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"WHERE" 初出展してきました!CES 2025 in ラスベガス ♯2

PenetratorのSaaS "WHERE" 、CES2025 初出展についてのインタビュー後編です!

⭐︎前編はこちらからご覧いただけます⭐︎

日本での準備〜現地出展まで一連のPLを務めた藤井さんに、ラスベガスから帰国ほやほやですがインタビューさせていただきました📝後編です🙌

1:会場の雰囲気や、来場者の属性について
2:自社ブースでの出展の様子について
3:WHEREの手応えは...?
4:今回の海外出張についての感想
5:​締めの一言
前回に引き続き、インタビューありがとうございます!   今回は、会場の雰囲気や来場者の属性から教えていただければと思います♪

自分はCESは初めてだったのですが、どこを見てもすごいポジティブで熱気に包まれた雰囲気で、終始ワクワクしてました!!

ブースもそれぞれの企業のブランドイメージとか世界観が体感できるようになってて、没入感というか、今回のCESのテーマであるDIVE INの雰囲気が出てましたね、一つ一つの展示がとにかくデカくてシンプルに"お金かかってる感"がすごいです。

これもちょっとしたテーマパークのアトラクションみたいですよね。いくらするんだろう。

属性については、ブースに来てた人の印象が強いので偏っているかもですが、最新技術に興味津々な個人やメディア関係者、出展関係者、あとは観光・社会見学的な目的で来られている方がメインの印象でした。あまりPenetratorのターゲットの不動産関係者は来ないかなと思ってたんですが、結構な方が足を止めてくれたのでありがたかったです。日本企業の方とお話しする機会も想像以上に多く、CESへの日本企業の注目度の高さを感じました。

CESの会場は2ヶ所で、ラスベガスコンペティションセンター(LVCC)とベネチアンEXPOがあります。

自分たちの出展会場はベネチアンEXPOで、その中でもスタートアップが集結するEUREKAパーク(ユリカパーク)というエリアのジャパンパビリオンの一角でした。他の国のパビリオンもあり、文化の違いを感じながら見て回れるエリアです。

写真は大手企業が数多く集まるLVCCで目立っていた企業です。実際はブースにいなければいけないので、あまり見学はできませんでしたが、最終日にめちゃくちゃ早足で回った時の写真です。

(この角度からだと分からないですが、横に伸びて住めるバスです。何気に一番感動したかも)

帰りはTESLAのベガスループで展示場間を移動しました。

あと、ジャパンパビリオンはこんな感じで(下:写真は開場前)、床がフワッフワで、動線もよく設計されていました。他の国と比較しても盛況のパビリオンだったと思います!!

他国のパビリオンの写真はないのですが、フランスはスペースの使い方が贅沢だったり、韓国はブースの数が凄まじくて日本全体の3~5倍くらいあったかと思います。

スタートアップや各国パビリオンが集結するEUREKAパーク(ユーリカパーク)は、大手企業は少ないですが、新しい斬新なプロダクト、特に他出展と類似性がなかったりするプロダクトがずらりと並んでいて、個人的には一番楽しめるエリアでした。匂いを生成するプロダクトとか先進的な研究をもとにした色々な形態のプロダクトもあって、もっとじっくり見学したかったです。(笑)


自社ブースでの出展はいかがでしたか?来場者とはどのような会話を?

来場者の皆さん笑顔で、新しいことに興味津々という感じでしたし(エリアの特徴もあるかもしれませんが)、コミュニケーションもとてもスムーズでした。

PenetratorのブーステーマはOff-Market Real Estate(売りに出ていない物件を探しにいきましょう)だったのですが、命名が功を奏したのか不動産に興味がある方は声をかけてくださいました。また現地のニュアンスだとオフマーケットって、少し怪しいというか”本当に分かるの?”という印象になるらしくて。その点で、”ん?” みたいな感じで足を止めてくれていた方が多かったです。

興味を持ってじっくり会話する方もいれば、逆に日本だとあまりないと思いますが、興味ないです〜ってじっくり読んだ上でチラシを返してくる方もいました。なんというか、チラシを一読してくれるっていうスタンスにちょっと感動しました。

ブースではコンセプトビデオを流したり、立ち止まってくれた方にチラシやノベルティー(鶴)をお渡ししました。

海外版のコンセプトビデオ:https://youtu.be/zCB_BH2m21A

最初は日本語が通用しない英語オンリーのコミュニケーションだったので通用するか緊張したのですが、事前準備の甲斐もあり、なんとかなりました!(CEOも含めて毎週1回、ネイティブのセファと英会話トレーニングをしてたのと、毎朝の定例もみんな英語化してました)

(上:説明中のCEO阿久津 下:セファ)

会話の内容は、衛星データからオフマーケットをどうやって見つけてるの?とか質問いただいたり、自分から今抱えている課題について話してくれたり、プライシングについて意見をくれたりと、事前の想像よりもセールス寄りの話ができたことは嬉しかったですし、手応えを感じました。


WHEREのアメリカVer.の手応えをズバリ・・!事前の予想もふまえて教えてください

一言だと、想像よりもかなり良かったです!!CESって、本当にありとあらゆるテーマの家電製品やソフトウェア・ハードウェア系の企業が出展してて。それに応じて来場者にも様々なニーズを持っている各国の方がいる中で、ちゃんと不動産エージェントやディベロッパーの方々が私たちのブースに目掛けて来てくれたんです。

あとは、CESの来場者とのコミュニケーションで確信できたのはオフマーケットを探したり所有者のターゲット層をリストアップするSaaSが現時点では存在しないし、求められているということです。

アメリカでも、いまだにドライブで土地や物件を探索(国土広いし、土地も道路も広い)する人がいて、かなりの時間とコストがかかっているようです。昔ながらのやり方が続く保守的な業界で、根底部分の課題は日本と同じだと感じました。


不動産の所有者情報を取得するだけのプロダクトは日本同様ありますが、不動産を探す部分の価値で差別化しつつ、他の国への展開も簡単にできたり、オフマーケット市場に挑戦できる価値を届けるとか、十分に訴求できる可能性があるなと理解できました。

逆に日本と違うなと感じたところは、アメリカでは土地や建物を先祖代々受け継いで守るという概念よりも、資産運用してキャッシュを発生させていくものという概念の方が強いようで。その為に個人に専属のエージェントやファイナンシャルプランナーが付いていることも良くあります。そういった個人のニーズに応えることもできるなと思いつつ、あまり全てはできないので攻め方を考えていく必要はありますね。

総じて今回の経験で得たものを財産として、自分自身とチームの成長に繋げたいと思います。


今回の海外出張全体を通して成長できたことは何ですか?

自分は仕事で海外というのはこれまで1回しかなかったのですが、CESの中で強制的に英語でのピッチや商談経験を重ねることで、英語での商談に関して一定の自信を持つことができました。

海外でも本質的には、ビジネスに関する考え方は変わらないなと感じることもできましたし、行かせていただいたチームの皆さんに改めて感謝です。本当に頭が上がりません。


あとは何か特に記憶に残っていることはありますか?

全然話が飛ぶんですが、CES以外の部分での出来事でも良いですか?(笑)

往路、ラスベガスから日本までトランジットが18時間あったんですよ。一番やすいチケットのトランジットがハワイで・・・。あまりにも時間があったので、もうこれは観光だな!!という流れになって、急遽アロハシャツとサングラスを仕入れてしっかり観光してきました。(笑)

(ワイキキビーチでアロハシャツ+素足の阿久津さん)

あとは、ラスベガスではカジノもちゃっかり体験させていただきました。5回連続ルーレットで当てて、そこそこ儲けを出したのですが、全部お土産とか現地での食事代で消えました。本当にアメリカの物価は高いし、円安の影響もあって、お水とかでも500円超えるとか。日本の3倍くらい物価高いことを身をもって知りました。しっかり稼がないとアメリカ旅行とか行けないですね。


ありがとうございました✨最後に締めの一言をお願いします!

次はチーム全員で現地に行けるように頑張りたいです!!(笑)

事業進捗次第ですが、しっかりと海外でも使われるサービスとして確立して、ユーザーとの交流の意味を含めて、あとは観光要素も盛りだくさんで行けるだけの会社としての余裕を作りたいなと思っています。

今回の旅では、今後海外展開をリードしてくれるセファとしっかり交流ができたので、日本に帰ってからもしっかりサポートしていければと考えています。

セファ(サモア在住)とはこれまで半年くらいオンラインでのやり取りだったので、リアルで会えた時は感動しました。めちゃくちゃ素敵な人だし、ビジネス・マネジメントの考え方についても色々刺激をもらいました。余談ですがチラシ配りもめちゃ上手かったです。

実現するよう、みんなで頑張っていきたいです!!!!!!!!!


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