【創業ストーリー】誰と生きて、何を成すか。

LOGICAに興味を持ってご覧いただきありがとうございます。

「実は私は“社長”に向いていません」

と言ったら、このストーリーを見てくださっている求職者の方が不安になってしまうので誤解を解いておきます。弊社の経営は立ち上げから4期目まで黒字です。マーケティングは経営そのものですので、そこはご安心ください。

私が代表という役割を担わせていただいているきっかけとなったお話をしましょう。私自身は、3つの医療法人でマーケティングスタッフ、マーケティング部課長・部長、本部長を務めさせていただきましたが、10年以上を費やしてもまだ自分自身が満足のいく結果に至っていません。

ユーザーの幸福と現場で働く仲間たち、そして本部で働く仲間たちが報われる仕組みをつくるために少しずつ経験値と信頼を稼ぎましたが、マーケティング領域だけではクリニック経営は改善しないということに気づきました。私自身はあまり目立つことが好きではないので、できれば目立たないところで組織を支えていたかったのですが、「みんなが努力しているのに報われない」状況を見過ごすことができませんでした。

「経営が悪化する組織の課題は人ではなく、仕組みではないか？」という仮説を検証するために、独立起業をし、0からクリニックの立ち上げをお任せいただき既存の概念を破壊して今までになかったクリニック運営の仕組み（システムを用いた）を構築しました。結果的に大きく経営数字が伸展し、仮説検証の結果から「本質的な課題を仕組みを再構築することによって改善する」という解法を見出しました。

頑張る人の努力を報いたい、その一心でここまで走り抜けてきましたが、たった3年で複数社の起業を行い、とんでもない集中力を保てたのは仲間がいたからこそです。気づけば人生という旅の仲間が増え、今では弊社だけでも15人を超える組織となってきました。仲間にとんでもない苦労をかけました。道なき道を走りながらつくるわけなので、ここまでにもたくさん大切な人が旅立ちました。自分の不甲斐なさを後悔し、あの時ああしていれば…、そんな気持ちを1日でも忘れたことはありません。

それでも私がまだ「死ねない（社会的にですよ笑）」と思うのは、まだ次世代にバトンを渡せていないからです。大変な苦労をともにしても未だにワクワクする気持ちを持ち続けている仲間たちと過ごすなかで、もっと旅の仲間が必要だと感じました。今は東京港区の赤坂（青山一丁目から徒歩2分です）にオフィスを構えるに至り、創業期に比べてかなり環境も改善してきました。

奈良県という田舎で育った私が、レンタルサイクルで走りながら（内部留保を少しでも貯めるために）渋谷のコワーキングスペースで仕事をしていた時を今も思い出します。側から見ると「しんどそう」に見えたと思います。時たま風の噂で「絶対失敗する」と言っている人がいるという情報が耳に入ってきました。それでもその時の私たちは“ワクワク”していましたし、やるかやらないか、やりきるかは自分自身が決めることだと思っていたので、コロナ渦で世の中が恐怖のどん底だった時でも「終わらない夜はない」と信じて自分のやるべきことを来る時に備えて準備をしてきました。今考えると都内をレンタルサイクルで疾走していた時が人生で最高に楽しかったかもしれません。

冒頭の話に戻りましょう。ここでは語りきれないほどのロングストーリーがまだまだあるのですが、私自身はただひたすら頑張る人に報いたかったので、本来、器でもない“代表取締役”という役割をさせていただいています。この役割は次世代の仲間たちがさらなる未来へ行くための踏み台でしかないと思っています。次世代のリーダーはここを見てくださっているあなたかもしれませんし、リーダーが複数生まれて協力して協業していくのかもしれません。どちらにせよ、今の仲間たちの状況を見ていると幸福なストーリーが待っていることを予感させるメンバーたちばかりです。最近、同世代の仲間もたくさん増えて楽しくなってきました。みんなおっさんおばさん（これが見つかったら土下座しときます）なのにワクワクしてるんです。

LOGICAは「誰かの悩みや課題を解決する」会社です。それは人生ですれ違っただけの人でもあり、ユーザーでもあり、クライアントでもあり、仲間でもあり、この社会の課題解決まで発展させることができるなら、それほど幸せなことはありません。

人生とは、「誰と生き、何を成すか」そういう物語だと思っています。困難もあるでしょうがそれを乗り越え、誰かの人生に私という人間が寄り添えたことを感謝して、何か少しでも未来に幸せを先払いしておく、そんなストーリーをこの会社で体現したいと思っています。

ここを見てくださったあなたがもし共感してくださるなら、ぜひ弊社にご応募ください。LOGICAは多様性を受容し、それぞれの強みを補完し、相互扶助するチームです。まだ見ぬ“仲間”に面接でお会いできるのを楽しみにしています。