ごきげんよう、
起床した時の顔が砂浜にうち上げられた深海魚な塩野です。
日に日に、鏡を見ることが恐怖であり、また楽しみであります。
今日は、どんな珍怪魚に出会えるのだろう、うわあ、わたしって、キングオブ深海魚~~♡
こうして、人は、歳を重ねてゆくのですね・・。
話は変わりますが最近ふとTwitterで見かけたツイートが私の心に突き刺さり常に脳内リフレイン状態、
しばらくはこの言葉で白米食べていけそうです。
あまり知られてませんが、メンタルが安定してる人の特徴は「ミュートの達人」「ガス抜き上手」「後まわしより先まわり」「完璧より完了」「ハードル下げれる」「才能に頼らない」「趣味に没頭できる」「お笑い大好き」「泣くを許してる」「愛する人がいる」1番大切な特徴は、自分の機嫌は自分でとる。
(Twitter参照)
・・・・・。( ゚Д゚)
確かに。と思う反面、自分がいつもジタバタしている、感情のコントロールができないのはこれが原因で、でもこれができたら苦労しないなと打ちのめされた次第です。
塩野の傾向(塩野調べ)
- ミュートの達人→沈黙が怖くていつもペラペラ喋っています。怖くない時も、とりあえず喋ります。
- ガス抜き上手→ぱっつんぱっつんまで、走ります。そんな自分に私自身が酔ってるのでしょう。そしてガス欠になり停止、使い物になりません。そして便秘がち。(聞いてない)
- 後回しより先回り→後回しにしないようにここだけは気を付けているのですが、先回りの先が間違っていまして、先回りして、空回り。
- 完璧より完了→完璧主義なわりに、完璧にできずに、勝手に心折れて、自己肯定感下がる人です。はい。
- ハードル下げれる→エベレストより高いです、しかも自分で設定しておいて乗り越えらえないです。そして無茶難題に自分でドツボにはまっています。
- 才能に頼らない→私、それもう知ってるし~、と思い、プラスαで学ぶことをしないのです。そのために成長速度が遅いです。やばい。
- 趣味に没頭できる→塩野、趣味がないです。敢えて絞り出すなら、手指消毒。(みんなやってるわ)
- お笑い大好き→アンジャッシュの渡部さんが大好きでした、諸事情により彼のパフォーマンスを見れず、お笑いからは久しく遠のいています。無念。
- 泣くを許してる→泣かないことが美徳と思っています。あたしってかっこいい!ってゆうヒロイン気取り。
- 愛する人がいる→見当たらず。自宅の観葉植物を愛でてはおります。せめて生き物であって欲しかった。
- 自分で機嫌をとる。→永遠の課題です。国立大学の試験より難しい。
なにこの自虐パレード、読んでるこっちが暗くなるわ!と思った方、ここからが本題でございます。
さすがに全部マスター出来てる人はいないと思うのですが、ナチュラルに実践できてるなあと私の中で思い浮かんだ人がいます。それは、弊社のパラリーガル事業部GMである萱原実さんです。
萱原実
変な顔ですね。
いや、それは置いときまして、(人は中身だ)萱原GMは、日本通信サービスがまだまだ小さくアルバイトさんで売り上げを上げていた時代(7年前くらい)から在籍してるキャリアのとても長いメンバーの一人です。現在は、一番大きなパラリーガル事業部のGMとして日々熱く仕事をしています。
そんな萱原さんのことが、わたしは
大嫌い
でした。
出会ったのは私が入社した5年前。彼は営業にてトップの成績を誇り関西人だからか自分の事を面白いと信じており、やたらと声がデカく、背もでかい。髪はロン毛、朝昼晩、カフェオレとアルフォートしか食べないくせに、痩せており、スタイル抜群。とにかく、嫌いでした。
何なのこの人。
とにかく、この人とは私はやっていけない。とイライラしていたのを覚えています。私がいちアポインターだった時代は萱原さんと関わることはさほどなかったので、
私はなるべく、いえ、極力、
いや、絶対に
近寄らん、話さん、関わらんこの三原則を徹底しておりました。(災害時の押さないかけない走らないみたいな)
何なのこの人。
しかし、私はマネージャーになりたい、絶対に上にいきたいと思っていたため営業をとにかくがんばりました。そうすると必然的に萱原さんとの距離が近くなるのです。何かと連絡を取り合わないといけない、連携しないといけない、報連相をしないとならない。
当時の萱原さんは営業はピカイチ。しかし、報連相の様な細かいこと、連携連動が大の苦手、なんならできなくて良くね?だって数字取れてるし、みたいなイタリア人かのような人生陽気に行こうぜ~♪というざっくりした考え方の持ち主。(イタリア人の皆様申し訳ございません)
片や私は、一に報連相、二に報連相、三に報連相。報連相の女、社内で起こった出来事を知らないだなんてありえない、報連相こそが正義、護身術と信じるタイプの人間でした。
そのうちに、萱原さんとの連携で沢山の不満が重なり、
我慢のできなくなった私は社長に言ったのです。
「どうして萱原さんが私の上にいるんですか?私の方が仕事できます、真面目です、私の上に萱原さんがいるのは納得ができません。」
・・・・。
今、思うとこんなセリフ当たり前に言ってた私、マジでやばい、テポドンですか。生意気発言が過ぎる。
社長からの回答は
「??何をいってるの?君をトップにさせる気はない、
萱原は日通の象徴だ。君は萱原のすごさをわかっていない」
(゜.゜)
き~~~~~~!!結局社歴か!?男尊女卑か!?
象徴ってなんやねん!自由の女神か🗽!?じゃあ私はなんなの!?
不自由の女神か!?
くそぉおおおお。( ;∀;)
とか思ったのを今でも鮮明に覚えています。
何なのこの人。
そこから不貞腐れマックスだった私でしたが、あることをきっかけに萱原さんへの印象は180度変わることになります。
それは、いつも順調で日々売り上げを出していた萱原さん率いる営業部隊の数字が急激に落ち込み、過去最低の記録を更新してしまった時期がありました。
その時は卑屈な私もさすがにマズいと思い、自分でも稼働するし、後輩メンバーの育成、数字回復に尽力しました。
しかし、それでも数字は上がりませんでした。
ある日のこと、ほとんどの人が帰った深夜のオフィスの非常階段から誰かの声が聞こえました。
ホラー映画のワンシーンかと思って、恐る恐る見に行ったのですが、
そこには普段はチャラチャラしており人生楽しければいいじゃんマインドな萱原さんが号泣している背中がありました。
恐らく、社長に数字低迷に関してのお叱りを受けたのだと思います。
くそ!!!!!ちくしょう!!!
と叫び、本気で悔しがる萱原さんを初めて見ました。
翌日から萱原さんの目は明らかに違いました、覇気を纏い、誰よりも稼働をする、席を立たない、ご飯も食べない、全力を出し切る姿がありました。
萱原さんの頑張りがあり、数字は回復しました。
私はこのときに、負けた。
と思いました。
その足で社長のもとに向かい
「先日の発言は全て私が間違っていました。社長の仰る萱原さんのすごさを身に染みて知りました。。。私は萱原さんが大暴れできる環境を整えます。萱原さんが不得意なことは全部私が行います。」
と、頭を下げ謝罪をしました。
以降、私は萱原さんのやりたいように、どんなに暴れても組織が回るように、全ての集中をそこに捧げました。
萱原は日通の象徴
この言葉の本当の意味を理解しました。
そこからは、常務のお力を借りながら萱原塩野コンビの二人三脚で事業部を引っ張ってきました。
今はどうしてあんなことを社長に言ったのだろうと顔から火が出るくらい恥ずかしいのですが、若気の至りということでトイレに流してしまいたいのですが、今はただただ敵わないなと思っています。本当です。
その所以が、冒頭にさかのぼるツイートを萱原さんは自分でできているからと思うためです。
自分の機嫌を取るのが上手い、そして
才能に頼らない
ここがとても大きいと思います。萱原さんは努力の人です。
さて、今回は萱原さんへの愛をここで叫ばせていただきましたが、
日通の若手の皆さん、そしてこれから入社をしてくれる中途の方、新卒の方、必ず現場に行けばこの萱原実に出会います。
避けては通れないでしょう。手足も長いので、逃げても捕まえられます。
そして、彼は自由で時として理不尽です。
しかし、そんなときは思い出してほしいのです。
塩野も衝突してきた、でも今がある。
だから、衝突を恐れないでください。話し合えばきっと解決できます。そして凄さを実感できます。
更に言えば、萱原さん自身もしょうもない時代もあったのです。みんな沢山恥かいていっぱい泣いてぶつかって怒られて大きくなるのです。
最初からうまくいく人は誰もいないです。自分という人間を諦めず可能性に懸け生きていればきっとチャンスは巡ってきます。
今もし、行き詰まりを感じてる人がいるならば、それは確実に人間関係だと思います。
数字で悩む人もいますが、それもきっと誰かに協力を仰げば解決が早いんです、でも変なプライドや、お忙しそう。。などの遠慮があることで問題がこじれてしまっているのではないでしょうか。
相手が萱原さんではなくても、話し合うことをめんどくさがらないでください、自分を出してみてください。
悩みの大半は人間関係です。
これからも会社を前進させて、最高の組織を作っていきたいなと塩野は思っています。
また、更新します!!!
よろしくお願いいたします!!!(^^)/