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『一番成長できる会社』で飽くなき挑戦を続ける。RGBサリヴァン平田が追求する教育の姿とは

私たちは「学びを最高のアソビに」をコンセプトに、創業以来、学校内に予備校を開講する「校内予備校」を運営しています。学校という場所で人間教育と受験指導を融合することで、学力と人間力の向上、そして教育の本質的な目的である「自立(自律)」の実現を目指しています。

今回は、サリヴァンに新卒で入社し、今年で3年目となる平田さんにインタビューを実施。『THE チャレンジ精神』をモットーに掲げる平田さんに、教育にかける想いやサリヴァンでチャレンジしたい事柄をインタビューしてみました!

【プロフィール】

平田 将規(ひらた まさき):サリヴァン契約校の卒業生。学校教員を志望し、卒業後は学内予備校のチューターとして4年間働き、公立高校の採用試験に合格するも、自分の理想の教育を追い求めるためにサリヴァンに入社。入社後はフェロー・数学科講師として活動。今年度は学校授業と放課後予備校の接続をよりよくするために、非常勤講師としても教壇に立つ。

“「現状維持は衰退」。やってみたいことに何でも挑戦できる・実現できる環境下だからこそ、常に課題意識をもって生徒とともに成長中です!”

人生の岐路で背中を押した土岐社長の一言

――平田さんは新卒でRGBサリヴァンに入社されていますが、サリヴァンに出会った経緯を教えてください。

高校時代、サリヴァンが契約している学内予備校に生徒として通っていたことが、当社との出会いでした。

大学受験に向けて、はじめは特に予備校に通う予定はなかったのですが、たまたま高校3年生のときに当社代表の土岐が行う講演会に参加する機会があって。そのとき、ある英語の問題が出されたんです。当時、勉強にはわりと自信があったので、満を持して回答したところ、全問不正解で(笑)。土岐から「きみたちはバケツの底に穴が空いている状態だ。基本的な問題ができないと、いくら知識を入れても全部流れていってしまう」という話があり、一人で勉強していてもだめだな、と。土岐の一言がサリヴァンに通うきっかけとなりました。

生徒目線で見ても、サリヴァンの教室は生徒が主役だったと感じます。生徒たちがわいわい議論し、自分のペースで課題に取り組める環境があって、普通の学校や塾とはスタイルが違いましたね。


――なるほど、ご自身が受けた教育が印象的だったのですね。その後、就職先としてサリヴァンを選んだ理由は?

私自身、中学生のころから教員になりたくて、大学時代はサリヴァンでチューターとして働いていました。

就職先に関しても学校教員を志望していたのですが、自分の心が揺らいだきっかけが、またしても土岐の一言でした(笑)。

サリヴァン契約校での教育実習時、最終週の研究授業に、学校関係者と一緒に土岐も見にきてくれたんです。学校の先生方からはお褒めの言葉をいただいたのですが、土岐から「あの授業、自分でやっていて楽しいの?」と聞かれて。衝撃が走りました(笑)。

実は自分自身のなかで、やりたい授業の形があったんですよね。だからこそ、自分が面白いと思っていない授業なんて、受けている生徒はもっと面白くないだろうと目が覚めて。同時に、自分は教員には向いていないんだろうなと思いました。

結果として教員採用試験には無事合格したのですが、それから2週間後、土岐に「サリヴァンに入れてください」と申し出ている自分がいました。


――ここでも土岐社長の一言がターニングポイントとなったのですね!ちなみに平田さんが「やりたかった授業」とは、どのようなものだったのですか?

生徒の頭のなかが、ずっとアクティブになっている状態の授業ですね。一方向で「教える」のではなく、生徒との相互的なやりとりのなかで発展していく授業にしたいという思いがありました。


生徒の「変化」を感じる瞬間が一番のやりがい

――現在の業務内容を教えてください。

契約校のフェローおよび、数学科の講師を担当しています。また今年から、ある学校の数学の非常勤講師も任せていただけるようになりました。生徒と面談をしたり、授業をしたりと、ずっと学校にいるイメージですね。


――平田さんが感じる、仕事の面白さややりがいは?

生徒の変化を見られることが一番楽しいです。昨日できなかったことが、今日はできるようになっている。その逆も然りです。

そうした変化を観察し、生徒個々の課題を分析して、解決の方法を考える。すなわち、仮説を立てて対策を実行していくプロセスが面白いと感じます。


――生徒と接する際に工夫していることはありますか?

まずは生徒の「話を聴く」ことです。最近どう?という世間話から入り、とにかく相手に話をしてもらうことを意識しています。

そしてそのうえで、「こうしたらいいよ」というアドバイスをするのではなくて、いろいろな選択肢を提示してあげることが大切だと考えています。

生徒たちは“大人”が言ったことが100%正しいという思考になりがちなんですよね。それでは生徒の主体性も育まれませんし、ともすると依存型の人間になってしまいます。なので、さまざまな考え方を提示して、生徒自身に考えてもらうという関わり方を実践しています。


――これまでの経験のなかで、特に印象に残っている生徒さんのエピソードを教えてください。

入社1年目のときに担当した、ある理系の生徒です。

周囲の大人たちからは、“他者との関わりが得意でない”といった評価を得ていた生徒だったのですが、私の講座に参加したことをきっかけに、徐々に自分の考えをアピールできるようになってきて。勉強へのモチベーションも高まって、見事志望の大学に合格することができました。

後日、本人に聞いた話によると、「自分は深く考え込んでしまうタイプだった。その点が周囲からはプラスに評価されていなかったが、サリヴァンの放課後予備校に入って、“考えることは素晴らしい”と認めてもらえたことがとても嬉しかった」と。

そんな変化を後輩たちにも還元するために、その生徒は現在サリヴァンのチューターとして、力を貸してくれています。チューターの取りまとめ役だったり、生徒のよき相談相手だったり、大活躍中です。


生徒一人ひとりにとっての「ベストな形」を追求していきたい

――入社後、大変だったことや苦労したことは?

学校関係者の方々や当社講師など、自分の軸がはっきりしている人たちに対して、自らの考えを伝えるのが難しかったですね。

そこで、私が意識したのが「最終的な目標設定だけそろえる」ということ。それぞれの人たちのカラーや強みを全面に出せる形を模索しながら、互いの共通認識やゴール設定だけはぶらさないように気をつけています。それぞれがベストだと思う方法を尊重しながら、一緒に頑張りましょうというスタンスで臨むようにしたら、だいぶ自分の気持ちも楽になってきました。


――入社当初から現在に至るまでの間で、教育に対する思いの変化などはありましたか?

入社したてのころは、「とにかく教育業界を変えたい」と思っていました。教育実習で学校教育の現状を知り、今の教育は生徒たちにベストといえるものではなさそうだという問題意識をもっていたからです。

ただ、現在は若干ニュアンスが変わっていて、「今の教育制度のままで、各生徒にとってベストな形の教育を届けたい」という思いが生まれています。背景として、地域や学校によって教育のあり方や生徒たちの様子がまったく異なることを知り、「目の前の生徒をどう成長させるか」という部分に自分の視点が変わっていったことが大きいですね。


――そうした思いも踏まえ、平田さんの今後の目標を教えてください。

生徒によっても「ベストな形」が異なりますので、個々の生徒にとって一番いい環境を提供していきたいですね。そのためにも、常に自分が考えていることに課題感をもち、試行錯誤を繰り返しながら、毎年自分のなかでの「ベストな形」を更新していきたいと思っています。

私のモットーとして『THEチャレンジ精神』という言葉を掲げていますが、個人的に現状維持は衰退と同じだと思っていて、結果がプラスになってもマイナスになっても、チャレンジしつづけなければいけないと考えています。


自分の色や軸をもった人材が活躍する会社

――サリヴァンの社風や働く環境についてはどう感じますか?

まさにチャレンジを歓迎してくれる環境ですね。いろいろなことに挑戦できますし、後押しやサポートもしてもらえます。やってみてうまくいかなかったときも、自分になかった視点をフィードバックしてもらえますので、新たなチャレンジにつなげることができています。

私個人としては、今は「教えない授業」にチャレンジしています。校内予備校ならではの“学校で同じ内容の授業を受けていて、共通の土台ができている”という強みを活かして、生徒たちに自主的に取り組んでもらいながら、その過程で対話を重ねるスタイルを大切にしています。普通に授業を行うよりも断然盛り上がりますし、生徒のほうから自ら疑問点や考えを発信してくれるので、主体性を育てることにもつながります。

また、社歴や年齢に関係なく、全員が同じステージで意見を言い合えることも魅力ですね。社員同士でお互いの取り組みを相談したり、食事をしながらざっくばらんに話したりすることもできます。

土岐社長自ら食事に誘ってくださることもよくありますし、社長との距離が近く、自分の「理解者」としてどんな意見や考えも受け止めていただけることもありがたいなと感じます。


――サリヴァンで活躍する人材に共通する特徴を教えてください。

自分の個性や色を出しながら働いているメンバーが多いですね。みなさんそれぞれ自分にない強みやオリジナルな視点をもっているので、日々刺激をいただいています。

特に私たちの仕事は、「生徒に自律を促す仕事」です。だからこそ、自分の考えや価値観の軸がしっかりしていないと、生徒にも伝わってしまうんですよね。生徒たちも自分と合う社員に相談したいと思うはずですし、多様性をもった社員がたくさんいる状態こそが望ましいと思っています。


――最後に、教育業界を志望する求職者のみなさんへメッセージをお願いします!

サリヴァンはまさに「一番成長できる会社」だと思っています。

チャレンジや変化という面でも、他の会社や教育現場では体験できないことが多々あります。自分自身を変化、成長させていくことができる会社ですので、ぜひ一緒に楽しく働きましょう!

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