SalesNowに1人目正社員として加わった仲間、渡邉良次(わたなべりょうじ)。DeNA、ドワンゴ、グロービスなど名だたるベンチャーで経験を積み、ココナラで上場経験後、SalesNowにデザイナー兼PdMとしてジョインしました。
数多あるスタートアップの中から、次の挑戦の場としてなぜSalesNowを選んだのか、今何に取り組んでいるのか、何を想い業務に取り組んでいるのか、インタビュー形式で深掘りました。
渡邉良次
青山学院大学を卒業後、Web制作会社に新卒入社。株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社ドワンゴ、株式会社グロービスでデザイナー兼PdMを経験。その後、株式会社ココナラで上場経験し、独立。株式会社グッドパッチにてデザイナーPM兼マネージャーとして参画しつつ、SalesNowに業務委託フリーランスでジョイン。2022年10月にSalesNowに正社員として入社。現在は全社のデザイン統括を担う。
#SalesNowではたらくひと とは
SalesNowで働く人へのインタビューシリーズです。SalesNowに入る前までのキャリア、なぜSalesNowにジョインしたのか、今何を思い仕事に取り組んでいるのか、入社後に気付いたSalesNowの魅力などをインタビュー形式で深ぼっていきます。
想定読者
・スタートアップで上場やM&Aを経験後、次の挑戦の場を探している方
・SalesNowで働くことに興味を持っている方
DeNA、ドワンゴ、グロービスでデザイナー兼PdMとしてキャリアを積み上げ、ココナラで上場を経験後に独立。
まずは入社前のキャリアについて教えてください。
大学卒業後、Web制作会社に新卒入社し4年ほど働きました。その後「エンドユーザに直接向き合える環境」を求めて、事業会社をキャリア軸とし、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社ドワンゴ、株式会社グロービスでデザイナー兼PdMを経験しました。その後ジョインした株式会社ココナラにて上場経験し、独立に至りました。
独立後は、スタートアップ特有のスピード感やワクワク感、急拡大していくフェーズをもう一度経験したいと思い、次の挑戦の場を探していました。フルコミットする先を見極めるために、業務委託で複数社に参画していました。SalesNowもそのうちの1社で、向き合うセールスの課題・非効率性に興味を持ったことがきっかけで、業務委託での参画を決めました。
やはり僕はスタートアップのフェーズに1番面白みを感じています。成熟したベンチャー・上場企業と、スタートアップの決定的な違いは、やりがいとスピード感だと思っています。
スタートアップでは自分が受け持つ領域が否が応でも広いため、会社や事業に自身が与えるインパクトが桁違いです。自分の動き次第で会社・事業の成長角度が左右されるやりがいの大きさは、スタートアップの大きな魅力ですね。
また、スタートアップ特有の急成長していくスピード感も醍醐味です。日々目まぐるしく状況が変わり、3ヶ月経つだけでまるで違う姿となります。知的好奇心の強い僕にはぴったりの環境だと思っています。
複数のスタートアップやベンチャーに参画し、上場まで経験したからこそ、躓くポイントや立ちはだかる壁を事前に察知し対策することができます。自分なりの価値を出せる点もやりがいに繋がっていますね。
オフィスのオープンスペースでインタビュー
セールスの働き方を変える、という経営陣の志を本気で一緒に実現していきたい。
上場まで経験されていて、すでに2週目感がありますが、次の挑戦の場としてSalesNowを選んだ理由は何だったのでしょうか?
SalesNowでは1年ほど業務委託でデザイナー兼PdMとして働きました。さまざま見ていたスタートアップの中で、SalesNowに最も魅力を感じ、正社員として入社を決意しました。
SalesNowを選んだ理由は大きく4つです。
まず、セールスのドメイン領域における「解くべき課題」に意義があることでした。Salesforceの調査結果によれば、セールスは本質的な営業に28%しか時間を使えていません。これは、ユーザインタビューなどを通して、生の声としても実感しています。業務の72%が本質的な価値に繋がりにくく非効率なのは、自分がその立場なら心がしんどいと思います。
Salesforceの調査結果
僕はキャリア哲学として「ユーザに向き合うこと」を重要視しています。SalesNowが解決に向かうユーザの課題が腹落ちし、自分ごと化できたのは決め手の1つでした。
次に、代表の村岡とCOOの粂が掲げるビジョンを本気で一緒に実現したいと思ったことです。
僕自身は、先頭に立ってビジョンを掲げ組織を牽引するリーダータイプではなく、ビジョナリーな人の夢を隣で全力で支援したいフォロワータイプです。1年間業務委託で関わる中で、経営陣とお互いにリスペクトしあう関係を築くことができ、この経営陣のもとで、壮大な夢の実現を一緒に本気で追いかけたいと思うようになりました。
さらに、SalesNowメンバーの"人の良さ"です。僕は「誰と一緒に働くか」についても大切にしています。SalesNowには、人に対して悪意を持って接するような"邪悪な人"が1人もいません。他者の価値観や人生のフェーズ・考え方を受け入れて尊重し、職種が違ってもリスペクトする精神が根底にあり、困っていたら助けてあげたいと思える人ばかりです。採用のフィルターが本当にすごいですね。代表の村岡が採用での見極めに強い自信を持っており、彼の「人を見極める目」にいつも感嘆しています。
最後に、スタートアップでの挑戦と子育ての両立ができる環境です。僕には現在4歳の娘がいます。SalesNowはフルリモート・フルフレックス・コアタイム無しのため、時間的にも物理的にも自由です。1年間業務委託で働く中で、SalesNowではスタートアップでの挑戦と子育ての両立が「表面上の言葉」ではなく、実体が伴っていると確認することができました。
参考:COO 粂の子育ての記事
これらの理由から、1年間業務委託で関わった後、自ら経営陣に正社員化を打診し、創業メンバーとしてジョインすることとなりました。
4歳の娘と休日にポケモンセンターで買い物
常にユーザ価値から逆算してデザインに落とし込む。捨てる覚悟で作ることでスピードを担保する。
ビジョンや環境、働く仲間の魅力が伝わってきました!渡邉さんの現在の役割や業務について教えてください。
全社のデザインを統括しています。業務内容としては、プロダクトデザインと、全社のコミュニケーションデザインの2つに大別されます。
プロダクトデザインでは、『SaaS+Database』のセールステック「SalesNow」と、企業データベースメディア「SalesNow DB」におけるデザインを統括しています。デザイナーとしてUIを作ることはもちろんですが、デザインに落とし込む前に、ユーザ価値や活用シーン、受け入れ要件を明確化することを心がけています。自分がビジネス側とプロダクト側の架け橋となることで「使われないものを作らない」ことを常に意識しています。
また、全社のコミュニケーションデザインでは、採用やマーケティング、IRやPRにおける全社的なデザインを担っています。具体的には、サービス資料や会社資料、広告やプレスリリースにおけるバナーの作成など、全社からデザイン要望を集約しデザイン推進しています。
デザイン業務を進める上で、いま最も意識していることは「捨てる覚悟」を持って作ることですね。創業フェーズのため、目まぐるしく状況は変わります。デザインに関してスピードを担保するために"捨てる覚悟"を持つことが、このフェーズでは最も重要だと考えています。今後フェーズが進んでいくにあたり、デザイン組織化することやルールやシステムを構築していけたらと思っています。
COOの粂とキッチンでカジュアル1on1
SalesNowは全員が「デザインの力」を信じているプロフェッショナル集団。
働いてみて感じているSalesNowの魅力について教えてください!
SalesNowは働けば働くほど魅力が溢れてくるのですが、大きく3つです!
まず1番は、全員が「デザインの力」を信じていることです。
代表やCOO含めて、創業期からここまでデザインを大事にできているのは、他のスタートアップとは一線を画しているかと思います。デザインは費用対効果が見えにくい領域ですが、SalesNowでは明確にデザインをユーザ価値に転換し、長期的な競合優位性へと繋げることができています。プロダクトの使いやすさやデザイン自体がユーザから褒められた時に、全員が喜ぶ文化も醸成されています。
次に、「自由と責任」を体現するプロフェッショナル集団であることです。
プロフェッショナルとは何なのかという話ですが、まずシンプルに成果が出ていることです。プロダクトサイドはPMFを実現できるプロダクトを作り切り、ビジネスサイドでは事業計画達成のためのMRRを積み上げ続けることができています。
また、ファジーなボールを明確化し前に進める力がある点も素晴らしいです。山のように出続ける曖昧で抽象度の高い課題を自分ごと化し、解決に繋げることができています。
フルリモートフルフレックスで働き方の自由度が高い分、自分の責任範囲を全うするプロフェッショナルが集まっていると感じています。
最後に、スタートアップならではの裁量とやりがいです。
創業メンバー10人のフェーズだからこそだと思っています。SalesNowはプロダクトサイドとビジネスサイドの距離が非常に近いです。自分が作った新機能がダイレクトにユーザ価値に繋がり、目に見えてARRが積み上がったりと「自分たちの手で事業を創っている感」をバリバリ感じることができます。会社が大きくなったフェーズや、上場後の環境では、やはり業務が細分化され「この機能のここだけ」などインパクトが見えにくくなりがちです。上場企業や成熟したベンチャーと違い、スタートアップ創業期の今のフェーズだからこその面白さを毎日感じています。
PdMとソファで打ち合わせ
自分の動き方次第で会社や事業の運命が左右される一番面白いフェーズ。
確かにSalesNowには「デザインの力」を信じる文化がありますよね!逆に入社してからのギャップや大変だったことはありましたか?
これは良い点でもあるのですが、自分の持つボールが想定以上に大きいことですね。ユーザ価値・要件を整理しデザインに落とし込むのはもちろん、ビジネスサイドやエンジニアなど幅広い関係者と調整して開発リリースまで持っていったりと、想定以上に業務範囲が広いです。自分の動き方次第で会社や事業の運命が左右される面白いフェーズだと思っています。
また、全て白紙に戻す意思決定が発生する時は大変ではありますね。デザインを作ったものをガラポンで全て白紙に戻して作り直したりしています。ただ、これは大変ではあるのですが、事業や組織として間違いなくポジティブなことであり、全く苦ではありません。「捨てる勇気」を持つことこそが、スピードと質を担保するために大切なことだと考えています。
いずれも上場企業やベンチャーの時には味わえないやりがいに繋がっていると感じています。
オフィスでデザイン作業
今後の目標について教えてください!
全社としてデザインの価値提供範囲を広げていきたいです。
現状はプロダクトデザインをメインに取り組んできましたが、プロダクトのPMFの1周目が完了し組織拡大フェーズの今、全社デザインとしてやっていきたいことがまだまだあります。マーケティングやセールス、広報やIR、ファイナンス領域など全社に対して、デザインの力で、会社・事業を前進させていきたいです。それに伴いデザインチームの組織化も進めていきたいと思っています!
組織拡大フェーズのいま、どんな人と一緒に働きたいですか?
「自分より優秀な人」にどんどん入ってもらいたいです!
組織における優秀さとは、それぞれ違う得意領域を持った人材の集合だと思っています。僕自身の強みは「ユーザ目線を兼ね備えたデザイン」であり、組織づくりやプロダクト開発・ビジネスサイドなど各領域で強みを持った人たちと働きたいです。
僕個人としては、現状デザイン統括をしつつも、デザインのスペシャリストとして現場にいる方が価値を出せると思っています。デザイン組織作りやプロダクト組織作り、またマネジメントを得意としている方などぜひ参画してもらい、僕の上司になってもらいたいですね。笑
最後にメッセージはありますか?
僕のように、ベンチャーを複数社経験したり、上場やM&Aを経験後で「スタートアップで次の挑戦の場を求めている方」がいれば、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!
次の挑戦の場としてSalesNowは最適だと思っています。SalesNowは、シリーズA資金調達済で、1週目のPMFも完了しながら、正社員は10名のみで、これから一気に組織を拡大していく"最後の創業フェーズ"です。成功確率が大幅に高まっている中で、創業メンバーとして参画できるのは、日本にSalesNowくらいしかないのではと思っています!
ぜひ一緒に世の中を変革するプロダクトを創っていきましょう!
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