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生成AIが変える仕事の未来:ChatGPTの活用と社内導入の取り組み

Photo by Dylan Taylor on Unsplash

生成AIサービスであるChatGPTが広まり、自然言語で精度の高い情報を取得できるようになったことで、仕事のやり方が大きく変わりました。IT業界では、以前は時間をかけて調べていた情報が簡単に手に入るようになり、トライアンドエラーを繰り返していた作業も、迅速にポイントを見つけ出し、正解に到達する時間が圧倒的に短縮されています。また、新しい技術にも、サンプルコードを簡単に生成してもらえるため、アプローチが格段に速くなりました。

IT以外の分野でも、例えば契約書の覚書を作成する際、以前は情報を集めて草案を書き、契約先と何度もやり取りして完成させていた作業が、ほぼ指摘なしで取り交わすことができるようになりました。また、外国籍人材の就労ビザ取得のための推薦状を書く際も、以前は参考文章を集め、行政書士にチェックしてもらう作業に数時間から数日かかっていたものが、今ではしっかりした文章を生成し、少し調整するだけで、実質30分程度で完了できます。

このようにChatGPTは、インターネット上の公知の情報を基に結果を出してくれます。ただ、会社内部のルールや固有の運用には対応していませんので、この課題にどうアプローチするか考えた結果、社内でAIを活用する方法を検討し、AI開発案件のメンバーからローコード製品の使い方を学びました。これにより、様々なLLM(大規模言語モデル)を使用して、社内のPCに社内固有のデータを蓄積し、LLM検索を行うことが可能になりました。

現在、社内環境を整え、Webサイト情報を含むチャットボットをリリースしました。さらに、社内ナレッジを生成AIで検索できる環境を整備しています。


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