代表インタビュー②｜「IPOを目指すブロックチェーン・Web3事業の支援カンパニー」実現に向けたお話

こんにちは。コンセンサス・ベイス株式会社の採用担当です。

前回のストーリーでは、ブロックチェーンの専門家であり、エンジニア出身の志茂がどのような想いで会社を興し、これからどうしていきたいのか、お伝えしました。

第2回目の今回は、会社の今後について、具体的には新規事業についてのお話です。

ーーはじめに、前回のインタビューを振り返ってもよろしいですか？

最後にお話ししたのは、エンジニアの人材不足が大きな問題であり、今後大幅な成長が期待されるWeb3領域においても、もちろん同じ。それを解決するため、Web3/ブロックチェーンという技術の専門領域をベースとした人材事業を進めていこうと考えている、といったことでしたね、

で、人材事業は当社にとって新規事業なので、人材事業で経験・実績が豊富な方に新たに加わっていただいて「IPOを目指す国内No.1のブロックチェーン・Web3事業の支援カンパニー」を実現したいと思っている、という内容で締めたと思います。

ーー今回は、その「新規事業」についてうかがうわけですが、なぜ人材事業なのか、より具体的にうかがいたいです。

はい。エンジニア不足についてですが、これは経済産業省の統計によると、現在でも約31万人のエンジニアが不足しているうえに、2030年にはそれが79万人にまで増える、と予測されています。

エンジニア不足がより深刻になる一方で、ATカーニーの調査によると、私たちが専門技術を持つWeb3関連の市場規模は、グローバルでは2027年までに約67兆円にまで成長する見込みです。

また、ガートナージャパンが発表した日本における先進技術の普及度合いを示すハイプ・サイクルによると、Web3、NFT、ブロックチェーンは10年以内には技術の重要性や役割が理解され、マスアダプションを迎えると想定されています。

ーー人材事業を立ち上げるタイミングが今だ、という理由もあるのでしょうか。

Web3の領域では、現状はまだビジネスが成立する分野が少なく、黒字化している企業も少ない状況です。
その中で、当社はコンサル・受託開発・教育などで黒字化しつつ、マネタイズができるような波が来るのを待っていました。3～5年後の市場拡大を見据えて、今からリソースの確保をしていこう、という判断です。
今このタイミングで黒字化できる人材事業を行いつつ、3～5年後の市場拡大に合わせて、Web3人材を募集・育てていくのがベストであろう、と考えています。

ーーWeb3市場は大きな成長が予測されているにも関わらず、IT全体として、エンジニア不足はますます深刻になりますね。

そうなんです。当社はこれまで、Web3・ブロックチェーンに関する専門的な知識と技術を持った企業として、顧客へのアドバイス・コンサルティングや開発、教育などを手掛けてきました。その中で、国内No.1と言えるほどの実績と多くのビジネスの知見、技術的なノウハウを溜め込んで来ました。企業経営における要である「人・モノ・金」で言うと、「モノ」に該当する部分の獲得に注力してきました。

そうした、大企業を中心とした顧客とのお取引きの中で、よく伺うのは「Web3・ブロックチェーンに精通した人材は非常に不足しており、採用に苦戦している」ということです。このエンジニア不足という問題を解決しなければ、顧客も当社も、また業界全体としても大きな壁にぶつかってしまいます。

人材不足という点については、当社でいえば「マーケット全体のWeb3人材不足」「自社の受託開発での人材不足」「将来的に自社Web3サービスを多く開発していく時の人材不足」の3つの視点があると考えています。

ーーそこで、顧客の課題解決にもつながる人材事業を立ち上げることになったわけですね。

顧客からの高いニーズにお応えするには、「人材事業」として人材派遣、人材紹介、SESなどを総合的に展開して人材を確保し、顧客に技術力を提供することが第一だろう、という話になりました。

「人・モノ・金」で言うと、「人」の獲得を目指します。

ただ、総合的に人材事業を行っている企業は非常に多くありますが、当社にとっては新規事業です。当社がこれまで培ってきた経験と実績を活かして「IPOを目指す国内No.1のブロックチェーン・Web3事業の支援カンパニー」を実現するためには、人材事業で経験・実績が豊富な方に新たに加わっていただくことが不可欠であると考えています。

人材事業を立ち上げて軌道に乗せることで、当社をIPOに導き、株式市場で資金調達をする事で、当社にとっての3番目のピース「金(資金)」を獲得し、「人・モノ・金」を全て抑えた状態を作りたい。

そして、将来的には自社サービスを複数展開したいと考えています。

ーーエンジニア不足を解決するための人材事業の先には、自社サービスの展開があるわけですね。お話ありがとうございました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

2回にわたる創業者インタビューの内容はいかがでしたか？

コンセンサス・ベイスは、これまで培ったWeb3/ブロックチェーン技術の専門企業から、エンジニア確保、IPO、そして自社サービスの展開、という道筋を描いています。これを一緒に実現していただける方を募集しています！