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【社外対談(後編)】ベンチャーキャピタルが考える今後の成長課題と必要なチーム(w/グローバル・ブレイン社・SXキャピタル社)

前編に引き続き、グローバル・ブレインのDirector重富さん、SXキャピタル取締役投資部長遠藤さんとファーメンステーション代表酒井の対談をお届けします。(聞き手:COO北畠)

前編では、主に投資に至った経緯やファーメンステーションの事業の独自性についてお二人にお話しいただきました。

【社外対談(前編)】ベンチャーキャピタルが投資を決めた事業性と社会性とは?(w/グローバル・ブレイン社・SXキャピタル社) | 株式会社ファーメンステーション
ファーメンステーションは、2021年前半に第三者割当増資によって資金調達を行い、新たな株主を迎え入れました。また、これまでもファーメンステーションのパーパスと事業に共感いただける株主の皆様に出資をいただき、事業の推進を行ってきました。 ...
https://www.wantedly.com/companies/company_9768128/post_articles/340960

後編では、ファーメンステーションの今後の成長課題やどのような人材とその課題を乗り越えていくとよいか、女性投資家・起業家の視点で考えるファーメンステーションという働く環境についてお話を伺いました。

事業性と社会性の両立を追求することで見えてくる課題

―将来に向けての視点になりますが、事業性と社会性の両立を目指しつつ、将来そのインパクトも大きくしたいと思いながらやっているのですが、ファーメンステーションのポテンシャルとして期待していることや、成し遂げてほしいことなどありましたら、お話いただけますか。

重富さん:
今は、世の中として社会性も重視したビジネスの流れがきており、普通のビジネスでももっと社会性を見る動きが出てきています。この流れは変わらないので、ファーメンステーションは今までやってきたことをこのままやっていってもらえれば良いと思います。この市場はこれから更に大きくなっていく段階ですので、今後参入してくるプレイヤーも含めて一緒に市場形成していく必要があると思います。ファーメンステーションの場合は、事業性が伸びれば自ずと社会的なインパクトもついてくるので、普通に事業を伸ばすことに注力して進めていただけたらと思います。

遠藤さん:
社会性と事業性に分けて考えるのではなく、特にファーメンステーションに関しては、やりたいことをやっていくと社会性も事業性もついてくるので、このようなことをやっていると結果としてビジネスとしてもきちんと成り立つということを、早く数字で示せると良いなと思っています。また、正しいからやっているのではなく、よく酒井さんが仰っている、楽しいからやっているということはとても大事ですよね。正しさはあまり人を動かさず、消費者の購買も生まないですが、社会にとってもビジネスとしても成り立っているこの事業はとても楽しいということをもっと分かってもらえるといいと思っています。楽しいし、モノも良いし、ビジネスとしても成り立っているから儲かっている。資源が循環しているだけではなく、気持ちもちゃんと回り続いていく、という風にビジネスが広がっていってほしいですね。

―ありがとうございます。酒井も私も、社会性と事業性は別々ではなく、お互い関係しあって大きくなる一方、そうなるためにはボトルネックや課題もあると思っています。投資家目線で、そのような壁や課題はありますか?

遠藤さん:
直近でぶつかるかもしれないと思う壁は、マーケットと価格のバランスです。反対する人はいない事業ですが、具体的な案件を考えると決して安くはないですよね。小さなマーケットを大きくした時に、どこまで自分たちのプライシングポリシーを維持し今の価格帯でやっていくのかというバランスは課題ですね。

―どのようなマーケットを狙って広げていくのか、ということですね。

遠藤さん:
どのような仕掛けで使ってもらうか、パートナーになってもらうかが大事ですよね。下請け業者になってしまうと、疲弊して良くないビジネスモデルになってしまうリスクがあると思います。

―どのようなマーケットを狙うのか、誰が買ってくれるのか。ビジネスモデルとして、対消費者と対企業について、そしてお金の流れなど、全体の色々なパーツの組み合わせだと感じました。

遠藤さん:
とても難しそうですが、楽観的にやってくれるだろうと信じています。

―ありがとうございます。重富さんはいかがでしょうか。

重富さん:
ファーメンステーションの場合、オリジナル原料であるお米由来のエタノールの販売の方が生産性だけを考えるとよいかもしれませんが、目下ニーズの高い協業相手からすると協業先企業が抱える廃棄物をエタノールに変換することの方が需要が高いのかもしれません。ファーメンステーションにとって後者は受託的な検証や開発をする必要があるので一時的に生産性が落ちてしまう可能性がある一方で、新たな原料やサステナブル事例の獲得や市場形成にも繋がると思いますので、長期的にはファーメンステーションにはメリットになると思います。長期・短期の両方の視点でトレードオフする課題をどのように解決してマーケットの拡大を追求していくかは課題ですね。

―ありがとうございます。酒井さんはどう思いますか?

酒井:
まず仰っていただいたことについては、細かくできることはたくさんあります。非効率なところはまだありますし、コストを下げるなど普通の会社としてやるべきこともあると思っています。あとは大きく考えると、私たちは今までとは違う価値を作っていると思いますので、新しい文化を作るという価値にも諦めずにチャレンジしていきたいです。どのようにスケールするかという目線で意思決定しないといけないですね。

遠藤さん:
ファーメンステーションが、圧倒的な出口まで作れると良いですね。

―遠藤さんが仰っていたマーケットについては、より多くの方々を対象にする話とも繋がると思っています。長い目で見ると共創相手と1対1だけで事業を大きくするのは限界があるので、世の中の資源のインプットとアウトプットをつなげる仕組みを私たちがうまく提供できるようになるのが理想形ですね。

遠藤さん:
ファーメンステーションが、N対Nのハブになれると良いですね。

※対談はオンラインで実施:左上から左回りに、SXキャピタル遠藤さん、グローバル・ブレイン重富さん、ファーメンステーション代表酒井、ファーメンステーションCOO北畠

企画から実行まで一気通貫で事業開発できる人材と課題解決を

―自分たちが全てのプロセスをやっている今の経験は、大きな財産になると思っています。短期的にはそこで収益を得つつ学びも得ながら、将来的には仕組み化して社外ともコラボレーションし、レベルアップしていきたいですね。今後への期待や課題を踏まえ、どのような人がファーメンステーションに入ってきていただけるとよいでしょうか?スキルや経験など、人材の観点でお話いただけますか?

重富さん:
これから一番大事なのは、色々な人を巻き込んで、市場を更に大きくしていくことですよね。また、ファーメンステーションの事業は農業の方や岩手の方など、様々なステークホルダーがいるので、連携しながらサステナブルな市場を広げていく必要があります。これは新しいことなので、スキル云々よりも、イニシアティブを取って動いていけるパッションがある人が重要だと思います。

遠藤さん:
パッションにプラスして、新しいマーケットや仕組みについて取り組むので、考えるだけでなく実行に移すことができ、且つ売る力のある事業開発が必要だと思います。自分で企画して売るところまでやりたい人の方が楽しめますよね。

重富さん:
売れる人は大事ですね。今ファーメンステーションへの引き合いは多いですが、人手不足から全ての機会を刈り取れていない部分もあると思いますので、1つでも多く実行に移してくれる人が重要ですね。

―酒井さんはいかがですか?

酒井:
仰ってくださったように、今のステージでは、やっていることへの共感も必要ですし、事業性が大きなチャレンジですので、数字にできる人は必要だと思います。

※現在募集中の事業開発ポジション(企画から営業、オペレーションまで事業のすべてを担当いただきます)

事業開発(リーダー候補)
バイオものづくり事業をBizDev:コンサル・商社・スタートアップ出身募集
【ファーメンステーションとは】 「Fermenting a Renewable Society」をパーパスに、未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップです。 東京都に本社兼研究開発拠点、岩手県奥州市に製造拠点(自社工場)を持ち、独自の発酵・蒸留技術でフードロス/ウェイストおよびその他未利用バイオマス由来のバイオエタノールや化粧品原料等のバイオ素材を開発・製造しています。 これらのアップサイクル原料を化粧品・日用品の原料やその他バイオプラスチック等の産業資材の中間原料として製造販売する原料事業のほか、自社ブランドによるオーガニック化粧品事業、原料提案から製品開発まで一貫して引き受けられる化粧品・ライフスタイル製品等のODM/OEM事業を行っております。 また、食品・飲料工場の製造過程等で出る副産物・食品残さなどの様々な未利用資源を活用しアップサイクルすることで、新たな高付加価値のバイオ素材や商品を生み出す共同研究開発や事業開発を大企業との共創を通じて取り組んでおります。 エタノールの製造過程で生成される発酵粕は、化粧品原料や地域の鶏や牛の飼料として利用し、さらに鶏糞は水田や畑の肥料にするなど、廃棄物ゼロの循環型モデルを構築し、地域循環型社会の形成にも取り組んでおります。 また、地域社会、環境、カスタマー、従業員に対して多面的・包括的な利益を生む事業活動を実践する企業を認証する国際的な制度「B Corp 認証」を取得しています。 【事業のご紹介】 ■原料事業:サステナブル原料の製造販売 米由来のオーガニックエタノール(国際的な有機認証機関であるエコサート認証およびUSDA米国農務省の米エタノール)や、果物(りんご、ゆず等)の搾りかす等を原料にしたエタノール、発酵過程で抽出される機能性の高い発酵粕由来のエキスなどの原料を、化粧品等の原材料として全て自社で開発・製造・販売をしています。 グローバルレベルで「クリーンビューティー」「脱石油」等の文脈でバイオ由来原料・サステナブル原料に注目が集まっており、ファーメンステーションの原料は、バイオ由来、トレーサブル、サステナブルであることから、国内外の化粧品ブランドから照会があり導入が進んでいます。 研究開発においては、従来石油由来が中心の化学原料をバイオマス由来のバイオ原料に置き換えるための「バイオものづくり」領域における、技術開発・素材開発も進めています。 ■共創事業:企業との『未利用資源再生・循環パートナーシップ』 食品・飲料事業を展開する企業の製造過程で排出される副産物に対して、独自の発酵アップサイクル技術プラットフォームを活用し、エタノールやその他バイオ素材としてアップサイクルし事業化する共創(未利用資源再生・循環パートナーシップ)を行っています。 大手企業を中心に、SDGs・ESG投資への取り組みの一環として、また脱石油文脈におけるバイオものづくり(バイオ素材開発)の取り組みとして、循環型のビジネスモデルやサステナブルな事業の構築に向けた事業変革のパートナーを担うビジネスです。 ■ODM/OEM事業:サステナブル・オーガニック化粧品等のODM/OEM サステナブル・オーガニックにこだわった化粧品・雑貨等のブランド立ち上げを行う企業・ブランドに、自社原料やサステナブルな製品開発ノウハウをいかした、コラボレーション型のODM・OEMを実施しています。 大手セレクトショップ・アパレルブランドの化粧品やアロマ製品、新規D2Cブランドのオリジナル化粧品など、様々な事業者様向けの製品企画、製造受託を実施しています。 ■自社ブランド事業:オーガニック化粧品・ライフスタイル製品の製造販売 自社のオーガニックエタノールや独自開発の原料を活用し、天然由来100%でサステナブルであることにこだわったオーガニック化粧品・ライフスタイル製品(アロマスプレー、石けん等)を製造し、自社オンラインショップおよび取り扱い小売りで販売しています。 創業以来一貫して原料の由来の明確化(トレーサビリティ)や製造過程での廃棄物ゼロ、未利用資源の活用などを大切にし、時代に先駆けた形でサステナブルな商品提案を行っています。
株式会社ファーメンステーション
事業開発(リーダー候補)
法人営業経験をいかして、バイオものづくり事業をリードするBizDev募集
【ファーメンステーションとは】 「Fermenting a Renewable Society」をパーパスに、未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップです。 東京都に本社兼研究開発拠点、岩手県奥州市に製造拠点(自社工場)を持ち、独自の発酵・蒸留技術でフードロス/ウェイストおよびその他未利用バイオマス由来のバイオエタノールや化粧品原料等のバイオ素材を開発・製造しています。 これらのアップサイクル原料を化粧品・日用品の原料やその他バイオプラスチック等の産業資材の中間原料として製造販売する原料事業のほか、自社ブランドによるオーガニック化粧品事業、原料提案から製品開発まで一貫して引き受けられる化粧品・ライフスタイル製品等のODM/OEM事業を行っております。 また、食品・飲料工場の製造過程等で出る副産物・食品残さなどの様々な未利用資源を活用しアップサイクルすることで、新たな高付加価値のバイオ素材や商品を生み出す共同研究開発や事業開発を大企業との共創を通じて取り組んでおります。 エタノールの製造過程で生成される発酵粕は、化粧品原料や地域の鶏や牛の飼料として利用し、さらに鶏糞は水田や畑の肥料にするなど、廃棄物ゼロの循環型モデルを構築し、地域循環型社会の形成にも取り組んでおります。 また、地域社会、環境、カスタマー、従業員に対して多面的・包括的な利益を生む事業活動を実践する企業を認証する国際的な制度「B Corp 認証」を取得しています。 【事業のご紹介】 ■原料事業:サステナブル原料の製造販売 米由来のオーガニックエタノール(国際的な有機認証機関であるエコサート認証およびUSDA米国農務省の米エタノール)や、果物(りんご、ゆず等)の搾りかす等を原料にしたエタノール、発酵過程で抽出される機能性の高い発酵粕由来のエキスなどの原料を、化粧品等の原材料として全て自社で開発・製造・販売をしています。 グローバルレベルで「クリーンビューティー」「脱石油」等の文脈でバイオ由来原料・サステナブル原料に注目が集まっており、ファーメンステーションの原料は、バイオ由来、トレーサブル、サステナブルであることから、国内外の化粧品ブランドから照会があり導入が進んでいます。 研究開発においては、従来石油由来が中心の化学原料をバイオマス由来のバイオ原料に置き換えるための「バイオものづくり」領域における、技術開発・素材開発も進めています。 ■共創事業:企業との『未利用資源再生・循環パートナーシップ』 食品・飲料事業を展開する企業の製造過程で排出される副産物に対して、独自の発酵アップサイクル技術プラットフォームを活用し、エタノールやその他バイオ素材としてアップサイクルし事業化する共創(未利用資源再生・循環パートナーシップ)を行っています。 大手企業を中心に、SDGs・ESG投資への取り組みの一環として、また脱石油文脈におけるバイオものづくり(バイオ素材開発)の取り組みとして、循環型のビジネスモデルやサステナブルな事業の構築に向けた事業変革のパートナーを担うビジネスです。 ■ODM/OEM事業:サステナブル・オーガニック化粧品等のODM/OEM サステナブル・オーガニックにこだわった化粧品・雑貨等のブランド立ち上げを行う企業・ブランドに、自社原料やサステナブルな製品開発ノウハウをいかした、コラボレーション型のODM・OEMを実施しています。 大手セレクトショップ・アパレルブランドの化粧品やアロマ製品、新規D2Cブランドのオリジナル化粧品など、様々な事業者様向けの製品企画、製造受託を実施しています。 ■自社ブランド事業:オーガニック化粧品・ライフスタイル製品の製造販売 自社のオーガニックエタノールや独自開発の原料を活用し、天然由来100%でサステナブルであることにこだわったオーガニック化粧品・ライフスタイル製品(アロマスプレー、石けん等)を製造し、自社オンラインショップおよび取り扱い小売りで販売しています。 創業以来一貫して原料の由来の明確化(トレーサビリティ)や製造過程での廃棄物ゼロ、未利用資源の活用などを大切にし、時代に先駆けた形でサステナブルな商品提案を行っています。
株式会社ファーメンステーション

関わる人それぞれの多様なあり方を実現できる場へ(女性投資家・起業家の視点で)

―ファーメンステーションは女性起業家である酒井さんと投資家サイドにも女性がお二人いらっしゃり、この規模にしてはスタートアップ界隈では珍しいのかなと思います。是非女性として働くことや、女性の起業家・投資家として日ごろ考えられていることをお話しいただけますか?

遠藤さん:
まずお断りしておきますと、女性起業家だからファーメンステーションに投資したわけではないです。確かにVCにいる女性の割合はまだ少ないかもしれないですが、女性だからできない仕事ということは全くないです。また、私個人の考えとしては、女性は長く働くほど、そして歳を重ねるほど、仕事に対する気持ちが楽になるということは、これから働く若い方々にお伝えしたいですね。私も20代の頃は分からないことやできないことが多く、仕事が辛かった時期もありましたが、長く仕事をしていくと自分の経験や感じたことを伝えられるようになるので、楽になってきましたね。進化しないといけないというプレッシャーはありますが、純粋に仕事ができ、やりたい方向にシフトしていきます。すぐに結果が出なかったり、認められなかったりする経験にも諦めず、長く続けていくと気持ちが楽になる時がくると思います。

重富さん:
遠藤さんのお話に励まされました。私はまだ悩んでいますが、酒井さんは投資先として応援したいのはもちろんのこと、個人的にも大ファンです。社長として働き日々事業や社員のことを考えながらも、ご家族のことをケアされている姿を身近で見て、このような女性になりたいと感じています。社長でなくてもよいですが、自分のやりたいことを貫いている方が増えると嬉しいですし、励みになる方も増えると思います。そのような方をVCとして支援できたら嬉しいですね。

―酒井さんは、女性がトップや株主、役員であることに対して、事業をやっている上で意識していることはありますか?

酒井:
今は女性だからこれをやっているなど、何かを背負っている気持ちはほとんどありません。ですが過去を振り返ると、日本の金融機関にいた最初の数年間、多くの時間はそのようなことを考えていました。色々なことが不条理だと思う反面、逆にチャンスと思うことも多く、その葛藤を抱えながら日々仕事をしていましたが、今考えると無駄なエネルギーだったなと思いますね。女性起業家が少ない現実を見ると、会社のメンバーや投資家の方々のご理解はもちろん、家族も分かってくれて、背中を押してもらえているのはありがたいですね。私の場合は、家族の理解があるからできていますが、それが当たり前の世の中を作りたいですね。ファーメンステーションは女性に対して活躍できる環境を作ることができているということだけではなく、そのような女性を支えられる男性も作っていかないといけないですし、お母さんが絶対家にいないといけないという価値観が全てではない、そのような家族でも可哀想ではなく、それぞれのあり方が幸せということを伝えたいです。

遠藤さん:
どのような形でもその人が幸せであることが大事ですよね。ポジションはこだわらないですが、うまくいっているベンチャーにはキーパーソンに女性がいることは多いです。活躍している女性はたくさんいるので、諦めている女性がいたら、活躍する場所はたくさんあるということを伝えたいですね。むしろ女性にとっては、ベンチャーの方がシステムも固まりすぎてなくライフスタイルに合わせて柔軟に働きやすい環境だと思います。もっと活躍する女性が増えてほしいですね。

―事業としてもダイバーシティが大事なので、そのような土壌を作っていきたいと思える人たちに入ってもらいたいですね。

遠藤さん:
今後はグローバルに展開したいと仰っていたので、海外の方も溶け込みやすいグローバルなチームになっていくと良いですね。

いかがでしたでしょうか。前編・後編を通じて、投資家として客観的な視点と伴走者としての視点の両面でファーメンステーションへの期待や成長課題についてお話しいただきました。

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