【100年先も続く持続可能な農業を実現する農業Techカンパニー】
AGRISTは、テクノロジーの力で農業の未来を創るスタートアップです。
2017年から宮崎県新富町の農家と勉強会を実施し、直接聞いた「自動収穫ロボット」の必要性。人手不足に悩む農業の現場からの声に応える形で2019年に誕生しました。
高専とともに試作機の開発をはじめ、地域金融機関やベンチャーキャピタル等からの資金調達を実施しながら技術を磨いてきました。
2020年には「吊り下げ式ロボット」でPCT国際特許の出願を行い、また、取り組みや技術が評価され、国内のビジネスプランコンテストで10以上の賞を受賞することができました。
受賞歴:https://agrist.com/corporate/award
さらに2022年10月には、ロボット大賞において、テクノロジーを活用したスマート農業が高く評価され『農林水産大臣賞』を受賞しました!
現在は宮崎県を中心に事業を拡大し、地方から世界の農業課題を解決するグローバルベンチャーへの成長に向けて邁進しています。
私たちはロボット開発だけではなく、農業の構造改革に取り組んでいます。3K(きつい・汚い・カッコ悪い)や儲からないというネガティブなイメージを払拭できるよう、主に以下の3つの事業を展開しています。
▍スマート農業 https://agrist.com/products/farm
現在、農林水産省も推進している農業DXは、次世代スマート農業として、農業そのものを変えていこうとしています。
この事業で特に力をいれているのは、後述の「AIを利用した収穫ロボット」をより効率的に活用できるような、次世代農場の設計・販売です。この次世代農場は収穫ロボットの稼働に最適化されているだけではなく、人が行う農作業の効率化や、低炭素栽培の実現も可能にし、カーボンニュートラルな社会の実現へ貢献します。
次世代農場を増やすことで、環境問題にも貢献し、持続可能な農業DXの実現が可能です。
AIと自動収穫ロボットに最適化されたビニールハウス https://agrist.com/archives/2679
農業DXを推進する農林水産省 × AGRIST https://note.com/junichisaito/n/na422282c3dfa
▍農業ロボット開発 https://agrist.com/products/robot
農家のニーズに答えるべく開発された収穫ロボット「L」を展開しています。
今まで1つ1つ手作業で収穫していた野菜を収穫農業ロボットLが収穫することで、人手不足の解消はもちろんのこと、人員コストの削減にも繋げています。また、出荷前の作業(茎の除去など)も対応できるため、人の手を借りず一連の作業を完結できます。
収穫ロボットLは、ハウス内に設置したワイヤー上を移動します。そのため、地面のぬかるみや障害物などの影響も受けないため、どんな環境にも適応しています。
ロボットLの名前の由来は、ロボットの見た目(形)だけではなく、「Lサイズ」の野菜を意味します。果実が大きくなりすぎる前にロボットで収穫するというコンセプトを表しています。収穫ロボットLはAI技術によって、形・大きさ・色などから識別し、高品質の野菜を収穫することが可能です。
人手不足の課題は解決しつつも、質を落とすことなく、手作業の品質を維持できるよう開発を進めてきました。
事業のピッチ動画 https://youtu.be/1mMuTRhmGXo(7分)
紹介動画 https://youtu.be/7rbKdpC-FEw(13分)
▍AI農業 https://agrist.com/products/ai
農産物の収穫率を高める農業OS「agriss」の開発に取り組んでいます。
農業ロボットLから収集したデータをAIで解析することにより、農業におけるデータ(知見)の蓄積を実現します。収穫ロボットが導入された様々な農場から集まったデータを生産者が互いにシェアしながら育てていくようなプラットフォームとコミュニティを作っていきます。
データを活用し収穫量や品質の向上を図ることで、収益性の高い農業が実現できるのではとも考えています。儲からないという農業のイメージを払拭するためにも、農業DXは不可欠です。
農業にAIを導入することで生まれる価値とは? https://agrist.com/archives/1825
今は3つの事業をメインに展開していますが、今後も農業のDX化に向けて多方面からアプローチしていきたいです。そのためには、旧態依然だった農業スタイルを変えていく必要があると考えています。