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何故ディレクション能力が社長になるには必要なのか?

ステップ社長の中野です。

少しずつ寒くなってきていますね。


今回は社長にとって必要な能力の一つであるディレクション能力についてお話させていただきたいと思います。


ディレクション業務とは「総指揮」を執る仕事です。多方面に目を配り、自らも手を動かしながら全体を管理する、というその仕事には、全体を管理し、うまく進めていく力が必要です。


いわば全体を見ながら仕事のクオリティを維持、もしくは成功させる為に色んな人、協力会社と関わりあいながら、効率よくプロジェクトを進める能力ともいえるでしょう。


これはイベントごとにおける現場に例えるとわかりやすいかと思います。

必要な商品を手配出来たか?制作物は納期に収まるように手配出来ているか?他社から借り入れてくるものは適切に発注手配出来ているか?

自社スタッフへの準備の指示は的確か?現場バイトの人数は適正か?

運送会社にはミスなく発注出来ているか?お客さんとのコミュニケーションはきちんと行えているか?

見積もり金額の算定は?またその予算の中で利益を捻出できるようにコスト意識を持てているか?

また必要各所への協力は求められているか?当日のスケジューリングは?などなど

全体を把握しつつ調整する力が必要なんです。

これって経営を狭いスパンで見てやっているようなもんなんですよね。


逆に言えばディレクション能力も鍛えていない中で社長をやろうとしているのは無謀ともいえる。

イベントの現場ではどれだけ色んなことを想定して進めても想定外のことが起こる。

また新たな挑戦をしている人ほどそういう場面に出くわす機会も増えるだろう。

そこで脳みそに汗かいて必死に考えて、自分で結論出して全力で行動した時にこそ本当の意味での経験値が稼げるのだと思う。


つまるところ成功したければまずは一生懸命働く。

まずそこがなければスタート地点にすら立っていない。


言ってみれば戦国時代に戦も経験したことのない足軽の若者がいつかは将軍に成り上がってやると息巻いているようなもの。

きっと初戦の時に理想と現実のあまりのギャップに驚くことでしょう。

でもそうやって挫折を重ねた上で這い上がってきた人間は強い。

現実をわかった上で前を向くことが出来ているからだ。


ほとんどの人間は目の前に現れたてっぺんが見えないあまりの山の高さゆえに、しかるべきところに落ち着く準備を始めてしまう。


将軍になりたかったなんて俺もあの時はほんと若かったなぁ~(笑)とか言いながら場末の居酒屋で同じような境遇のものと、「無理してもしょうがねぇよな!」とか「あんまりお前が頑張りすぎると心配だから頑張るなよな!」とか慰め合うんだろう。

うすっぺらい友情である。

その友達が心配しているのは同じような境遇で落ち着いていた友達が自分より上にいくと自分が取り残された気がして不安になるのを心配しているだけである。


本当に成功したければ自分の中に強い信念を持って欲しい。

まわりの声に流されない強い自分を。

水は低きに流れ、人は易きに流れる。

楽な方に流される自分を認め、あえて自分を厳しい環境におくこと。

その場の雰囲気だけとか短期的な目でなく、長期的な目で見て自分に厳しいことを言ってくれる人がいたらその人は君にとって本当に必要な人である。


話が逸れましたが、とにかくまずは自分自身が成長するしかないです。

まわりの役に立てるように全力で頑張ること。

そしてまわりから認められ、信頼を得ることからではないでしょうか。


頑張ってくださいね!

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