Bison energyの開発部は、全員が業界未経験で入社。
それでも一線で活躍している社員ばかりで、畦上学もそのうちの一人です。
「Bisonの名前を広める意味で、自分が会社の顔として能動的に動き、自分を見て判断してもらう」ことが価値観の畦上に、Bisonの開発営業としての考えや働く醍醐味について聞きました。
ワークライフバランスを考えて転職し、今では開発で再生可能エネルギーの土台を支える。
- まずプロフィールについて教えてください。
畦上:けっこういろいろとやってきましたね。最初は食品の卸売会社で営業、その後スポーツインストラクターを経て、直近は建築関係の施工管理を13年弱やっていました。
施工管理や電気関係の資格のスキルをいかしつつも不規則な業務環境を変えたくて、業界をそのあたりに絞って+ワークライフバランスを念頭に転職先を探していたところBisonに出会いました。
toBtoCに関わらず、ずっと仕事で人と接してきたのでそこは自分の強みとして持っていました。休日数や残業時間など環境が整ったBisonで、改めて営業に戻ってどこまでやれるか。業界としても成長段階なのでチャレンジのつもりで応募したところ縁あって今に至ります。
- Bisonの開発営業とは具体的にどのような仕事なのでしょうか。
畦上:多少順番は前後しますが大きく分けて、①情報収集②土地の選定③土地契約④接続検討⑤許認可申請という感じです。
①情報収集は、WEBや不動産屋の紹介で太陽光発電に目ぼしい土地の情報を収集します。ほぼデスク上でおこなうので、この段階で現地に行くことはほとんどありません。
②土地の選定は、①で見つけた土地の場所・形・傾斜・南側に日を遮るものがないか・宅地か農地かなど、あらゆる面において適性をみていきます。
パパっと簡単にできそうなものですが、この中には自治体管轄の土地か個人所有か、個人所有でも2人に地権者が分かれていたり、土地区分によって発電用には使えないこともあるので、役所との電話に一喜一憂の日々です。
その後、選定要件にオールクリアした土地については分析表を作成。その土地の詳細資料を揃えて社内稟議に持っていきます。
③土地契約は、不動産会社や地権者と金額や支払いなどの契約交渉です。地権者と直接やり取りすることもあれば、不動産会社と交渉することもありますが、契約内容について交渉をして契約締結をします。
④接続検討は、②の資料にプラスで別部署に引いてもらったパネル設置などの図面を加え、発電施設としての可否判断をお願いするため電力会社に資料を提出。
返事に3カ月ほどかかるので結構やきもきします。その後、返答と同時に当社の工事負担金が分かるので、その土地の将来的な売電収入とのバランスを踏まえて土地の金額を交渉することもあります。
⑤許認可申請は、都道府県や市区町村の自治体によって、法律やガイドライン等、申請に関わる制度が違うので、それに合わせた書類を準備して申請します。
加えて、その土地の自治会や周辺住民の方々への説明会実施の申請もおこない、OKなら、電力会社との細かいやりとりは残りますが、大まかな流れとしては開発営業の仕事はこれでコンプリート。社内のEPC事業部に引き継ぎ、設計・調達・施工業務へ進みます。
契約まで一つひとつのハードルを越えていくのが楽しい
- この仕事のやりがいはどのようなところにあると思いますか。
畦上:土地がなければ発電はできません。その礎を担当するこの仕事は、完成した発電施設には形として残りはしないものの、限りある土地に対して自分が発電施設となるように動いた結果なのだと思うと、社会貢献性の高さを感じます。
ひとつの土地が各ステークホルダーから発電施設の建設を許可されるまでの期間の長さやハードルの多さが、他の営業にはないところでしょうね。同じ不動産系でも、住宅や商業施設などの営業をされている方からするとびっくりすると思います。
かけた時間と労力の分だけ、乗り越えたときの達成感はひとしおです。最初はその一つ一つに都度凹んでいましたが、他の案件も進めていますし立ち止まっていられません。
あと、相続された土地が親族間でトラブルの種になっていたりもするので、そのような事情のところに我々が入って感謝されることもあります。直接的に人の役に立ったと実感する部分です。
- Bisonで働くチームの雰囲気ってどうですか
畦上:それぞれの持ち味を生かした営業で、一緒に働いていてもアプローチ方法が違うので面白いし勉強になるなと思います。
また、基本的に1つの土地は1人の開発担当が最後まで責任をもつ形なのですが、案件によってつまずくポイントも様々で、そのような困難は小さなことでもチームで共有して一緒に解決するスタイルなのが良いですね。同僚の案件に帯同して2人体制で解決することもよくあります。
定例会議もないので、それぞれにコミュニケーションを取る中で解決法を見つけていくわけですが、チームで乗り越えるとそのままチームとしてのリソースにしやすいので、次に同じような状況になった場合に早く確実に動けますよね。当然、全体的な業務スピードも早くなるので、良い循環になっていると思います。
- 開発部って当社の中でも特にコミュニケーションが活発な気がします。
畦上:そうなんですよ。うちって部署ごとに大まかにデスクが固まっていますが、開発が特におしゃべり多いと思います。笑
業務についてはもちろんですが、日々の些細な出来事など自然と話せる空気感が自分にも合っています。また、不動産系の営業って世間的にはハードワークなイメージですが、定時で帰れることも多いので環境面については特に満足しています。
- 今後やっていきたいこと、目指したいことを教えてください。
畦上:今は宅建の資格取得に向けて勉強の日々です。今年初受験なのですが、独学では続かない人間なので(笑)、仕事のあとに週2で学校に通っています。この仕事の必須資格ではないものの、資格を取り専門知識を携えて、更に確実でスムーズな取引ができるようになりたいです。
また、今後は太陽光の野立てだけでなく、屋根置きや蓄電池の土地開発も進んでいくと思うので、開発の自分の力を他分野に展開していけるようになるといいなと考えています。
- 最後にこのWantedlyページをご覧の方へメッセージお願いします。
Bisonは体制や制度が固まりきっていない分、個人の裁量が大きくて個人の強みを仕事に生かしやすい会社だと思います。
都度コミュニケーションをとりつつ自律的に仕事を進めたい人にはピッタリで、未経験の自分でも実績がつくれていますので、そんな方はぜひBisonで一緒に働きましょう!お待ちしています。