注目のストーリー
すべてのストーリー
用具にも環境配慮!お米から作ったごみ袋🌾
「私たちの武器とも言える清掃用具。ビブスやゴミ袋、軍手、トングなど。この用具にも環境に配慮していこう。」きっかけは2019年のラグビーW杯。団体の紹介ページの方で触れた「ラグビーボール型ゴミ袋」ですが、W杯という舞台でも実現し、全会場(45試合)で計70万枚もの袋を配布する事が出来ました。しかし、半分以上が外国人サポーターを占めるこの大会において、厳しい現実を突きつけられたのです。それは入場ゲートで「ゴミ袋です〜」と配っていたところ、一部の外国人サポーターから「この袋の素材はなんだ?」「何故、環境に悪いプラスチックビニールを配るのか?」といった質問や指摘され、受け取る事を拒否されたのです...
NPOで働くとは?ボランティアと何が違う?
そもそも「NPO法人とは?」と思った方も多いのではないでしょうか。NPO法人とは「ボランティアをはじめとする社会貢献活動を事業として行う法人」です。NPOを日本語に訳すと”非営利”であり、私たちの法人格は「特定非営利活動法人」になります。この日本語訳の言葉だけが一人歩きしてしまい、「非営利なのにどうやって団体を運営するの?ボランティアだから社員は無給で働いているの?」といった質問をよく受けます。正直、私もこの業界に来るまではそう思っていましたし、そう疑問を抱くのは当然かと思います。私たちの活動非営利だからといって、決してお金を貰ってはいけないという意味ではなく、正しくは「利益を分配しては...
拾ったゴミに新たな価値を見出す。アップサイクルプロジェクト「RETTER」
昨今、世界的に深刻な問題として注目されている「海洋プラスチックゴミ」。街でのゴミ拾い活動を主戦場とする私たちにとって少し遠い話だと当初は捉えていました。しかし、この問題を学んでいくうちに、海のゴミの8割が街から出たゴミ(街で捨てられたゴミは雨や風に飛ばされ、川を流れてやがて海へ漂着する)という事実、またこのプラゴミに海の生き物たちが苦しんでいる現状を知り、他人事ではないと感じました。そうした中、365日、19年間ゴミを拾い続けてきた私たちに出来ることは何かを考えました。これまでは拾う事が目的であり、回収したとこで活動は終了でした。でも、もしこの皆んなで拾ったゴミが別の何かに生まれ変わった...