイプ
こちらも万能です。今後の壁面はシート素材で決まりです。
以上を元に点数をつけていきます。
・サクラ白板マーカー
視認性 5点
消えやすさ 2点
・アスクルホワイトボードマーカー
視認性 5点
消えやすさ 2点
・Idea paint マーカー
視認性 0点 ※ペン先細いから全部△にしてたら視認性0になってしまった…
消えやすさ 5点
・PILOTホワイトボードマーカー
視認性 5点
消えやすさ 4点
・Pentel knockle
視認性 5点
消えやすさ 3点
・PILOTボードマスター
視認性 5点
消えやすさ 5点
ということで、両指標で5点満点を獲得した…
PILOTボードマスター
こちらがホワイトボードマーカー選手権2017の優勝者となりました!
と、こんな感じでオフィス内でも細かく改善を重ねています。 今後も様々な取り組みをご紹介していきたいと思います!