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日本の誇る伝統文化をより魅力的な姿にして次世代に継承する
現存最古の清酒用酵母「きょうかい6号」の発祥蔵で 嘉永五年の創業以来、伝統に根ざした酒造りを守り続けています。 純米造り、木桶仕込みをはじめとする江戸時代の製法を採用し 数少ない完全無添加の酒蔵として知られています。 酒造りの周縁文化を保護する取組みにも力を注いでいます。 自社田を保有し、無農薬での米作りの推進や 廃れかけている桶作りの技術を継承する為、工房を設立しました。 ほか、日本酒の魅力を伝える為のイベントなどを開催、 様々な世代に向けての働きかけなど、酒蔵の域を超えた活動が魅力です。
価値観
酒に限らず、原料栽培や、木桶工房での酒造道具の制作、さらにはイベント運営に至るまで、ある意味コストを度外視しても、可能な限り理想を追求してゆく仕事環境や会社の姿勢は、新政酒造の大きな誇りであり、魅力ともいえます。
「伝統とは灰を崇拝するのではなく、炎を絶やさないことである」とはグスタフ・マーラーの言葉です。制約の多い伝統産業だからこそ、他業種以上に、現代に即応する多様なアイディアが必要です。
新政酒造は、それを可能にする多様な人材を必要としています。
酒蔵が社会に与えうるインパクトは、実はたいへん大きなものです。新政酒造は、30町以上の東北最大クラスの無農薬栽培の田圃を運営するほか、秋田杉の木製醸造用具を造る工房を設立するなど、農業や林業などを通して、地元の課題や環境問題を解決する試みにも熱心に取り組んでいます。
これからも酒蔵が地域の付加価値の源泉となるモデルケースを造るべく、勇気をもって社会的事業に邁進していきます。
当蔵では、伝統的な製法でお酒や木桶を造りますが、現代的なアウトプットにするため、常に手探りのトライアンドエラーが求められます。このため若い人材が多く働いており、若手の育成に力を入れています。
なお秋田県出身者と県外出身者は半分くらいの割合で、全社員の4割が女性と、地方企業としては多様な社員構成です。
伝統産業は、常に古びてしまう危機をはらんでいるがゆえに、変革を求められる産業です。当蔵もリスクを覚悟で多様な取り組みをしています。
無農薬による農業や木桶工房の運営といった業態はそのあらわれですが、これは当蔵が業界や地域の発展に貢献することを最重要視しているからでもあります。当蔵は自然災害発生時にはチャリティを行うほか、本業界唯一のオールグリーン電力の酒蔵でもあります。
日本酒は伝統産業であり、長い歴史に裏打ちされた魅力があるのですが、それが一般的によく伝わっているかといえばそうでもありません。価値ある産業なのですが、理解されないまま、今も倒産する酒蔵が多く危機的な状況にあります。
新政酒造は、一刻も早く日本酒の素晴らしさを国内外に知らしめるために、様々なアイディアを躊躇なくリアルタイムに実現していく組織です。
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