【ゼロスペックCEO Interview④】ゼロスペックの今とこれから

※本記事は、CEO Interview第３弾です。前回分はこちらから。

「【ゼロスペックCEO Interview③】起業・壁打ちの日々・サービス立ち上げ・実証実験・資金調達」

※本記事はPodcastで配信している内容を、文字に起こし、まとめたものです。

Podcastで聞きたい方はこちらから。

https://open.spotify.com/episode/4nJKoKHEN0O4bLxgOs2Qo5?si=2PK4nBFbTz2Kh082ODeLyg

■プロフィール

ゼロスペック株式会社 代表取締役社長 多田満朗

2005年、米 Red Rocks Community College卒業。 日本に帰国後、新卒でニトリGに入社し、営業・海外開発PJT・EC内製化PJTなどをリード。 部長職を経て2015年に退職し、ゼロスペックを設立。 IoTセンシングデバイスとSaaSの掛け合わせサービスである「GoNOW」を開発。 「人々に「データ」から未来に新たな価値を提供する」ことを目標に事業に向き合う。

目次

• ゼロスペックの今について
• ゼロスペックの未来について

ゼロスペックの今について

ーーちょっと話を転じて、会社の組織の話を。今のゼロスペックの良いところと課題ってどんなところでしょう？

そうですね。

いいなって思うのは僕らは、採用ページに「いい人採用」と書いてるじゃないですか。

ゼロスペックはほんと、いい人が多いんですよ。

みんなが他人のことを気をかけながらという感じが強くて。

そもそものベースで本当にいい人が集まってくれてるっていうのは、すごいよかったと思います。

だから、一緒に働いてて、嫌な感じになることが、少ないというのがいいところの1つですかね。

逆で行くと、もっとチャレンジしてほしいところですかね。

僕が皆さんにフィードバックできるっていうことは、

せっかくゼロスペックに来てくれているからには

多くの経験・多くのキャリアアップをしてほしいということです。

そういうチャンスは多く渡したいし、僕もメンバーにもっともっと頼りたい部分がある中で、

もっと主張とかはして、

こういうことやりたいとか、もっとこうするべきじゃないかっていうのは、

すごい欲しいところですね。飢えているところでありますね。

ーー「もっと挑戦してほしい」。確かにその通りかもしれません。

コロナもあって、テレワークも増えちゃったので、

なかなかそういう会って話すことができなかった部分も多いので。

もっともっとこういう話を僕の方からもしてもいいんだと思う。

そういう言葉をかけてあげなきゃいけないなとは、

日々日々僕も反省はしながら。

…あと、僕の人生の中でよく思うんですけど、

人生の中で仕事してる時間ってすごい長いじゃないですか。

そこは楽しい時間であってほしいなとは思ってるんですよね。

それがね、楽しくなかったら、人生の時間のうち

嫌な時間が多いってことになるじゃないですか。

そう考えると、良い環境を作って、

楽しい仕事であったり、やりがいのある時間を増やしたい。

反対に、例えば、仕事をしていて大変なことってあるじゃないですか。

辛い時もあるんだけど、

意外に、そういう時に仲間との関係ってできてくると僕は思ってて。

信頼関係って、うまくいってる時にもできるんですけど、

辛い時とか困った時とかに、どういう行動するかとか。

「あの時こんな時期あったよね」とか。

「あの時2人でちょっと言い合いになったよね」とか。

「あの時あれのおかげでうまく、お客さんのサービスが稼働したよね」とか。

なんかそういう経験をできれば積んでほしいなとか。

そこでの関係を、いずれ自身のキャリアアップとか、

間違いなく自身の未来のプラスに繋がると思ってるので、

そういったところを経験はしてほしいなっていうのは、すごい思いますね。

ゼロスペックの未来について

ーーつらい経験を乗り越えて、信頼関係が生まれる。その通りかもしれません。話を転じて、これからのゼロスペックの事業ついて思うことを聞いてみたいです。

始めた当初から毎年倍以上のペースで売り上げが増えています。

会社としても今まさにキャズムを超えるタイミングに来ているので、

みんなにとっても、ここを超えるっていう経験がプラスにもなるだろうと思います。

そして、ここを乗り越えるのはほんと大変なので、

ここからチーム規模ももっと増えていくでしょうし、

やらなきゃいけないことも変わってくるタイミングだと思います。

今一度、原点に戻って

今僕たちが提供しているGoNOWというサービスに

向き合わなきゃいけないタイミングだったりするのだと思っています。

また、ゼロスペックが選択しているビジネスモデルがほんとに正しいかどうかとも

向き合うタイミングだと思うので、

そういう時間をみんが意識して作ってほしいなとか、

そういう思いを持ってほしいなと思っています。

あとは、それを達成するためにはチームが絶対必要。

今いる仲間、そしてこれから入ってくる仲間のことを考えた時に、

どういうチームの体制とか、どういう仕組みとか、どういう環境を作りたいね、

というのを考えていけるようなチームになってくれると、

非常に嬉しいなと思いますね。

ーーどんなパーソナリティー、どんな価値観の人とだったら一緒に働きたい多田さん個人としてはどう思っていますか？

先程挙げた３名の経営者のうち、

サイバーエージェントの藤田さん以外の２人（※注釈：似鳥会長・多田さんのお父様）は

直接お会いしたことがあって、その人たちの言葉を聞くと、

一緒に働くのはやっぱり「素直な人だ」って言われることが多くてですね。

当然、2人は僕よりも色んな経験されてるじゃないですか。

たくさんの修羅場をくぐってらっしゃる。

「言われたことに、素直にまず1回吸収する」、

そういう人材が絶対伸びるみたいなのを結構多くの経営者から聞いたので。

いつも自分もそうありたいなと。

否定から入るんじゃなくて肯定から入りたい、

言われたことは素直に受け止められるように人に、僕自身がなりたいなと思っています。

同じように、みんなもそういう風になってほしいな、と。

やっぱりみんなはね、経験ない中で

例えば僕から、きっと無理難題が上がると思うんですけど、

「難しいけどできないことではない」という風に、

シンプルに考えてくれると、もっと楽に皆がなったりするんじゃないかな。

ーー今のゼロスペックが「素直な人」の集団っていうのは、間違いないですね。まずは肯定から。大事ですね。

僕らで行くと、お客さんからの助けもありながら、事業が進んでる中で、

セールスチームがお客さんととてもいい関係作ってくれている。

これからも、迷ったらお客さんに聞いたりとか試してもらったりとか、

狭いところで考えるのではなく、どんどんそういう行動を起こしてやってくれると

きっとお客さんに価値をあげれるようなプロダクトになっていけると思っています。

こういうのをきっかけに、みんながもっともっとそういうチャレンジだったりとかやってみようっていうのが、なんか、会社として1つの文化としてなったらいいですよね。

「とりあえずやってみようと聞いてみようよ。」

「お客さんにとかここで悩んでも仕方ないよ！聞いてこよう。」とか、

そういう風になって悩むよりすぐ行動を起こすとなると、

もっともっとサービスがお客様に喜んでもらえたりしたら

僕としても嬉しいなと思います。

いかがでしたでしょうか？

個人的に、「創業者の人生の歩みや価値観」は

スタートアップの文化や成長に強く影響する要素だと考えております。

ありがたいことに、ゼロスペック社員や応募者の多くが

「多田の人柄」に惹かれているとという状況があります。

この記事を通して、一人でも多く

代表多田の価値観に共鳴する方が生まれれば嬉しいなと感じております。

そして、会社にすこしでも興味が沸いた方は、

まずはラフにお話ししましょう！

※主な募集一覧。下記ポジション以外でも、会社に興味がある方は是非。