なにをやっているのか
IoT×SaaS×AIで灯油配送業務を最適化するクラウドサービスを開発しています。
給油履歴とセンサーによる残量計測値から最適な配送ルートを自動的に計画。
ゼロスペックは、「データから未来に新たな価値を提供する」をミッションに、
2015年に創業したスタートアップです。
「GoNOW( https://5-now.com/ )」は灯油の配送計画を最適化するためのIoT×SaaSです。
現在は200社以上に導入、全国33都道府県20,000台もの灯油タンクにセンサーが設置されています。
《 GoNOWの特徴 》
・タンクに専用センサーを設置し、現場に行かずに灯油の残量を確認
・給油状況を入力するだけで日々の業務内容も可視化
・過去の給油履歴とセンサー情報から最適な次回給油時期を自動的に算出
《 トピックス 》
2019年:北海道起業家万博にて最優秀賞 / 地域IoTサミットにて最優秀賞を受賞
2020年:X-Tech Innovation2020にて最優秀賞を受賞 / PreAラウンドで約2.3億円の資金調達
2021年:J-Startup HOKKAIDO認定スタートアップに選定
将来的にはこの仕組みを他業界にも展開していき、あらゆる産業に《 データから未来に新たな価値の提供 》をしていきたいと考えています。
《 会社紹介 》
詳しい会社紹介は以下URLからご確認いただけます。
https://speakerdeck.com/shomatsuda3/zerosupetukuzhu-shi-hui-she-hui-she-shao-jie-zi-liao-cai-yong-zi-liao-1825e8c2-fe0e-4c6b-8672-5a868a2afdf1
なぜやるのか
過酷な状況下でも灯油を届ける配送員。少しでも効率良く配送するための仕組みを作りたいと生まれたのがGoNOW。
現場に行かなければ灯油タンク内の残量が分からないという課題を解決し、効率的な配送計画を作成することが可能。
GoNOWの現在のターゲットは「灯油配送」を展開している方たちです。
「タンク内の灯油残量が分からないので現場に行ってみたら、全然減ってなかった…」
「灯油が減っていることに気づかず、お客さまに迷惑をかけてしまった…」
「スタッフが辞めてしまって少人数で朝から晩まで灯油の補充をしなければならない…」
など、これまでの灯油配送業務は多くの問題を抱えていました。それらの原因は「灯油をいつ給油すればいいのか現場に行かないと分からない」から。暖房や給湯に使われる生活インフラのため、慢性的な人手不足・高齢化に悩まされているにもかかわらず、お客さまのもとに届け続けなければならない状況に陥っていました。
「無駄な配送を無くしたい…」
「どうしたら効率良く配送できるのだろうか…」
そんな悩みを解決するために、私たちはデータを活用することにしました。タンク内の灯油残量と配送実績を遠隔で管理すれば、現場にある困りごとを解決することができると考え、「GoNOW」の開発は始まりました。
そして、私たちが寄り添いたいのは、灯油を配送されている方たちだけではありません。
その先には、多くのエッセンシャルワーカーの方々の困りごとも解決したいと考えています。
日々の業務に新しい時間を作り出すことができれば、働く人にとっても社会にとってもより良い世の中になっていくはずです。私たちは、データから未来に新たな価値を提供するため、目の前にある課題に寄り添っていきます。
どうやっているのか
定期的に全社合宿を実施。社員だけではななくパートナーも参加しているのも「ゼロスペックらしさ」のひとつ。
開発メンバーは基本的にフルリモート。働く場所も時間も関わり方も、それぞれの暮らしに合わせて選択することができる。
ゼロスペックは灯油配送業界の困りごとを、
IoTセンシングデバイスとSaaSサービスの掛け合わせて、抜本的に解決します。
灯油配送業務の業務システムは先行事例がありますが、
弊社のようにセンサーと灯油配送システムとの掛け合わせ製品がほかにないことや、
GoNOWの機能性・ユーザービリティ等が評価され、
多数の大手・中小企業様にご利用いただいております。
※既に35都道府県(北海道から沖縄まで)、北海道内50市町村に導入実績がございます。
加えて、
過疎地域等の「灯油難民」の解決につながるサービスでもあることから、
複数の自治体との実証実験も実施しております。
また、さらなる機能拡張を見据えて
人工知能技術開発(北海道大学との共同研究)を進めております。
将来的にはこれらの要素技術を掛け合わせて、他業界へも進出し、
より「データから未来に新たな価値を提供する」企業に近づいていきたいと考えております。