こんにちは、採用担当の芦刈(あしかり)です!
今回は、2021年4月にリリースされた家族ノート(https://info-kazokunote.mamari.jp/)の開発を担っているエンジニアの阿保さんに、普段どのような思いで開発の仕事に取り組んでいるのかインタビューをしてみました。
ぜひご覧ください!
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自己紹介をお願いします
初めまして!阿保(あぼ)と申します。
コネヒトには2019年5月に入社して、2社目になります。
前職では4年間、化粧品クチコミサイトの会社で主にスマホアプリの開発を行なっていました。大学生の頃からiPhoneユーザーで、新卒で入社してからもiOS開発をやりたいと思っていましたが、Web APIを使って実装したりするのでWeb側の知識があると便利なことも多いという理由から、まずはWeb開発(言語はPHPとJavaScript)をしておりました。
後半の2年間はiOSアプリの開発を担当し、最後の数ヶ月はGoで開発もやっていました。
コネヒトへの入社の決め手を教えてください
まず転職理由は、「もっとデータを使ってサービス開発したい」という思いが強くなったことでした。
前職では多くの新機能を開発していましたが、実際にユーザーがその機能を使っているのかなど、ユーザーの反応がわかり辛く、次の手を考え辛いというもどかしさがありました。
せっかく開発するのであれば、自分が開発したものがユーザーに使われているか、改善点はないかなどのサイクルを回して開発できる環境に身を置きたいと感じるようになりました。
そんな中でコネヒトを知り、実際に会って話を聞く中で、エンジニアが主体的にデータを使い、ユーザーの反応をダイレクトに感じながら機能開発や改善を行っていることがわかり、面白そうだと思いました。
また、僕自身も前職でtoCとtoB両方のスマホアプリの開発経験があったので、コネヒトでこれまでの経験を活かせると感じたのも入社の決め手です。
コネヒトに入社してからは、どのような仕事に取り組んできたのですか?
最初はママリのiOS開発を行っておりました。また転職理由にもあげていたデータの活用をしたいという思いもあったので、並行してRedashやMixpanelを使いこなすために日々触れるようにしていました。
(詳しいブログはこちらhttps://tech.connehito.com/entry/2019/12/14/100000)
2019年12月くらいから領域を広げ、サーバーサイドの実装も行ってきました。
なぜ担当領域を広げる意思決定をしたかというと、自分自身のこれまでの経験を生かして担当領域を広げることで、当時のチームが抱えていた課題を解決できると考えたからです。そして、チームの課題解決がユーザーの課題解決にも繋がると信じていたからです。
当時は、サーバーサイドが絡む優先度の高い施策が多く存在していたものの、チームがリソース効率を必要以上に気にしながら開発していたため、リソース効率の観点から後回しになってしまっている状況でした。
僕自身、ママリの開発を担っているチームとして、優先順位が高い施策から着手をして開発していくことが理想だと思っていたので、この状況は課題だなと感じていました。
そこで、前職でサーバーサイドの開発経験がある自分がコミットすることに意味があると思いました。
コネヒトの開発体制でユニークだと思うところを教えてください
コネヒトの開発過程では、開発側とビジネス側がフラットにディスカッションを重ねながらプロジェクトを進めていくことが多い点です。
ワイヤーフレームや仕様策定を決める段階からエンジニアも入って、開発側とビジネス側がチームを組んで議論しながら進めています。
(家族ノート誕生秘話 https://www.wantedly.com/companies/connehito/post_articles/327119)
エンジニア視点でどうやって実現するのか?という観点で話し合うことももちろんありますが、ディスカッションの中心にはいつもユーザー視点があり、ユーザーからみてどんな機能が必要なのか?というのを常に考えて開発をしている点もユニークだなと思っています。
直近ですと、家族ノートの開発でパスワードを忘れたユーザーが自身で再設定できる機能のフローや仕様を僕主導で決め、チームと相談しながら進めていった、みたいなこともありました。
今は具体的にどのような開発を行っているのですか?
現在は、toB向けの新規サービスである「家族ノート」の開発を行っており、直近では家族ノートでママリのQ&Aが見れる新機能を開発しています。
現在、家族ノートではママリユーザーの検索データを提供しています。
お子さんの妊娠週数や月齢を起点に分析ができるため、例えば自社の製品が妊娠何週目頃から検索され始めるのか、興味のピークはいつ頃かということがわかります。
検索データでは興味の推移が見てとれますが、実際にどういう会話が行われているのかを可視化するためにに、現在はQ&A機能を開発中です。
Q(ママリに投稿される質問)には、月齢やニーズに合わせてどんな商品が世の中にあるのか質問したり、商品を購入するにあたって何で悩んでいるのかなど、主に潜在顧客の声が多く集まります。
A(質問への回答)には、その商品を実際に利用した上での感想など、主に既存顧客の声が多く集まります。これら両方を見ていくことでより深くユーザーの実態を把握することができると思っています。
阿保さんが開発する上で大事にしていることはありますか?
「今つくっているものが、チームの目標に対してどういう意味があるのか」理解することを、常に意識しています。
これは僕含めメンバーみんなが大事にしていることです。
現在開発している家族ノートですと、チームでの議論に加えて、ビジネス側のメンバーがクライアントと商談したMTGの議事録を見て、クライアントが家族ノートにどういう価値を感じてくれているのか、懸念点はどこかなどの生の声を知り、自分が開発する機能の理解を深めています。
最後に、阿保さんが今後やっていきたいことを教えてください!
まずは、家族ノートを、クライアントにとってより価値のあるサービスにしていきたいと思っています。Q&Aを追加してリアルな課題や話題を把握できるようにしたり、定期的に触りたくなる機能をつくったりしていきたいと思っています。
あとは僕と一緒に開発してくれる仲間を絶賛探しているので、少しでも興味を持ってくださった方はオンラインでカジュアルにお話ししたいです!
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今回のインタビューを通して、常にチームの視点を持って、どういう立場で自分がバリューを発揮すると事業を前進させることができるのか、どうすればもっとユーザーの役に立てるのかを考えて開発をしている阿保さんの姿勢が伝わってきました。
阿保さんのインタビュー中の生き生きとした表情もとても印象的でした!
阿保さん、インタビューありがとうございました!