こんにちは!
札幌本社のIoT×SaaSのスタートアップ「ゼロスペック株式会社」で
1人人事&バックオフィスをしている松田(https://twitter.com/SHOMATSUDA3)です。
今日はゼロスペックのカジュアル面談で、最も聞かれる質問の一つ
「ゼロスペックの求める人物像」について詳細に語ってみます。
※「求める人物像」と聞くと仰々しく聞こえますが、
平たく言うと、「採用基準」「社内評価基準」のことです。
※「求める人物像」と聞くと偉そうに聞こえてしまいますが、
弊社も皆さまに選ばれている立場であると認識しています。
もっとふさわしい言葉が見つかれば、タイトルを差し替えたいです…。
前提:ゼロスペックの事業フェーズと組織の属性
ゼロスペックはアーリーフェーズなスタートアップです。
どれくらいアーリーかと言うと、以下の通りです。
- 社員12名。
- SaaSをローンチしてまだ2年
- 直近の資金調達はPreAラウンド
まだまだ小さな我々の組織ですが、
中長期的にはもっと大きな価値を届けることができる集団になるため、
「ロマン(夢)とそろばん(定量目標)」のバランスを見ながら、中長期の道筋を立てています。
- ロマン
- より多くの方に「データで新たな価値を提供」し、幸せな世界を作り上げる
- そろばん
- 毎年2倍や3倍の成長をかかげ、そこから逆算して、各チームのPJTを推進する
※弊社の詳細情報は以下のスライドをご参照ください。
https://speakerdeck.com/shomatsuda3/zerosupetukuzhu-shi-hui-she-hui-she-shao-jie-zi-liao-cai-yong-zi-liao-1825e8c2-fe0e-4c6b-8672-5a868a2afdf1
ゼロスペックの現状の働き方に加え、上記の中長期の目線も加味ていくと、
ゼロスペックは現在も、将来的にも、
他の企業とは異なる属性を持つ会社であると考えられます。
- ゼロスペックの属性①「組織の規模に対して、業務量が多い・業務の範囲が広い」
- 現状はもちろんのこと、将来的にもこの傾向は続くと想定。
- 「生産性が高い」 = 「人数以上のアウトプットがある」 = 「ひとりひとりの担う業務の量が多い・範囲が広い」
- ゼロスペックの属性②「想定外の事象が起こる可能性が高い」
- 現在も将来的にも、過去事例がない(もしくは少ない)領域に対して、事業を展開する。
- 参考となるデータは自分たちで集めるしかない
- そのため、事前に想定していた計画を変更することも多くなると予想。
本題①:ゼロスペックの求める人物像
上記の3つの属性のため、
ゼロスペックの採用の目線・基準は、一般的な企業とは異なります。
ゼロスペックの採用基準の特徴「マインドフィット重視」
ゼロスペックではスキルフィットよりも、マインドフィットを重視します。
ゼロスペックの属性①②を鑑みると、
必ず「自身が経験したことがない業務」を実行することが多くなるはず。
(中には、業務の大半が未経験業務になっている社員も…!)
「自身の過去の経験」に固執する方は
入社後3~6か月は活躍できても(はじめは、経験したことがある業務を担うことが多い)、
長い目で見ると活躍できないと想定しています。
一つ具体例を挙げてみます。
例えば、ゼロスペックの属性①「組織の規模に対して、業務量が多い・業務の範囲が広い」について深堀をすると、以下のようなことが言えます。
- 業務量の多さ・広さに対して、「業務時間の多さ」で解決を図るのは、ゼロスペックの流儀ではない。
- 生産性の高い方法を生み出すことを重視。
- 業務時間の多さでカバーしても、事業はスケールしない。
- 例えば、「テクノロジー」「外部サービスの利用」等で定型業務はやらないようにする
- つまり、社員はどんな役職であっても、「仕組みの構築」や「プロジェクトマネジメント」が求めらえることが多くなる。
つまり、これまでの経験が、
「小売り業界かIT業界か?」はそこまで重要ではなく、
目の前の事象に対して、どう考え・どう行動するかが大切であると考えています。
これらを最もシンプルにまとめると、
以下の画像の通りになります。
本題②:ゼロスペックの面接
上記の通り、マインドフィットを大切にするゼロスペック。
そのため、ゼロスペックの面接では、
過去に行った業務の内容にはそこまで固執しません。
結果の大小に対してもそこまで気にしていません。
それ以上に、その業務を実行するにあたり、
- どのように考えて実行したか?
- その想いの源泉は何か?
等を大切にお聞きしたいと考えております。
最後に
いかがでしたでしょうか?
「採用・人に真剣に向き合ってる会社って素敵だな~。」と思われた
そこのあなた!
お気軽で構いませんので、一度お話しいかがでしょうか?