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世界一周で得た教育に活きる力〜信頼力〜


こんにちは!サリヴァン社員の伊藤です。


実は私、学生時代に大学を休学し、世界一周旅行に出ていました(南米には行っていないので厳密には違うのですが…)。



↑ケニアにて、ラクダとパシャリ。ラクダってめっちゃでかいんですよね。近くでで大群見ると怖いです。

その経験から得た価値観・考え方が今のこの仕事に生きていると思うことがたくさんあります。

それを順番に紹介していく企画です。

第1弾はズバリ、『信頼力』です。



世界一周中、僕は一度も「差別」というものを実感しませんでした。鈍感なだけかもしれませんが笑笑。

それどころか、多くの心優しい人たちに助けられ、関係性を築いてきました。

例えば、タイで出会った友人たちは、バンコクの街を無償で案内してくれました。

観光マップに載っていないような地元民ならではの穴場やご飯を楽しむことができて、とてもありがたかったです。

また、当時はW杯期間中だったのですが、ドイツ対日本・クロアチア対日本の試合をそれぞれドイツ・クロアチアという敵国のど真ん中で見てきました。

そこでも、現地の人たちは快く僕らを受け入れてくれました。若干殺気立ってはいましたが。


↑左が僕です。ベルリンのスポーツバーにて。暴れすぎて髪がボサボサです。





↑クロアチアのスポーツバーにて。めちゃめちゃクロアチア人に写真頼まれました。ここは日本人の友達と。

例を出せば、枚挙にいとまがありません。それほど、多くの人の優しさに接してきました。

そこで、私は「あ、世界はいい人ばかりなんだ」ということを肌感覚で学びました。

それと同時に、人を信じられるようになりました。

『信じる』とは何かというと「この人は素晴らしい人間性を持っていて、人のために成長する意思がある」と考え、行動し続けることだと考えています。

実際、世界中の多くの人が僕のために動いてくれました。そして、僕もそうありたいと思いましたし、すべての人が本来は「そういう信頼できる人である」と自然と考えるようになっていました。

その結果、僕は普通の人よりは人を「信頼」できると思っています。

多少、過去に失敗をしていたり、不安なことがあったり、悪い噂を聞いていても、とりあえず「信頼」する。

それができるのかなと自負しています。

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さて、ではこの『信頼力』は教育や学校改革の中ではどのように役に立つのでしょうか?

僕の考えでは、この仕事をする中で、人を『信頼する』というのはとても大切です。

この『信頼』を、関係するすべての人に向ける必要があります。

例えば、学校の先生。

塾業界・教育業界の人は、残念ながら学校を『敵』としてしまう傾向にあります。

「無駄な宿題を出しやがって」「変なこと教えやがって」という声です。

何事も受け取り方次第なので、そう思ってしまうことがあるのは仕方ありません。

ただ、それで学校の先生を敵視しても意味はありません。生徒が学校の先生との関係性を切ることはまずないので、生徒と学校の先生がいい関係を築いた方がいいに決まっているからです。そして、学校の先生と我々の間で信頼関係を築けた方がより良いサポートが生徒に対して可能になります。それが我々が学内予備校を運営する意義の1つです。

実際、この仕事をしていて関わってきた先生方はみんな生徒が大好きな、いい先生たちばかりです。一方的な目線で、先生たちを敵視してはいけません。先生の行動の裏にも想いと理由が詰まっています。

僕は、今関わるこの先生方を助けたいと強く思いづつけています。

目の前の先生たちを、徹底的に信頼し、信頼してもらうこと。これがとても大切です。


そして、もちろん生徒たち。

講座を休む、勉強をしない、ずっとゲームをしている。

そういった生徒たちは確かにいます。しかし、そこで叱りつけたり、学ぶ意欲と能力がない、と決めつけてはいけません。

そうやって「自分は大人にとってダメな存在」としてしまうと、本当に生徒たちはその方向に堕ちて行きます。

「いまもすでにいいところがたくさんある。」「足りないところはこれからどんどん改善していくに決まっている。」

「勉強は苦手だったり、やる気がないかも知れないが、その他のところで大きな力を持っているはずだ。」

そうやって接することができれば、生徒たちは本当にそうやって変化していくと考えています。

そして何より、そういった「信頼」は循環して行きます。

循環した信頼は、関わる人たちの力になって行きます。

だから、子供たちが成長して、すべての人が幸せにいるために『信頼』は重要なのです。

ただ、人を「信頼」するのは言葉で言うほど簡単ではありません。

こんなに偉そうに語っている僕ですが、まだまだ半人前です。

学校の先生、子供たち、まだまだいます。

社内の仲間、講師の先生、プライベートの友人。

そういった人たちをしっかり信頼し、信頼できるようになりたいです。

そういった考えを得るに至ったのは、海外でいろいろな人の優しさに接したからだと思います。

ちなみに、僕が知る中で最も『信頼力』が高いのはうちの社長です。

ぜひカジュアル面談や面接などで話して見てください。



今回は、世界一周旅行で得た「信頼力」とその重要性の話でした。

次回は「自楽力」について書いてみようと思います。

お楽しみに〜〜


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