新年あけましておめでとうございます!NOVELの米田です。
2023年がスタートしてすでに半月。皆さまどのようにお過ごしでしょうか?
NOVELは今年も最善の採用支援を行うため、社員一同やる気MAXで稼働しています!
さて、2023年最初のストーリーは「仕事と育児の両立」について、当社メンバーのインタビューを交えながら深堀りしていきます。
昨今、『男性は仕事、女性は家庭』というステレオタイプな考え方は時代と共に変化。
1989年の共働き世帯が42.3%(78万世帯)に対し、2019年の共働き世帯は66.2%(1,245万世帯)と大幅に増加しています。(厚生労働省「令和2年版 厚生労働白書」)
共働きは当たり前になりつつあり、男性の育休取得率が1996年から2021年の25年間で13.85%増加(厚生労働省「令和3年度雇用均等基本調査」)するなど、雇用管理の見直しが大幅に進んでいるといえるでしょう。
実際に、NOVELがお付き合いする会社の多くが産休・育休実績をお持ちになっています。中には男性の育休取得率が100%という会社も!
とはいえ、産休・育休後の社会復帰があまり整っていない、という会社が存在することも事実。「働きたい会社をつくる」というミッションを掲げる私たちは、この問題にも真剣に向き合っています。
積み上げたキャリアを犠牲にしない!仕事とプライベートどちらも全力で取り組める、そんな会社を目指した取り組みとは。
「育休後に復職したけれど、簡単な仕事しか任せてもらえない……」
このように仕事と育児の両立はできるものの、昇進や昇格には縁遠いキャリアコースに乗ってしまう。このような問題は「マミートラック」と呼ばれています。
できれば長く仕事を続けたい。でも子供ができたら、私も不遇な扱いを受けてしまうのだろうか……。
そのような不安から、子供を考える時期を遅らせたり、授かること自体を諦めるという選択をされる家庭も存在するのではないでしょうか。
さまざまな理由があれど、明るいライフイベントを手放しで喜べない状況は悲しいことです。
NOVELが掲げるミッション・ビジョンは「働きたい会社を作る」「働きたい社会をつくる」。
社会を変えるなら、まずは自社から整えるべき!という思いから、以下のような制度をご用意しています!
<産休前のフォロー>
◆リモートワーク:安定期に入るまでは安静に!もちろん、出社したい時は出勤OK。
◆時差出勤:体調に合わせ、満員電車の時間は避けてOK!
◆通院:もちろん体調優先!通院時間は都度相談してくださいね。
◆全力サポート:突然のトラブルがあればすぐに連絡を!社員総出でフォローします。
<カムバック制度>
休職・退職になった社員が、休職・退職時の職位を引き継いだまま復職できる制度です。
子育て後に限らず、介護等の止むを得ない事情など、あらゆる状況に対応します!
今回は、NOVELに在籍する2名の女性メンバーにインタビューを行い、「仕事と育児の両立」「NOVELのサポート制度」についてお話していただきました!
今回のターゲットは……
◆河本 優子(かわもと・ゆうこ/写真左)
入社:2019年9月
所属:Business Dept. Agent Unit.
前職:大手人材紹介会社にて、マネジメント等を経験。
現在:マネージャーとして、人材紹介部門の立ち上げに参画。
子供:1児の母(現在育休中!)
◆脇田 沙江(わきた・さえ/写真右)
入社:2022年4月
所属:Corporate Dept.Management Unit.Chief
前職:博物館で経理を経験。助成金や予算管理など、数字に関する業務が得意。
現在:コーポレート領域を管理するチーフとして活躍中!
子供:2児の母
*河本さんが現在育休中のため、リモートにて取材を行いました!
親である前に1人の人間として。豊かな人生を得るために望んだ、復職という道。
ーー河本さん、お久しぶりです!早速ですが、お二人はお子さんができるまでどのように働いていましたか?
河本 優子(以下:河本):そうですね、私は前職の時から「子供が欲しい!」という思いが強かったんです。
ただ、出産後のキャリア形成は難しいのではないか?という不安から、子供を授かるまではとにかく仕事に打ち込んでいましたね。
脇田 沙江(以下:脇田):私は前職で妊娠・出産を経験していますが、当時は子供と常に触れ合える専業主婦への憧れが強くて。出産後は迷いなく、自らの希望で退職しました!
ーー実際にお子さんを授かった後、「働き続けること」を選択したきっかけは何だったんでしょうか?
河本:育児のためにお金を稼ぐことが大前提ですが、何よりも「社会との関わりを持ち続けたい」という思いが強かったからですね。
親が毎日楽しそうに働く姿って、きっと子供の印象に残ると思うんです。働くこと=人生の豊かさにも繋がるんだよ、ということが体現できたら嬉しいな、という思いが大きかったです。
また、お金を稼ぐことで子供の将来の選択肢も豊かにしたい。「この子の笑顔を守るためにも働き続けよう!」と、前向きに決意しました。
脇田:私は「憧れの専業主婦になれた!やったー!」と大喜びしたものの、なぜか心の底から満たされていない気がして。そこで「そうか、私は働くことで豊かさを感じる人だったんだ」と、初めて気が付いたんです。
子供たちが小学生になって育児が少し落ち着いた頃に、改めて働きたいという思いが再熱して。自分が望む人生を歩むためにも、再び働くことを決めました!
出産・子育ては戸惑いの連続!どうしようもない不安に寄り添ってくれたのは、理解ある会社のメンバーたち。
ーー妊娠中の体調変化は大きな負担だったとか。お二人にはどんな変化がありましたか?
河本:びっくりするくらい体調のコントロールができなかったですね。定期的に襲ってくる眠気とだるさが、まるで睡眠薬を飲んだかのように強烈なんです。
ただの寝不足だったらいつもより早く寝ればいいだけなんですが、どれだけ寝ても眠い!(笑)
脇田:私は食の好みがガラッと変わっちゃいましたね。もはや偏食レベルで、チキンラーメンだったら麺が伸び伸びになった状態しか受け付けなかったり(笑)
出産したらけろっと元に戻るので、人間の体って不思議ですよね。
河本:私自身も把握しきれないような体調でしたが、NOVELはその不安定さをしっかり理解してくれた。これが本当にありがたかったですね……!
基本的にリモートワークで、出社したい時だけ時差出勤。加えて、突然の体調不良でも当日に休暇取得OKという……。柔軟な対応に何度も救われました。
脇田:制度だけでなく、メンバーが快くフォローしてくれることも大きいですよね!
制度を使用したら嫌味を言われた……なんて悲しいお話も聞きますが、NOVELはみんなが理解を示して心から応援してくれる。だからこそ、安心して出産の準備ができるんだと思います。
ーー制度だけで終わらない、その姿勢が大事ですもんね!また、体だけでなく生活環境も大きく変化したんですよね?
河本:役所や保育園の職員さんから「お母さん」と呼ばれるようになったことが、自分の中では衝撃でしたね。もちろん母なので間違いでは無いんですが、「私のことは今まで通り名前で呼んでよ〜!」ってジタバタしました(笑)
一個人として認められたいので、「私はお母さんである前に、河本優子という人間だ!」という意識が常にあって。ここも職場復帰を望む大きな理由ですね。
脇田:今思えば、私も子供を通じることでしか社会と繋がれない、そんな感覚に違和感を覚えたのかも。
もちろん、専業主婦(夫)として子供とずっと関わり、児童館や公園でママ・パパ友と出会うことも素敵な生活スタイルだと思います!これは人それぞれの価値観によりけりですね。
「働き続けたい。でも、本当に仕事を続けられるの?」そんな悩みを解決するキーワードは、時間効率と適切な取捨選択スキル。
ーー河本さんはもうすぐ復帰予定ですね!とはいえ、1年以上のブランクがある状態。正直、不安もあるのでは……?
河本:ぶっちゃけ、めちゃくちゃ不安です(笑)正直、今までは残業ありきで稼働効率を考えていたところがあったんですが、復帰後はそうもいかない。
育児と仕事、どっちも両立する!と決めての職場復帰なので、これまで以上にタスクの整理や取捨選択を行うスキルを磨かなくては……!と、今から気合いを入れています!
ーーなるほど。先輩ワーキングマザーとして、脇田さんはどう感じますか?
脇田:河本さんが仰る通り、効率的な稼働は最大の課題!私は育児のため、通常8時間勤務のところを7時間勤務にしてもらっているんです。なので、他のメンバー以上に効率を考えないといけない。
どんな業務にも期限を設け、「何がなんでも、◯時までにこのタスクを終わらせる!!」など、常に自分と戦い続けています(笑)
河本:そんな条件の中、脇田さんは入社半年でチーフ職に昇格されたと聞きました!入社間もない上に、周囲よりも限られた時間で成果を出すなんて、決して簡単なことではないはず。
私もタスクに追われるだけでなく、自分自身で課題を見つけ解決していく、そんな余裕と積極的な姿勢を目指したいですね。
脇田:産休・育休前から、NOVELを引っ張ってきた河本さんならきっと大丈夫!カムバック制度を利用し、復帰後は大型プロジェクトに参画予定だとお聞きしています。
私としても、河本さんがやりたいことをのびのびとできる環境を整えたいな、と思っています!
河本:本当に心強いです、ありがとうございます!
ーー心身ともにあらゆる変化が起こり、時間にも追われる毎日。そんな状況での協力って、ものすごく心強いですよね!
河本:実は、私はNOVELにとって初めての産休・育休取得者。「過去事例がないから分からない」で済ませるのではなく、私の体調や予定に合わせた制度・稼働方法を整えてくれました。
初の事例に対しては、ロールモデルを作るためにも全員で前向きに取り組む。そんな理解ある職場で良かったな……と、心から感謝しています!
脇田:私は最初「フルタイムで働きたい!でも2人の子供たちをおざなりにする訳には……」と、復職自体を悩みました。
そんな不安をNOVELでの面接時に打ち明けたところ、「お子さんが帰ってくる時間に合わせ、17時までの時短勤務でも大丈夫ですよ!」と提案してくれたんです。
今では、私が望んでいた「仕事と育児、どちらにも全力を注ぐ」ことができ、毎日が充実しています!
メンバー自身の幸せのためにも、NOVELは「妥協する必要がない会社」を目指しています。
ーーお子さんが産まれてから、自身の考え方や価値観に変化はありましたか?
河本:私はめちゃくちゃ心配性だったんですけれど、周りのサポートを実感することで「勝手に悩んでも良いことはない!」と思えるようになりました!(笑)
産休を初めて伝える時は、NOVELのみんなを信頼しつつもどこか不安だったんです。けれど、メンバー全員が自分のことのように喜んでくれて。
そこからは「もっと前向きかつシンプルに捉えてもいいんだなぁ」と思えるようになりましたね。
脇田:私は、自分の機嫌は自分でとることを意識するようになりました!自分が思っている以上に、親の機嫌って子供に影響するんですよね……。なので、「周囲を幸せにするためにも、まずは自分が幸せになる」をモットーに日々取り組んでいます!
実際に、全力で仕事ができる現状が本当に楽しくて!最近は夫にも「毎日楽しそうだね」と言ってもらえることが増えましたね。
ーーでは最後に、読者の方へのメッセージをお願いします!
河本:子供に限らず守るべきものができると、必然的に悩みも増えます。でもそれって、自分1人で抱え込むから解決しないことが多いんです。
誰かに頼ることは勇気が必要ですが、自分の大切なヒト・モノのためにも、ぜひ1歩踏み出してみてください。
NOVELは悩める社員のためであれば、メンバー総出でフォローする体制が整っています!家庭や体調などプライベートなことでも、気になることがあれば何でも相談してみてくださいね。
脇田:「子供がいるから」と、働くことを諦めたり妥協してしまう親御さんも多いですが、働きたいという希望が何の心配もなく叶う会社・社会を作っていけたら……と常に思っています。
NOVELは育児や介護など、どんな環境に置かれた人でも公平に評価される組織。「努力と成果がきちんと反映される会社です!」と胸を張って自慢できるよう、まずは自分がロールモデルになりたいですね。
河本さんも安心して働ける環境を整えていきたいですし、河本さん自身にも「育児と仕事、どちらも妥協しない!」そんな姿を体現していただけると嬉しいです!
河本:もちろんです!一緒に頑張っていきましょう!
全ての働く人たちが、心から笑える社会になりますように。
いかがでしたか?お二人の向上心やポジティブさはもちろん、それが叶うNOVELの社風が伝わったかと思います。
実はわたし、米田の母もシングルマザーとして私と妹を育ててくれました。
仕事をいくつも掛け持ちしながら、明るい笑顔で愛情を注いでくれる。「このたくましさはどこからやってくるのだろう」と疑問に思っていましたが、きっとお2人のような悩みや不安もあったはずです。
世間の考え方も徐々に多様化し、男性はこうあるべき、女性にはこうあってほしい、などのバイアスは弱まりつつも、まだまだ課題は山積み。
ですが、NOVELには「働きたい社会をつくる」という大きなビジョンがあります!性別や年齢に関係なく、働くことで豊かさを感じられる社会にできるよう、私たちは今日も採用支援に全力で取り組みます。
NOVELはこれからもメンバーのあらゆる悩みや立場に寄り添い、全力でサポートできる体制を整えていく予定です!
「こんな会社で働きたい!」とNOVELに興味を持ってくれた方は、ぜひカジュアル面談からお会いしましょう♪
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