ウェイブの知りたいが集まるブログ。
今回は、現在*1 採用募集中のアニメ製作企画職に携わる社員のショートインタビューをお届けします。特に、「アニメ業界、製作委員会についての基本知識を知りたい!」という方必見です。これまで*2『 AnimeFesta』サービスに配信するアニメ作品の調達業務に従事していた松谷。そんな松谷にウェイブの新しい挑戦である、アニメ出資事業部門の『アニメ製作企画』の具体的な業務内容や、展望などについて聞きました。
Profile-----
松谷 健一郎 (まつたに けんいちろう)2022年11月入社。AnimeRightsグループブリーダー。今頑張っていることは育児の勉強というほっこりなエピソードを持っている。そして仕事において一番大切にしているのは、コミュニケーション力。
新しい挑戦、それは『デレギュラ』
ープレスリリースでも発表しましたが、アニメーションレーベル『デレギュラ』の立ち上げ、おめでとうございます。
ありがとうございます!ウェイブでの新たな挑戦となりますので、不安もありますが、自分で企画した作品を世に送り出せるというワクワク感もあり、とても楽しく日々新鮮に業務に取り組んでいます。
ーウェイブのオリジナルアニメは従来の製作方法に加え、協業をはじめた理由は?
これまでは自社のオリジナルアニメで、自社サービスの成長や、作家の発掘を図っておりましたが、それだけでは限度があり、より大きく、グローバルに成長するため製作委員会への出資や製作委員会の組成を始めました!
ー『デレギュラ』では、アニメが世の中に届くまでどんな流れですか?
『デレギュラ』では刺激的で魅力的な作品(「お色気」や「バイオレンス」要素のある作品)をアニメ化することが目的となりますので、そういった要素のある原作探しをまず行います。アニメ化する原作を決めたら、制作ラインの確保と放送時期を定め、原作の版元にアニメ化の提案を行います。そこで、無事に提案が通れば製作委員会を組成して本格的にアニメの制作を進めていきます。その中でよく関わるのは、出版社、おもちゃやグッズのメーカー、アニメ制作会社、音響制作会社、国内外の配信プラットフォーム企業、海外のディストリビューターなどコンテンツ産業の発展を支えている会社様がありますね。
製作、企画、調整、その工程を覗いてみる
ー製作委員会はよく聞きますが、どのような仕組みでしょうか?
製作委員会はアニメの制作に必要な資金を、共同で出資するスポンサー企業の集まりです。 アニメの制作には多額の資金が必要となるため、リスク分散のために製作委員会方式が採用されるケースは少なくありません。 その場合、アニメ作品の収益や著作権をはじめとするさまざまな権利は、投資額に応じて製作委員会に分配・共有されます。ウェイブではいままで自社資金でアニメ制作してきましたが、今回の出資事業で制作スタイルの選択肢を増やして、インパクトのあるヒットタイトルを創り出したていきたいですね。
ー松谷さんはどのような業務に関わっていますか?
アニメの企画立案、宣伝。製作委員会の構成から権利獲得。簡単に言うとアニメにまつわる企画をして、委員会を運営をしています。また、国内外の配信サイトへのセールスも行っております。部署も含めて新しい挑戦になるため、裁量を持って幅広く携わっております。
ーお仕事ではどんなところが大変ですか?
これまでは1社出資でアニメ制作を行っておりましたので、委員会運営での立ち回りなどかなり手探りで作業を行っている感じです。ただ、いろんな企業の方たちと共同で案件を進める楽しさはあります。初めての取り組みではありますが、チャレンジと達成感はダイレクトに感じられますね。
「楽しむ」ことも大事にしているAnimeRightsグループ
ーチームメンバーを絶賛募集中ですが、新しい仲間に対して期待していることは?
なんといってもコミュニケーション能力と行動力は必須となります!そのうえで、いろんな方と協力して「ものづくり」をするための交渉が発生しますので、どんな相手でも物怖じしない度胸も期待します。新しい事業また、海外の企業との取引も約1割ぐらい発生しますので、ある程度の英語力があると大変嬉しいです。もちろん、英語の業務に対して抵抗感がなく、今後海外市場に作品を広めていく抱負をお持ちのかたであればお任せする範囲も広まります。
ーアニメ業界未経験な候補者の方なら、どのような経験があれば活躍できますか?
営業職や接客業など、人とのコミュニケーションを発揮してきた経験があると活躍できると思います。また、アニメ制作はビジネスなので、ただの趣味として見るだけではなく、収益化モデルづくりや、市場反応の部分をちゃんと考えて業務に取り組めるマインドが大事になってきますね!業界未経験の方には、すでにお持ちの経験に合わせて、できることからお任せしていきますのでご安心ください。今回は幅広くいろんな方にお会いしたいと思っておりますので、少しでも当社のアニメ事業にご興味をお持ちの方はぜひ応募してみてください。
ー最後に、AnimeRightsグループのリーダーとして、今後の展望をお聞きしたいです。
新しい挑戦の故に、先ずは個々人が成長し、ヒット作を生み出せるような集団を作り上げていきたいと考えております。そして…業界内で「刺激的で魅力的な作品(「お色気」や「バイオレンス」要素のある作品)といえばウェイブだよね」と言われるくらいの立ち位置を形成していきたいと考えております。
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