EMONO（イラスト事業）をはじめるまでの話。

バケモノに来るイラスト案件をほぼほぼ対応している私。
約1年前に新規のイラスト事業として『EMONO』を立ち上げました。
構想からサイトの作成、公開までも1年ほどかかりました。
「長かった〜！でもこれからなんですけどね〜！」
ということでEMONOを始める経緯はどんなものだったのかを、私のイラスト歴から掘り起こして書いていきます。

01 / 小さい頃から絵を描くのが大好き！

ペンを握れるようになってから何かしらの絵を常に描いていました。
でもそこかしこに落書きするような子ではなく、ちゃんと「描いていいよ」って許可を貰ったところにしか描かない子でした。
この頃が1番賢かったかもしれない…。

最初はゴミ箱の絵ばかり描きまくってました。2〜3歳頃ってある程度の図形しか描けないんですよね。
小学校入学前には園内で1番絵が上手いと持て囃されながら、人間や動物、風景など多少の遠近を考えて描けるようになっていました。
この頃から似顔絵も描くようになりました。顔はもちろん全然似てないです。
肌の色も青とか緑で描いていましたね。顔色…。

そんなこんなで小学校低学年でも絵が上手い子で通っていましたが、高学年になってから他にも絵が上手い子がどんどん出てくるわけです。

02 / 将来は漫画家になりたい！けど…

小学校高学年。なんでも描けるスーパー小学生というのはどこにでもいるもんです。
そのスーパー小学生とクラス替えをした時に初めて同じクラスになり、存在を知ります。

昔から漫画もアニメもほとんど見ずにほぼ独学でイラストを描いてきた私に比べ、あらゆる漫画やアニメ、キャラクターを網羅した上でイラストを描けるようになっているスーパー小学生の絵は段違いの上手さでした。

「ええ！？人間の手とか描くのめっちゃ上手くない！？」
その子の絵を見てよくそう思ったものです。（人間の手を描くのが上手い人ってすごいですよね〜。）

というとんでもない出会いをしてしまい、テレビもネットもほとんど見ない井の中の蛙状態だった私は頭を思いっきり殴られたようなショックを受けるんですね。

そしてこのショックは社会人になるまでどんどん蓄積されていきます。

03 / イラスト以外の仕事へ

大学4年生になり、就活シーズン。
イラスト関係の仕事はすっかり諦めていたこの頃、とにかく自分の性に合った会社で何かクリエイティブなことができればなんでもいい！と超マイペースで就活をしていました。

そんな中奇跡的に見つけたのがバケモノでした。最初は社名を見て色々と疑いまくっていましたね…。
というのは置いておいて、大学でもプライベートでも絵を描きまくっていたので、それらをまとめたポートフォリオを会社説明会時に社長に見てもらったところ、結構ウケました。

そのままいい感じに面接は進み、その段階では「デザイナー」として採用されました。
ちなみに入社1年くらいはイラストの仕事はほぼありませんでした。

↑ 大学時代に制作した作品の途中経過。細かい描写が好きでよくこういうのを描いてました。

04 / イラスト事業やってみない？（by社長）

入社2年目くらいから度々イラストを描く機会を与えてもらい、新卒採用のサイトでは「好きに作っていいよ」と言われ、自分の“好き”を詰め込んだサイトを作らせてもらいました。
これがもう、作るのがとんでもなく楽しくて。やっぱり仕事で好きなことできるって最高だな〜！と実感しました。
また、このサイトは様々なWEBデザインギャラリーサイトに掲載されました！（▶︎詳細はこちら）
現在では「新卒採用サイトのイラストを見て来ました〜」という依頼も少しずつ増えています。

↑ 新卒採用2022のメインビジュアルイラスト

そうこうしているうちに入社3年目。社長から「イラストで新規事業やってみない？」という話が。元々イラスト制作を仕事にしてみたいと思っていたのでこれは絶好のチャンスでした。即YESです。

その話が出てから1年、ブランディングからサイト・SNS周りの構築、仕事の進め方など色々社長と話し合っていき、2021年の7月末にイラスト事業『EMONO』がスタートしました。

05 / まだまだひよっこな『EMONO』

冒頭の通りEMONOはそろそろ1周年になるのですが、イラスト制作界隈ではまだまだ新米です。
元々好き勝手イラストを描くのが好きだった私にとって、他者の要望を聞いてその内容に即したイラストを提供するという経験が浅く、今でも手探りな状態です。デザインとはちょっと違うんですよね〜。

ですが、「あなたに描いてもらいたいんです！」という声をもらうとやはり嬉しいもので、その人の役に立てるようにイラストを描く姿勢になれるんですよね。今はその心意気で踏ん張っています。気持ちって大事。
EMONOのオフィシャルサイトでは、そんな心意気で制作したイラストの実績を随時掲載しています！
1人で多様な絵柄を駆使して奮闘しているので、是非ご覧ください。
▶︎イラストの実績はこちら

今でも自分で絵が上手いとは思っていませんが、自分にしか出せない味はあると思っているので、これからもEMONOを盛り上げていきます！